札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

『ララのこと』カテゴリーの投稿一覧

クーニャからララとルルへ、ララから子供たちへ

堀には降りられぬイコロでございますが、

この程度のスロープなら

どうってこと

ないです。

むしろとても楽しそうです。



ララとツヨシ

同上

ララとピリカ

同上

ララは1994年11月、大分県別府市のケーブルラクテンチにて、双子の姉妹ルルとともに生まれました。
父はシロー(別府時代の名前はポール)、母はクーニャといいます。
(彼らはそれぞれ徳島と香川で暮らしています)

ララが円山動物園に来たのは、1996年5月のことです。
ララもツヨシ・ピリカ・イコロ・キロル同様、2歳になるのをを待たずに母親のもとを離れています。
(ラクテンチの件は事情が違うけれど、それはまた別の話)

野生のホッキョクグマの母子は、概ね2年ほど一緒に過ごしますが、
それだけの保育期間を必要とするのは、厳しい極北の地で生きていくうえで欠かせない
アザラシ(ときにはセイウチやベルーガ)狩りの手法などを覚えるのに時間がかかり、
また、栄養状態の違いなどにより、飼育下よりも発育が遅いためではないでしょうか。

動物園で生きるうえで、一年と少しの保育期間でも全く問題のないことは、
ララが証明してくれています。

クーニャのもとで暮らしている間、ララはじゅうぶんに愛され、生きていくうえで必要なものごとを学び、
そうして円山で4頭の子を産み、クーニャから学んだことを子供たちに授けてくれました。

動物園の動物である限り、親子の別れの時はヒトが決めざるをえません。
身体的にも精神的にも問題ないとはいえ、胸が痛まないというと嘘になりますが…。


デナリが帰って着次第、ペアリングさせ、繁殖を試みることについて、
ララの身体的負担を心配されている方が少なくないことと思います。

当園は種の保存の御旗のもとに動物に無理をさせようとは思っていないし、
ララのことはとても大切にしています。
大切に飼育していなかったらツヨシもピリカもイコキロもこの世にいません。

今までのケースをみれば、3~4月にデナリとララが恋の季節を迎えると、ほぼ確実にララは妊娠します。
それからデナリと別居させ、餌の量を増やし、環境を整えて、11月には産室に収容するのです。
ただ、子を育てるかどうかはララに委ねられています。
こんな環境では、こんな身体状況では子は育てられん!
とララが思ったら、彼女は赤ちゃんを育てずに放置したり、食べてしまったりします。
最終的な判断はララがするのです。


ララと子熊を心配してくださってありがとうございます、大丈夫ですよと言いたかったのですが、
私の拙い文章で伝わるかどうか、あまり自信はないです。

気を取り直して寝姿百態です。(100ないよ!)

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ご報告


ララの左前足は時間の経過とともに良くなっています。
捻挫だったようです。
まだワモンアザラシ狩りができるレベルではないかもしれませんが
(元気でもしませんけど)、もう平気そうです。
(画像は全く関係のない5月のものです。各々フリーダムな姿勢のおやつタイム)

本日午後からは普通に左前足をついて歩けるようになり、
屋内収容後も平時と変わらぬ様子だったと担当飼育員から聞きました。

ご安心下さい。

心配してメールやお電話をくださった皆さま、ララの異変を知らせてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。

ララは大丈夫です。

ララが左前足を負傷し、ご心配をお掛けしております。


昨日の昼頃よりララが左前足を浮かせて庇って歩くようになり、
折悪しく獣舎に職員がいない時間帯だったため、
ララを見ていたたくさんのお客様が動物園センターまで知らせて下さいました。
ありがとうございます。

前足を痛めた原因は不明です。

(4日に雪で足を滑らせた、誕生会のときも前足に力が入らなかったので子供にマスを取られていたのでは、
というお声も頂いているのですが、一昨日の晩は至って普通でした)

獣医によると、それほど重篤な怪我ではないので、経過観察するそうです。
今朝もやはり痛そうですが、歩く様子からすると昨日よりはやや良好、と聞いています。



ご心配をお掛けして申し訳ありません。
日を追って良くなると思われますので、見守っていてください。

昨夜のうちにお知らせできずすみません、様子を見ていました。


牛肉を召し上がる昨日のララ様。

ご子息(イコロ)と牛肉を奪い合うララ様。

暴走お母さん

本日午後にデスクワークを40分ほどさぼり、ニタニタしながら写真を撮りました。
撮影も仕事の一部なのですが、妙な背徳感というか、罪悪感を抱いてしまうのは何故でしょう。
他の仕事が溜まってしまうから、というのも大きいのですが、
動物を見ているのが楽しくて、遊んでいるのと変わらないからですね。
いつも「イコたん、キロたん、ララ様、最高、可愛い、ぐへへへ」という気持ちでカメラを構えています。
気持ち悪いなあ。


息子(キロル)を追い回すララさん。


息子(イコロ)を締め上げるララさん。

今日のララさんは実に元気でした。

ごめんなさい、詳しい様子はまた今度。


北海道の動物園は冬季休園するものと思っていらっしゃる方が多いのですが、
当園は12月の29、30、31日以外は毎日開園しています。
どうかララさんと愉快な息子たちの様子を見に来てください。

母なる証明

映画観たい。


一昨日、匿名でお煎餅が届きました。
ありがとうございます。
運開ですって。運が開けるんですって。
さっそくバリバリ食べました。
動物園に異動してからというもの壊滅的な状況である男運が上昇することを祈って…
嘘です、仕事運が開けますように。
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お礼のピリカ幼少期画像です。

これ、後足を齧っているんです。
ララにかまってもらえないストレスからやっていたらしいです。
大事に育てられたことに変わりはないのですが、ツヨシに比べると放っておかれがちでした。

イコロとキロルは母に放っておかれても二頭で遊ぶので、今回は母子ともにストレスが溜まりません。


大人気の青い容器。母だって遊びたい。



母の肩(?)に前足を置いて何を訴える?

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10月も、もうすぐ終わりか。
野生のホッキョクグマが、アザラシ狩りのために海が凍るのを待つ頃ですね。

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