双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
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午睡と遊び
Posted by hokkyoku on 2009年3月26日(木) 00:40
拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
経営管理課の樋泉です。現実逃避が特技です。
これを書き終えたら現実と向き合います。
私が無為に過ごしていた昨日、閉園後に双子の体重測定・体毛採取等が行われました。
ちょっと、いや、かなり悔しい。久々の休みでも、出勤すべきでした。
ホラー映画のDVDなんぞ観ている場合ではなかったです。
一時的にとはいえ、引き離されるララと双子にとっては恐怖の時間ですが、成育の状態を見たり、性別判定を行うためには止むを得ないことです。
地上最大の肉食動物、北極圏の王であるホッキョクグマ。
ちびっこでも、人間の意のままにはなりません。まして2頭です。
彼らの暴れる様子を面白がるつもりは毛頭ありませんが、どれほど子熊にパワーがあるのか、そばで見てみたかったのです。
体重等は後日改めてお伝えいたします。
今日は急いでやらなければいけない仕事が多々あったのですが、(今もあるのですが、)昼食後に熊館へダッシュ。
いいよね、ちょっとくらいなら机を離れてもいいよね、双子の成長を綴ることも仕事のうちだよね、と自分に言い訳しつつ、30分ほどララと双子の様子を見に行きました。
駆けつけてみると、昼寝タイム。
ちょうどララと双子が見える位置にお客さまが固まっています。
今日は動物園日和でしたね。
なんという寝顔。高いズームレンズを買った甲斐があるというものです。
口角が上がっている動物は人に愛されやすいといいますね。
イルカがその代表的な例でしょうか。
ツインズも口角が上がっております。
私も口角を上げて生きていくことにします。ニヤニヤ。ニヤリ。
幸福な午睡。
起きた!
寝転がったまま遊ぶツインズ。その顔、面白いよ。
子熊が複数頭いると体格差が生じて、小さい方が亡くなってしまう、ということもしばしばあるそうで、双子だとわかったときにそれを危惧していたのですが、彼らはほぼ同じからだつきですね。
それぞれの耳のうしろに識別のための黒い印をつけたと聞いたのですが、ほとんど消えかかっています。
今は堀の壁際にいたい気分なのですね。そんなところではお客さまが見づらい。
ファイティングポーズ。
走るときの足取りがまだぎこちないですね。途中で転んでしまいます。
ここで双子が死角に入ってしまって、私は大人しく事務所に戻りました。
さて、諸々の書類を作らねば。
日付変わってた・・・!