札幌100マイル

札幌彫刻美術館日記-彫美家の日々

札幌宮の森にある小さな美術館の日常を学芸員がお伝えします。

2013年05月 の投稿一覧

暑くなりましたね!

暑くなりましたね~。

先週と比べると気温の変動が激しく、
虫たちも一気に活動をし始めたようです。


今日は、近所の小学校の子どもたちが来てくれたのですが、
実は3日連続で来てくれたのです!!

一昨日は学校の授業で、昨日は子どもたちだけで、
そして今日はさらにお友達を連れてきてくれました。
学校の授業がきっかけで興味を持ってくれたようです。
嬉しい限りです。


私が子どもの頃住んでいたところは、近くに美術施設がなく、
本などで憧れていた思い出があります。
そう考えると、近くに本物の美術作品が見れる施設があり、
ふらっと行けるのは羨ましいですね。

お近くに美術施設がある方は、ちょっとそこまでいかがです?


泉の像②

彫刻美術館へ続く石畳の坂、
歩いて通ううちにふと気付いたのです。

「あ、泉の像!」

いつも撮ろうと思って忘れていたのですが、先日やっとおさめました。
札幌を象徴する泉の像とテレビ塔の組み合わせです。






この模様、石畳にある全てのマンホールが同じ模様になっているのかと思いきや、
どうやら一部だけのようです。私は今のところ、いつも通る道の一つしか見つけられていません。


思わぬところで、見覚えのある何かに出会う。小さなことでも何となく嬉しくなるものです。
美術は、ちょっとしたワクワクを生むきっかけにもなるのでしょうね。

春の美術館めぐり

5月22日(水)は、
今年度一回目の【彫刻美術館~芸術の森】春の美術館めぐりでした!

お天気はあいにくの雨だったのですが、気温には恵まれ暖かい一日でした。
行先は、
「本郷新記念札幌彫刻美術館」~「札幌芸術の森美術館」~「関口雄揮記念美術館」
札幌市内の3つの美術館をめぐるボリューム満点コースです。

今回は札幌芸術の森美術館で「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良」展が開催されており(5月26日まで)、佐藤忠良と親交が深かった本郷新の作品と合わせてみることができる絶好の機会となりました。彫刻美術館で開催中の「『かお』を読む-顔をモティーフにした彫刻-」は6月9日まで。

また、彫刻作品だけでなく関口雄揮記念美術館では関口雄揮が描いた絵画を鑑賞しました。関口の描いた荒涼たる北の大地と、大胆な白の色使いは目を見張りました。「雪と風景」展は6月16日まで。


お昼は、リニューアルした芸術の森レストランで食事をとりました。ビュッフェ形式なのですよ。ヘルシーメニューですが、十分お腹が一杯になりました。デザートは別腹ですけどね(笑)

ちなみにサラダのお皿にのっているものはふかしイモです。







というわけで、春の美術館めぐりのご報告でした!
6月には「初夏の美術館めぐり」と、毎年恒例であります「石狩 初夏の旅」が行われます。詳細は広報さっぽろ、またはHPでお知らせします。どうぞふるってご応募下さい。

泉の像

まだまだ寒い日が続きますね。


ところで、先日大通りの地下を歩いていると興味深いものを発見しました!
その名もさっぽろ大通公園大豆クッキー」(morimoto)
「さっぽろスイーツ2013」グランプリ商品です。


何にひかれたと言いますと、
なんと本郷新の《泉の像》が載っているではありませんか!
そして、子どもたちに大人気のイサム・ノグチ作《ブラック・スライド・マントラ》も!

大通公園に数ある彫刻の中で、
この二つの彫刻作品が札幌のシンボルとなっていることを改めて認識しました。

もちろんクッキーもいただきました。
香ばしくて美味しいですよ。お試しあれ。
http://www.haskapp.co.jp/topics/2013/03/2013.html




やっと暖かくなりました

GWは雨続き、その後晴れてもコートがないと寒いほど...

今日はようやく春らしい気候になったという感じです。
朝には、美術館の前庭に水をまくこともでき、
芝生がようやく緑に茂り始めました。

美術館すぐそばの宮の森緑地の雪も溶けたようですので、
ウォーキングがてら立ち寄って下さいね。

美術館の前庭にはベンチも設置してありますので、
お弁当を持って来て、野外彫刻を見ながらの休憩がおススメです!!


みなさまのご利用をお待ちしております!

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