札幌100マイル

札幌彫刻美術館日記-彫美家の日々

札幌宮の森にある小さな美術館の日常を学芸員がお伝えします。

2013年05月23日 の投稿一覧

泉の像②

彫刻美術館へ続く石畳の坂、
歩いて通ううちにふと気付いたのです。

「あ、泉の像!」

いつも撮ろうと思って忘れていたのですが、先日やっとおさめました。
札幌を象徴する泉の像とテレビ塔の組み合わせです。






この模様、石畳にある全てのマンホールが同じ模様になっているのかと思いきや、
どうやら一部だけのようです。私は今のところ、いつも通る道の一つしか見つけられていません。


思わぬところで、見覚えのある何かに出会う。小さなことでも何となく嬉しくなるものです。
美術は、ちょっとしたワクワクを生むきっかけにもなるのでしょうね。

春の美術館めぐり

5月22日(水)は、
今年度一回目の【彫刻美術館~芸術の森】春の美術館めぐりでした!

お天気はあいにくの雨だったのですが、気温には恵まれ暖かい一日でした。
行先は、
「本郷新記念札幌彫刻美術館」~「札幌芸術の森美術館」~「関口雄揮記念美術館」
札幌市内の3つの美術館をめぐるボリューム満点コースです。

今回は札幌芸術の森美術館で「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良」展が開催されており(5月26日まで)、佐藤忠良と親交が深かった本郷新の作品と合わせてみることができる絶好の機会となりました。彫刻美術館で開催中の「『かお』を読む-顔をモティーフにした彫刻-」は6月9日まで。

また、彫刻作品だけでなく関口雄揮記念美術館では関口雄揮が描いた絵画を鑑賞しました。関口の描いた荒涼たる北の大地と、大胆な白の色使いは目を見張りました。「雪と風景」展は6月16日まで。


お昼は、リニューアルした芸術の森レストランで食事をとりました。ビュッフェ形式なのですよ。ヘルシーメニューですが、十分お腹が一杯になりました。デザートは別腹ですけどね(笑)

ちなみにサラダのお皿にのっているものはふかしイモです。







というわけで、春の美術館めぐりのご報告でした!
6月には「初夏の美術館めぐり」と、毎年恒例であります「石狩 初夏の旅」が行われます。詳細は広報さっぽろ、またはHPでお知らせします。どうぞふるってご応募下さい。

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