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心が広がるクリスマス
Posted by ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo 実行委員会 on 2012年12月13日(木) 19:01
今日は2丁目会場のパビリオン内で「ドイツのクリスマス」というイベントを開催されました。
札幌市国際交流員クリスティアンさんと環境カウンセラーで札幌市環境保全アドバイザーでもあるビアンカさんがドイツ人のクリスマスの過ごし方について、お話ししてくれました。
ドイツでは、本物のクリスマスツリーやロウソク4本のリース(アドベンツクランツという)を飾ったり、24個の窓があるアドベンツカレンダーでイブまでカウントダウンしたり、あちこちで開かれているクリスマス市で友達と楽しい時間を過ごしたり、家族や友達とプレゼント交換をしたりします。
日本人もだんだんとクリスマスの習慣になれてきました。
しかし、日本とドイツの根本的なクリスマスの違いは宗教です。日本ではクリスマスは宗教と関係ないイベントとなっていますが、ドイツ人の多くはクリスマスイブに教会のミサに参加します。
札幌のクリスマス市では、ドイツのキリスト教とクリスマスのつながりを表しているものがあります。
それは、パビリオンの中にあるクリッペ(Krippe)です。クリッペとは、イエスが生まれたことを人形や小さな小屋でディスプレーしたものです。ドイツのクリスマス市ではよく、手作りのイエスやマリア、天使や三人博士の人形や小屋が販売されています。
また、教会のミサの話に戻りますと、教会ではよく募金活動が行われています。なので、クリスマスが近づくと、募金活動が激増します。テレビ、ラジオ、新聞等で募金の案内がよく出ます。クリスマスは家族や友達だけではなく、知らない方々にもプレゼントを贈るので、心が広くなる時期とよく言われます。
そこで私達は、2丁目会場エコブースのところに札幌市東日本大震災・被災者支援活動募金箱を置いておきました。
リターナブル食器をエコブースへ返却の際、是非、返金された100円を募金箱に入れましょう!
クリスティアンさんも、「ドイツのクリスマス」のイベント後、友達とグリューワインを飲んで、100円玉をたくさん寄付してくれました!