双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
我輩は熊である
Posted by hokkyoku on 2009年7月27日(月) 00:05
我輩は熊である。
名前はまだ無い。
ちなみにこれは警戒のポーズである。
「む、あれはカラスか」
ちなみにこれは決めポーズである。
どこで生まれたかとんと見当もつかぬ…ということは別に無くて、今も生まれたところで暮らしている。
何でも薄暗いじめじめした所で…というか真っ暗で暖かなところでギャーギャー泣いていた事も記憶している。
名前はまだ無いが、ようやく公募が始まった。
我輩たちにふさわしい名前を考えてみて欲しい。
~ホッキョクグマの双子の愛称募集について~
(1) 募集期間 平成21年7月25日~8月16日
(2) 応募方法 所定の応募用紙に愛称、愛称の由来、応募者氏名、年齢、住所、電話番号を記載
(3) 応募箱設置場所 動物園センター、ホッキョクグマの不思議展会場(動物科学館ホール)、札幌トヨペット各店、コープさっぽろ市内近郊店舗、札幌グランドホテル、アリオ札幌
(4) 集計・審査期間 平成21年8月17日~31日
(5) 愛称決定(記者発表日) 平成21年8月末ころ(予定)
(6) 命名式 平成21年9月初め
※郵送やメールでのご応募はお受けできません。ご了承下さい。
この子らの愛称については、国内外に彼らの存在の尊さについて発信できるよう、彼らが生まれた北海道、もしくは札幌にちなんだもの、また、呼びやすいもの、ストーリー性、メッセージ性を孕んだものを審査の際に重視したいと考えております。
なお、選考作業は8月末ごろまでを予定しています。
名付け親一名様を命名式にご招待する予定です。
たくさんのご応募、お待ちしております。
参考
お母さん:ララ(母の双子の姉妹は「ルル」)
お父さん:デナリ(北米最高峰のマッキンリー山のこと。先住民の言葉で「偉大」なるものを意味します)
お姉さん1:ツヨシ(彼女が生まれた当時の日ハムのスター選手にちなみました)
お姉さん2:ピリカ(アイヌ語で美しい、良い、という意味です。どこへ行っても北海道生まれであることがすぐにわかるように、と名づけました)
近所の独身女性:さつき(5月生まれではないです。アメリカ生まれで、昔はスノーボールという名前でした)
土曜の私のおやつ。
骨を巡る争いが終わったあとも戦い続ける双子たち。
遊びの一環とはいえ、大きくなるにつれ激しさが増していきます。
息子たちが激しいレスリングを繰り広げているにもかかわらず、ララが何食わぬ顔をしているのが面白いです。
人間なら止めてしまうレベル。
2頭の間に割って入ることもあるララですが、こぐま達の好きにさせていることの方が多いようです。
仲裁に入るべき時と、放置してもかまわない時の違いは、見ているこちらには判断がつかないのですが、彼女なりの基準があるのでしょうか。
よくわからーん。
ちらっと見てみたりもしますが、
やっぱり放置です。
あ、ちょっと痛そうです。
「ヒー!」
「逃げる気か!」
こんな風だから飽きることなく見ていられます。
双子で良かった。
ホッキョクグマが2頭生まれ、両方が半年以上無事に生き延びることが稀だから、というのもあるのですが、本人たちがあまりにも楽しそうなので、双子で良かったとしみじみ思うのです。
人気をユキヒョウのお子さんたちに奪われるかな、と思っていたのですが、そうでもないですね。
こぐま、面白いからな…
生で見てはニヤニヤし、写真を見てはニヤニヤする日々です。