双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
『ララ』タグの付いた投稿
立てば芍薬
Posted by hokkyoku on 2009年5月5日(火) 21:03
本日の写真です。
なんと美しい立ち姿。
私よりずっと姿勢が良いです。
足元の子供たちは、いつかララより大きくなって、腕毛(?)ボーボーの立派なオスに育ちます。
父のように。
■お知らせ
双子の秘蔵映像を満載したDVDの先行予約を下記リンク先で受け付けております。
STV札幌テレビ放送制作です。
白くまツインズものがたり ~ふたごの赤ちゃん生まれたよ~
STVホームページのほか、当園のオフィシャルショップでもお申込可能です。
ホッキョクグマの可愛い映像のみならず、当園の様々な取り組みの紹介映像もあります。
↓なんとなく作ってみました。
オカン遊戯
Posted by hokkyoku on 2009年4月28日(火) 00:16
安心してください、樋泉はどこにも行きませんよ。
すみません、どっか行けって言わないで下さい。
餡子にはつぶあんとこしあんがございますが、どちらがお好きですか。
樋泉はこしあんも好きですが、どちらかというとつぶあん派です。
(実のところ、食べられるものは大抵好きです)
ペリカンはコシベニペリカン派です。
当園にはモモイロペリカンとコシベニペリカンの2種がおりますが、断然コシベニ派です。
右がコシベニペリカンです。どうですか、この佇まい。
4月26日(日)、雨に濡れたコシベニペリカンです。
魅力的です。
日曜の雪には驚きました。
夕方の園内の風景です。
これはこれで素敵なのですが、悪天候ですと、お客さまの足は動物園から遠のいてしまいます。
いつもは人垣のできるホッキョクグマの屋外展示場の前も、一昨日ばかりはお客さまの姿がまばらでした。
そのため、幸か不幸か屋上へ行かずとも写真を撮ることができました。
ララと遊ぶことにした子供。
もう一頭も駆けつけました。
たまらなく微笑ましくて、写真を撮りながらニヤニヤしてしまいました。
ひとしきり撮り終えてディスプレイを見て再びニヤニヤ。
お客さまはララと双子を見ていたので、誰も私の笑みには気付いていなかったと思いますが、目撃された方は気味の悪い思いをされたことと思います。
大変申し訳ございませんでした。
子熊といえどもかなり力があるので、顔をもみくちゃにされたら痛いと思うのですが、ララはされるがままになっていました。
母の首に腕(前足)を回しております。
なんという優しげな眼差し。私なんか、ララからは鋭い睨みつけるような眼差しや、冷たい一瞥しかもらえません。
壁に這う枝を引き剥がすララ。
どうするのかと思って見ておりますと、
子供たちに与えていました。
遊び道具を取ってあげたように見えなくもないです。
再びララが枝を取りに来ました。(枝?蔦?蔓?)
子供たちに均等に遊び道具が行き渡るようにした、と見えなくもないのですが、そう解釈していいのかな。
動物の行動を人間が解釈しようとすると、時折ひどい誤解が生じます。
「ララは子供に均等に枝を与えたかった」と私が思いたいからそう見えるだけなのかもしれません。
何その踊りは。
またどうぞー!
札幌テレビ放送の「what's new? cute」の4月30日(木曜深夜0時38分~)放送分で円山動物園を取り上げていただけることになりました。
「キュートショットワーカー」というコーナーに、異動で新しく配属された飼育員さんが登場します。
私はそれが楽しみなのです。
双子のスイミングもありますよ。
ぐるぐる巻きの巻
Posted by hokkyoku on 2009年4月10日(金) 23:51
経営管理課の樋泉です。目と肩が痛いです。
本日2度目の更新をします。暇人か!
今日はデスクワーク、外勤やラジオ出演などの合間を縫って、お昼すぎに熊館へ行ってきました。
最低でも3日に1度はララと双子の顔が見たいのです。
私が見ようと見まいとなんの変わりもないけれど。
熊館に向かう途中でひそかな人気者を激写。
ユニークな鳴き声と動きがひどく魅力的なテナガザル。
熊館屋上での撮影は、飼育展示課への申告と命綱の装着が必須になりました。
落下のおそれが若干あるので、いつか屋上禁止令が出るのではないかと内心思っていました。
これで済んでちょっと安堵しています。
ベルトにロープを結んで、腰に何重にもロープをぐるぐる巻きにして、さて撮影。
そこまでして写真を撮って来いなんて誰も言っていないのですが・・・
こんな寝顔↓が見られることを発見してしまったらね、もうね。屋上に行かざるを得ない。
枝を手元に置いて眠る子と、やたらと無防備な格好の子。
君はそんなに枝が大事か。
ララに睨まれました。なにもしませんよ。
それより、あなたの子、仰向けに寝てますけど、ホッキョクグマとしてその寝姿はどうなの。
あ、起きたね。
気付かれたか。
もう一方にも気付かれました。
「アイドルと目が合ったと思いたいファン心理」みたいなものかもしれないけど。
そんなポーズで、そんな顔で、こっちを見ないでください。
落下したくなるから。
寝起きはしばしゴロゴロする。
2頭であくび。
子供らが起きると熊館の周囲にお客さまが集まります。
今日は枝で遊ぶ日ですか。
楽しそうですね。
ララ、もっといい枝のくわえ方があると思いますよ。
ララ…
双子が枝に興味を失くして離れていくと、ララは少し寂しげに枝を下ろします。
子供たちは堀での遊びに移行。ララはフガフガ言いながら彼らを追いかけ、階段から見守ります。
なぜか無性に親孝行がしたくなった午後。
もうすっかり春ですね。
私生活は真冬だというのに。