札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

2008年09月 の投稿一覧

きりたっぷり③

こんばんは。

今日は前回(きりたっぷり②)のつづきとイベントのお知らせ


なんやかんやで、浜中町の宿に到着

その名も霧多布里(きりたっぷり)
キュンとくるネーミングです。

看板の下と奥の電柱の下で2頭のヒツジが出迎えてくれました。
まさかここでヒツジに出迎えられるとは

三浦さんが連れてきたのかと・・・。

ここの宿には他にもニワトリや豚がいました。
もちろん食べる為。

のんびりしている間も無く、すぐに荷物を降ろし打ち合わせへ


ここが霧多布湿原トラストセンター



入念な打ち合わせ。
奥に座っている2人は今回の調査に協力していただいた酪農大学の学生さん。
まだ早いのに既に腰にクマよけの鈴をつけているところが
びびり具合を表してしまっています。

実はこのトガリネズミさん
2時間以内にエサを食べないと死んでしまうというわけで

トラップをしかけた後、昼は4時間おきに、夜は2時間おきに見回りに行かねばなりません。
そこで4人を2人ずつに分け、交互に見回りという事になりました。


いよいよトラップをしかけにれっつごーです。

つづきはまた今度

お得なイベント情報

以前にもちらっと話しましたが、ドキドキ体験ツアーを実施いたします。

こども動物園とカンガルー館のコラボ企画がついに実現です。
このツアーに参加するだけで人気のドキドキ体験が
たったの一時間で全て体験できちゃいます!

開催日は明日(27日)と明後日(28日)の2日間
午後1時15分からこども動物園内ちびっこセンター前にて整理券の配布をします。

ちなみに23日の祝日に1回目を開催したのですが、大盛況でアッ!!!!
という間に整理券終了してしまいましたので、状況にもよりますが
ちょいはやめに並んでおくことをオススメします。

この機会に是非ご参加下さいませー。

きりたっぷり②

最近野生のエゾリスを園内のあちらこちらで見かけるようになりました。

皆必死にクルミを集めて隠しています。

丸見えだけどね!

秋ですね。こんにちは清水です。

前回の続きになりますが

とある動物の調査・捕獲の為、浜中町へ行って来ました。

その動物とは・・・・


・・・・・


じゃーん

昆布ラーメン醤油味!!


じゃなくて

こちら

丹頂のヒナのデコイ(実物大の模型)なんですが、まーでかい
円山のチャボぐらいありましたね。

注目はそちらではなく、その左下にいるちっこいやつにズームイン

世界最小の哺乳類の一種、トウキョウトガリネズミです。

以前円山動物園で開催された「ワイルドマウス展」でも展示していたことがあるので、ご覧になった方もいるかもしれませんが、
今回も「霧多布湿原センター」の協力を得て、実際に現地へ行き調査してきました。

初耳の方の為に、簡単にトウキョウトガリネズミ、略してTTN(電話会社とは関係無い)の説明をしたいと思います。

トウキョウトガリネズミと言っても、東京に生息してないし、ましてやネズミでもないのです。

じゃあなぜトウキョウとついているのか

1906年にイギリス人が新種として発見し、標本にして名前を書く際に「エゾ」を「エド」と間違えて書いてしまったのが由来です。

コォォー!

エドだけに

・・・

次に、なぜネズミじゃないのにネズミってついてるのか

それは

見た目がネズミっぽいから!

本当はモグラの仲間です。
分類としては、食虫目・トガリネズミ科・チビトガリネズミの亜種になります。

更に世界最小といわれるその小ささは・・・

1円玉を2枚持ってみてください。
それが、TTNの重さです。

頭から尾の先までの長さは
つまようじを見つめてみてください。
それが全長です。

と、簡単に説明するとこんな動物なのです。


そんなTTNの調査中にあった出来事や、霧多布湿原に住む動物達の紹介等もしたいと思いますので次回もお楽しみにー







今日のタロウちゃん


熟 睡

きりたっぷり①

お久しぶりでございます。

更新が遅くなったのとは全くもって関係ありませんが!

とある動物の調査の為、浜中町へ行ってきました。

霧多布湿原です。霧たっぷりです。しみずです。こんにちは!



3泊4日で調査を行ったので、写真の量が多く全く整理がついておりません@p@

というわけで!

整理をしつつ、実際にフィールドに出て思ったこと感じたことなどなど
連載としてお送りしたいと思いますのでお楽しみにー!






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