札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

2013年09月 の投稿一覧

にゅーふぇいす

どうして人という生き物は切羽詰まると別のことをしたくなるのでしょうか…とすっかりサボりっぱなしのブログを見て思いますこんばんは。

じつは一週間前に新しいモルモットが15頭やってきていました。

今回は一気に名前紹介したいと思います。
長いのでたたみます↓

平等に(?)50音順に紹介します。
体重測定の時に撮った写真なので、後ろを向いていたりぶれていたりするのはご容赦ください。
体重を見てこの子たちの小ささを感じていただければと思います。


『あきな』


『うちむら』


『すもも』


『なぎさ』


『なつき』


『はにわ』


『はるか』


『ふゆみ』


『まこ』


『まろ』


『ミカサ』


『メリー』


『ゆず』


『らいむ』


『りぼん』


命名理由や詳しい個体紹介は追々。


わたしが担当になってから新規個体を入れるのは三度目なのですが、この子たちは以前の子たちと比べて非常に図太いというかなんというか。
指をさしだすと寄ってきたり。カゴの前を通っても動じず、むしろおねだり鳴きをしてきたり。

おねだりは先輩のまねでしょうか

『スチュワート』先輩(一番のおねだり上手)

この子たちのふれあい馴致が終われば毎日モルモットのふれあい体験ができるようになる…はずです!モルも担当者もがんばります。



……事務仕事がおわらないorz

77分の1

「べにてんぐたけ」の中の人,私長田は,9月28日をもちまして半年間の教員長期社会体験研修を終了いたしました.

文章を書くのがすごく苦手なのですが,最後にご挨拶をさせてください.


昨年末,岩手県の被災地を訪れる機会がありました.
私の知人を飲み込んだ津波の被害.その光景を目の当たりにし,言葉を失いました.

その時に話をした仮設住宅にお住まいの方の一言が私の心に残りました.
「金銭的な・物質的な援助も必要かもしれないけれど,私は今は人の温かさが欲しい.人と人とのぬくもりが欲しい」

「命」って?「人と人の温かさ,ぬくもりって?」
理科教師として改めて自分自身に問うきっかけとなりました.

……そして円山動物園で,半年間の研修が始まりました.

この世に生を受けてから,その最期を全うするまで懸命に生きる動物達.
毎日違った表情を見せてくれる動物達に癒され,そして「命」について,生きることの素晴らしさについていろいろと彼らは教えてくれました.

毎日,多くのスタッフの方に支えられました

園路で「最近どう?」「仕事は慣れた?」と声をかけてくださったり
仕事の合間の休憩時間に缶コーヒーを差し出してくださったり
飼育している動物について熱く語ってくださったり
飼育員の資質や大切なことについてご指導くださったり
家族や自分の思い出話を聞かせてくださったり
飼育員になろうと思ったきっかけを話してくださったり
世間話をして涙を流すほど大笑いしたり
「お疲れ様」「頑張ったね」と励ましの言葉をかけてくださったり
「羊毛クラフト」「○×クイズ」等のイベントの準備を手伝ってくださったり…

多くのお客様の笑顔の反応がとても嬉しかったし,励みになりました.

苦労してつくった個体看板を使ってモルモットを観察してくれていたり
「看板が可愛くて素敵ですね」とお褒めの言葉をかけてくださったり
「研修の先生でしょ?頑張ってくださいね」と声をかけてくださったり
私の勤務する中学校の生徒が来園してくれたり,ブログを読んでくれていたり,
羊毛クラフトの作品が完成した時,笑顔で「ありがとうございました」と言ってくれたり
タマゴコレクション(ガイド)で,チャボの卵の温かさに感動したり……


多くの方が,半年間の研修を支えてくださいました.
気がつけば私のそばで温かく見守ってくださいました.
日常の何気ない会話や,人と人とのつながりがこんなに温かいことなんだ,と改めて感じることができました.それが私にとって幸せな時間でした.

人は決してひとりでは生きていけません.人と人の係わりの中で生きていくものです.
生物学的にもヒト(『Homo sapiens』としてのヒトと表記させてください)は「食物連鎖」の中に組み込まれています.その鎖からは消して外れることはできません. タマゴコレクションや羊毛クラフトを通じて,ヒトと動物の関わりを伝えていきましたが,ひとりでも多くの方が実感していただけたのであればこの上なく嬉しく思います.

可能であればずっと動物園にいたかったのが正直な想いですが,「半年間」という限られた期間の中で全力で研修ができたので,悔いはありません.
(ある日突然『今日で研修が終わり』と言われても,後悔しないよう過ごしてきたので…)
今回の研修期間は自分の人生の77分の1の時間.その77分の1が一生忘れられない経験になったことを確信しています.

10月1日より中学校に復職します.
円山動物園での多くの体験を生かし,今後とも邁進していくつもりです.
理科教師として,そしてひとりの人間として,生物学的なことだけではなく「命とは?」「人と人の係わり,温かさ,ぬくもり」…動物園で経験したことを様々な場面で生徒達に伝えていければと思います.

半年間の研修の間に関わったすべての方々に感謝と敬意を表します,
本当にありがとうございました.



最後に,南アフリカ共和国の政治家,ネルソン・マンデラ氏の言葉でご挨拶を締めくくりたいと思います.(長田が研修中に感銘を受け,支えになっていた言葉です)

「虹は7色のうちの1色だけが際立って美しくても虹としては美しくない.それぞれの色がそれぞれの輝きを放ってこそ,きれいな虹になる.そんな虹の国をつくりたい」








半年の研修で,一番接する機会が多かった&
お世話になったモルモットの「ビビアン」 本当にありがとう. 

日々成長

昨夜更新しようとして、思いっきりパソコンの前で寝落ちしていたねぇさんです今日は。
おぉ、こんな時間の更新は初めてだ。


リスザルのおチビちゃん達は、日に日に逞しくなってきております。
こまめに写真撮りたいなぁ・・・と思いつつも、カメラを構えるとこうね、邪魔してくれる子が居ると言うか。

お前だ、お前。

それ以外にも、特に何も危害を加えている訳じゃあないのに、びみょ〜にチビ&母親ずに警戒されてるってか。
酷い時は、私の顔見ただけでチビが悲鳴挙げる・・・・何でや?(どんだけ変なオーラ出してるンでしょ、私)

そんな中、好奇心には勝てず、なんでしょうかね。
とても愛想の良いおチビが居てくれましたよ!
その子の初々しい姿を是非にご覧下さい。


小首を傾げてご挨拶(?)・・・くっ、何て可愛あざといんだっ・・!!


「やっほー、見てるぅ?」


「お?これは何だぁ?」


「ぎにゃ〜!やめてぇええ!!」
チビにしがみつくメイ。お前ここでもかっ!!


そんでもって、お遊び後はご報告。
「あのねあのね、さっきね、」


どんな動物でも、おチビちゃんの姿って本当に可愛いですよね。
毎年見ていても、飽きるって事がありません。
まぁ、チビちゃん達だけでなく、日々付き合っていて彼女達に飽きるって事はないんですけどね。

日々、新しい事の連続。1日足りとて同じ日なんてないんですから。
怒って 笑って 泣いて 叫んで(?)

そういう日々を、これからも宜しく頼むね。

相棒達。

ちょうだい!

今日は小ネタ写真でおおくりします

「キャベツはやくちょうだい!」の顔


スチュワート

いち



パンダ

に



食欲の秋です(私もそうですが…)
おばぁちゃんモルもいっぱい食べて元気です!

まったりのんびり

三連休が終わった今日、火曜日

動物たちものんびりとしておりました
あれ、一頭足りない…



あ、乾草よりも落ち葉ですか
お腹壊さない程度にね


ご飯を食べ終わった後のチャンの様子を見に行くと…
食後の休憩?


そしてなぜか仁王立ちのクルミちゃん


こども動物園にはヒツジが6頭いますが、鳴き声を聞いていると…
「めぇー」「めぇー」「めぇー」

「めぇー」「めぇー」「めぇー」「もぉ~」「めぇー」

…!?


犯人はこのお嬢さん


くるみちゃんはたまに「もぉ~」と鳴きます
ヒツジの群れの中に牛が混じっていたら、それはクルミちゃんですのでご安心を。

エゾタヌキたちは相変わらず。

ポロリン「ブドウなまら美味しい。」


ポロン「今日のこども動物園は静かねぇ。」

オヤスミ、タロウ。

朝がすっかり涼しくなって参りましたね。
寒さで身も心も引き締まる筈が、しっかり風邪にやられてしまいましたねぇさんです今晩は。


本来であれば、もっと早くにここに書き込むべきお話でありましたが、担当外と言う事や色々と思う事がありまして、すっかり筆を執るのが遅くなりました。
(一応担当からは、書いてあげて下さいとの言葉を貰ったので)私なりに、『彼』の話を少しだけ。

実際に、『彼』とは担当という位置では側に居ることはありませんでしたが、今のこども動物園メンバーの中では、一番長い付き合いに気付けばなっていました。

『彼』が最前線で活躍していた当時は、係も違い、殆ど接点など無く。
ただ、こども動物園内の立役者としての『彼』の姿しか知りませんでした。
その愛くるしい相貌で来園した皆様を魅了し、また本来の能力を発揮し野生動物と人間との橋渡し的な役割を果たしていた『彼』
若かりし当時の『彼』の活躍を知らない者は、恐らくこの動物園内には居なかったでしょう。


その魅力は、当時の担当がデスクトップ画像として作成する位でした。

私がこども動物園に異動になってからも、密な付き合いこそなかったものの、ある時は共に過ごし、ある時は癒され。
小さいながらも、『彼』の存在がある事で、幾度となく学ばせて頂いたものです。

そんな『彼』も、寄る年波にはやはり敵わず。
年々、日に日に歳を重ね、更に小さくなっていく姿。
特に今年に入ってからは、どこか心の中で(いつまで居てくれる?どこまで頑張っていく?)とついつい考えてしまう事が、気付けば増えていた気がします。

老齢のせいで、すっかり艶の無くなってきた毛並み。
時々ふらり、とぶれる動き。
それでも日々を懸命に過ごしてきただろう『彼』



保護され、唯一生き残った『彼』は、その小さな内に孤独を抱え持っていた筈。
私達が癒せなかった『彼』の孤独は、でも、ちゃんと家族を迎える事で少し和らいでくれたと思うのは、人間の身勝手さでしょうか。

20130923-08.JPG
ハニーと『彼』と子供達と。

『彼』の最期の時を思い伺う事は、私達には恐らく出来ないと思います。
それでも。
『彼』を慕い、『彼』を愛し、『彼』の最期に涙してくれる方々が居る。
この事はちゃんと、『彼』に伝わっている事と、私は願い信じます。

変なジンクス(?)みたいなモノで、よく担当の居ない時に限って産まれたり旅立ったりというのがあるのですが。
『彼』の最期を見つけ、最期にその小さな身体を抱き締めたのが担当であった事も、『彼』にとって小さな喜びであったとも、思っています。


2013年9月17日。
9年間という長きにわたる生から、『彼』は空高く旅立ちました。

いち飼育員として、そして、いち人間として。
『彼』の与えてくれた、多くの喜びに感謝し。
そして。
『彼』ならば、こうやって旅立っていったのではないかという、切なる願いを込めて。


ありがとう、タロウ。
ゆっくり、おやすみ。



'お、今日は身体が軽いなぁ。
よし、久々に高く飛んでみるかぁ!!
'

りべんじ

秋まつり とゆうことで

きょうはいろんな動物に特別メニューが!

にわとりに りべんじ!

ミミズ!!



…写真一切とってないですw

先週にくらべ

がっついてたんです。。

先週よりも ミミズ多かったし。。。

ミミズ嫌いですが、素手でつかんで
投げまくってたら
写真とることわすれていましたorz



なので

特にコメントなにをしていいか
わからないやつ
のせていくので
ゆるしてください。。























ドキドキ体験②

今回は『プレr-ドック』です。

プレリードックの㊙なお話が聞けたり、餌を食べているのが
見れますよ。

20130922-00.gif

この秋一夜かぎりの「夜の動物園」

この夏好評でした『夜の動物園』が帰ってきます。

その名も
'DOKI DOKIがとまらない   秋の動物園 開催中!!    
      9/22(日)は、この秋一夜かぎりの「夜の動物園」
'


こども動物園でも多数のドキドキ体験を準備しています。

'16:30   ウマのお散歩
17:00   アヒル・ガチョウのComing Home!!
17:30   復活 月夜のタヌキ‼
17:30   リスザルの夕暮れガイド
17:30   モルモットガイド(抽選30名)
17:45   ビーバーガイド
18:00   アライグマガイド
18:30   ドサンコの森ツアー‼

19:15   "こども動物園○×クイズリターンズ
             (中学生以下 限定100名 先着順)"
19:45   ピンクの羊毛クラフト(抽選10名)
'



スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしています。

おすそわけ

先日の敬老の日。
実はおこぼれをもらってほくほくな動物が一頭いました

もらったのはリスザルさんたちのモモ


いっぺんにあげるとすぐになくなってしまうので…



モモだよー


まずは味見。


チャン、覚醒。


そしてお皿をがっちりホールド。


モモ、相当気に入ったみたいです


もう、ありませんよ




最近頑張ってること。

お嬢さんたちの顔写真をとること。


毛刈りから三か月以上経ったので、そろそろ個体看板の写真を差し替えようかな…

と思っているのですが。

ですがですが。

正面のお顔をなんでか撮らせてくれないシャイなお嬢さんたち。
全力でブレる、なぎちゃん。


いやあなた、そんな顔で紹介していいんですか?
反芻は止められない、止まらない。


全員の写真がそろうまでしばし、お待ちください
20130917-12.JPG

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