札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

2009年01月 の投稿一覧

トガリはじめました。

いつの間にかモモンガの隣に増設されていたこの小窓


本日からここに新しいドサンコの仲間を展示しています。

コチラ

OK少し落ち着こうか。

と思うぐらい動き回るうえに高速なのでこんな画像しかありません@p@;

実はこの動物以前霧多布へ調査に行った際捕獲したトガリネズミ

トガリネズミといえば、トウキョウトガリネズミという世界で最小クラスの哺乳類で有名なのですが、今回展示をしたのはトガリネズミでも最大の「オオアシトガリネズミ」という種類です。

去年のワイルドマウス展で展示していたので見た事ある方もいるかもですが、主に地中で生活している為、ほっとんど土にもぐって見えません!

だがしかし!

常に動き回っている為、それだけ消費したエネルギーを補給しなければならず割と短いスパンで地表に出てエサを探しにきます。

なので!

我慢して出てくるのを待っていれば割りと上に出て動いている様子を見る事ができると思います。

ちなみに、オオアシトガリネズミという名前ですが、ネズミとは全く違いどちらかというとモグラに近い動物です@-@

非常に短命で、最長で18ヶ月・・・だったか記憶が怪しいですが、それぐらいなはず!なので捕獲した時点の年齢が不明な為、ぶっちゃけいつまで展示していられるかもわかりません。

興味のある方は是非大至急見に来てくださいね^-^

あけまして(遅

今年に入って初ぶろぐになります。

皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬体制になりこども動物園のスタッフも減ってしまいましたが男4人(平均年齢31歳)春まで元気にガリガリゴリゴリやっていきたいと思います。

そんなわけで1発目は


プレリーちゃん

去年の暮れから発情期に入ったため、2頭いた♂を左と右で仕切りを入れてわけています。

仕切りを挟んでドンドン(♂)とガンガン(♂)が、1日中プンプンしながらやんややんややっていますが、すぐ落ち着きますので心配しないでくださいね@p@;

新しい施設なので繁殖に成功するのかもうドキドキワクワクです@@

うまくいけば遅くても4月前には巣の中で子育てしている様子が見れるかもですね




オグロプレリードッグ

RODENTIA

Sciuridae

Black-tailed Prairie Dog

Cynomys ludovicianus

北アメリカの大草原(プレリー)に生息しています。体長約30cm、尾長約10cmで、体重は1kgほど。動作がかわいらしい臆病な動物です。体は地下生活に適した形になっていて、体全体が円筒状で手足は短く、トンネル内の移動に向いています。毛並みは短く滑らかで、トンネル内で後ずさりをしても逆立ちません。耳介は小さく、鼻の穴は閉じられています。また前肢の爪は頑丈にできています。危険を感じると「キャンキャン」とイヌのように鳴きわめくことから草原の犬「プレーリードック」という名前がついたものです。

*ビーバーの森にて、巣穴の中で生活している様子をご覧いただけます。

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