札幌100マイル

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こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

by zookids

プロフィール

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■本間(こども動物園統括・シェットランドポニー・アメリカビーバー)
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■ 岡部(ニワトリ・アヒル・ガチョウ・モルモット)

以上の5名で、「こども動物園ふれあいチーム」として活動しています!


投稿したブログ数:625件

同居、始めました。

動物園ブログ通の皆様こんばんは。
ミドルネームはさておき、ねぇさんこと中居です。

単独の書き込みはお初ですので、色々と「何これ?」という部分はあるかと思いますが、初心者ですので何卒お許し下さい。


本日、こども動物園の密かな人気者(なのか?)プレーリードッグの二家族が同居を始めました。

課内移動して初の担当。
色々と周りの方々に教えて頂きながら試行錯誤の連続でしたが、漸く一つ階段を上れたのかなぁ、と思っています。
これもこども動物園スタッフのお陰です。ありがトゥ!(谷村新司風に)

同居で何が一番怖いかと言うと、やはり「他の家族とうまくやっていけるのかどうか?」ですよね。
子供たちは無邪気で物怖じしない感じだったので、あまり心配はしていなかったのですが、問題は親世代。

今までは獣舎を区切って右・左と分けていた通路を開通した時は、密かに心臓ばっくばくでした。


・・・・・・・が。


昔の人は良い格言を残してくれました。

『案ずるより生むが易し』

正しくそんな感じ。







まずは子供たちがまっ先に開通した通路を通り、ご挨拶。
お隣のお母さんにもきちんと挨拶してました。偉いです。可愛いです。
お母さん達も自分の子と隔たり無く接してくれたので、まずは一安心でした。

さぁ、問題の親世代はどうかと言うと・・・・・。

実は、一つは母親のみの家族、そして一つは両親の揃った家族だったのですが。
お父さん・・・・気づけばお隣のお母さん宅へ乗り込んでいました。
えぇ、それはあっという間と言うのが適切だわ、ってぐらいにすぐに。
しかも居座っています。あまつさえ寄り添っていますよ?!

おいおいお父さんよ、と。

しかも、これまた気づけばその子供達もお隣のお母さん宅へとぞくぞく押しかけている様子。
ふと見ると、残された片方のお母さんが一人、ぽつりとお部屋でフリーズ状態。
残念ながら、その映像は哀愁駄々漏れすぎて写せませんでした。


どう、なんでしょう、これ。
思わず世界の中心で切なさ乱れ打ちしたい気分でした。
(一部リサーチによりますと、男性心理としてはお父さんの行動は良く理解出来るとか・・・男って)


ま、まぁ、私の心境は取り敢えず置いといて。


今のところ穏やかに同居は出来ているみたいです。
とは言え、まだまだ油断出来ない部分もあると思うので、ガラスの外から温かく見守っていきたいと思います。

皆様もそんな二家族の様子を、お越しになりましたら是非ごゆっくりとご覧下さい。



さてさて。
こちらは現在、バックヤードにてお暮らしのお二人。
見られる刺激がないせいか、何ともたれています。


(何だこのまっすぐな仰向けは)


(そんでもって、「何か文句あるの?」とでも言うような視線)


これもこれで、どうよ?と。

(いずれ全家族の同居になりましたら、表舞台に復活しますので、それまで暫しお待ち下さいね)

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