メイの物語 ②
Posted by zookids on 2011年6月30日(木) 19:05
どんだけ?って程にご無沙汰しておりました。
諸事情から戦線離脱中(笑)のねぇさんです、今晩は〜。
既に忘れ去られてるんじゃね?って感じの『メイの物語』ですが、現在円山ブログ最下位
をぶっちぎっている状態らしいので(そら更新してないしな)忘れた頃の復活です。
別にランキングなんぞ興味もないし、変な手法を使ってアクセス稼ぐ気もないんですが。
ボスがぽつり・・・と。
『ウチが一番ダメダメだよね・・・』
と、淋しく呟いたので(笑)
マッスルも更新したみたいだし、ここは年寄りも頑張ろう、と(あぁ、言っちゃったよ)
それでは、その②、始まります〜。
(諸事情により、画像がありません。文字だらけなので覚悟して下さい(おい))
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ままとはなされたあたしがつれていかれたのは、あたたかいけど、さみしいばしょ。
いっぱい、するするしたのにさわられて。
いっぱい、いろんなおとがきこえた。
ゆらゆらとゆられながら、あたしがつれていかれたのは。
ままのにおいがぜんぜんしない、あたたかいばしょ。
ままのせなかにおんぶしてほしいけど、ままはもういなくて。
ままのかわりにあたしのそばにあったのは、ままとはぜんぜんちがう、へんなもの。
それでも、あたしはそれにだきつくしかなくて。
においももふもふもない、それはなんだかへんなかんじだった。
ひとりぼっち、あたたかいばしょでねむってると。
ときどきおこされては、くちにへんなものをいれられた。
へんなものなのに、そこからはほんのすこし、あまい、あじがして。
ままのとはちがうけど、ちょっとだけ、おなかがあたたかくなった。
「起きてるかい?ミルクだよ」
そんなおとがきこえるたびに、あたしのおなかがあたたかくなって。
ぼんやりとあたしをだっこしてるなにかをみると、それはかすかに。
わらってる、きがした。
・・・そういえば、あたしがままからはなされたときも。
さむいってふるえているときも。
ずっとそばにいてくれた、これは、なんだろう?
「ん?どした?」
あたしのかおをみて、わらってる、それ。
なんでだろう。
ちょっとだけ、さみしいのがとんでいくきが、した。
「そういえば、お前に名前つけてあげなくちゃね」
・・・なまえ?
なまえって、なんだろう?
「・・・・うん、よっしゃ。今日からお前の名前は『メイ』ね。5月生まれって意味と、
お母さんから命を繋いだからの、『メイ』だよ。そんでもって、今日からメイのお世話を
する事になった、私は・・・・・あ〜、と、おばちゃんだから。
ヨロシクな、『メイ』ちゃん?」
この、おばちゃんといったのは、にんげんっていきもので。
あたしはりすざるっていきものなんだって、はじめてしったひ。
あたしはおばちゃんになまえをもらって、『メイ』になった。
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・・・・・思った以上に文字だけって辛いですな(苦笑)