冷静と情熱

Posted by zookids on 2007年7月15日(日) 19:49

最初にお知らせ
中止にしていたエゾモモンガの滑空訓練　再開しましたっ
絶好調まではいきませんが、以前の状態に戻ってきていますのでご安心を。


というわけで今日はエゾリス！

フェイントです。

いつもながら突然の

れっつとらい間違い探し


エゾリス　略して　ゾリス　のメンメン（♀）　撮影日07/04/14

そしてこっちは7月13日に撮影したメンメン


正解は

そうだね！毛が変わったんだね！ア、アーイ　ア、アーイエブバデパッション

・・・


エゾリスに限らずシマリス・モモンガなんかもみんな同じく夏と冬では気候に適した毛に生え変わります。

夏毛に変わる時には、顔の方から順に尾の方に毛が変わり最後に耳の毛が無くなるのです。

このように季節に応じて毛が変わる事を情熱的な換毛といいます。

メンメンの方はすっかりクールビズになったのですが、相方のモミオ君はというと

まだ肩の辺りまでしか変わってないのがわかりますか？＿？
まさに冷静と情熱の間

この状態を見て、病気ではないかと心配する方もいますが、換毛の途中なので安心してください。稀に本当に皮膚病の時もありますが、、

ちなみにその年に産まれたばかりの個体は、夏の間もずっと耳の毛が長いので、見分ける事ができます。体毛の色も全体的に灰色です。

下の方から円山動物園まで歩いてくると、途中に野生のエゾリス達を観察する事ができると思いますので機会があれば是非

エサはあげないでね＠＠

毛といえば

私事ですが、最近になってホクロから一本だけ毛が生えてきたのを発見し、

冷静に抜くべきか、情熱的に育てるか悩んでます。

上を向いて

Posted by zookids on 2007年4月5日(木) 19:03

新年度も始まり何かとせわしない今日この頃

物忘れが激しいです。
気がゆるゆるになっているのか気合を入れなおし、

今日も元気に　こんにつわ！

今日のゲストは！

エゾリスのめんめんさん（♀）

3月の頭に同居していた揉男（もみお♂）との交尾を確認し、成功していれば4月の第二週目頃に出産予定なのです。

その為、現在夫はお腹に子のいる妻を残しシマリス舎にて別居中。

と、ここまでは良いのですが実はめんめん、以前に腹水が溜まり手術した事があり、出産は結構きびしいかもしれないという現実。
毎日観察している限りでは、未だ変化は見られない様子＠＠

なんとか家族を増やして欲しいのですがこればかりは祈るしかない
今は飼育員も我慢の時です。

エゾリス繁殖のコツそれは「放置」
何もしないのが一番です。
エサをサッと置いて去る。それが動物にとって安心できストレスも貯まらない。
キレイにしすぎたりするとかえって良くない結果になる事って多いんです。


別居前に撮影しためんめん（右）ともみお（左）

そーいえば！

今日のお昼過ぎにこども動物園のミニホース放飼場前で野生のエゾリスを見ました＠＠

円山の木道等ではよく見かけますが、こども動物園内のしかも昼過ぎに見たのは初めてでした。
エゾリスがいる所にはエゾモモンガも大抵いるので、もしかすると野生のエゾモモンガも園内にいるかもしれない。

今度から上を向いて歩こう。