『トウキョウトガリネズミ』タグの付いた投稿
きりたっぷり②
Posted by zookids on 2008年9月9日(火) 18:10
最近野生のエゾリスを園内のあちらこちらで見かけるようになりました。
皆必死にクルミを集めて隠しています。
丸見えだけどね!
秋ですね。こんにちは清水です。
前回の続きになりますが
とある動物の調査・捕獲の為、浜中町へ行って来ました。
その動物とは・・・・
・・・・・
じゃーん
昆布ラーメン醤油味!!
じゃなくて
こちら
丹頂のヒナのデコイ(実物大の模型)なんですが、まーでかい
円山のチャボぐらいありましたね。
注目はそちらではなく、その左下にいるちっこいやつにズームイン
世界最小の哺乳類の一種、トウキョウトガリネズミです。
以前円山動物園で開催された「ワイルドマウス展」でも展示していたことがあるので、ご覧になった方もいるかもしれませんが、
今回も「霧多布湿原センター」の協力を得て、実際に現地へ行き調査してきました。
初耳の方の為に、簡単にトウキョウトガリネズミ、略してTTN(電話会社とは関係無い)の説明をしたいと思います。
トウキョウトガリネズミと言っても、東京に生息してないし、ましてやネズミでもないのです。
じゃあなぜトウキョウとついているのか
1906年にイギリス人が新種として発見し、標本にして名前を書く際に「エゾ」を「エド」と間違えて書いてしまったのが由来です。
コォォー!
エドだけに
・・・
次に、なぜネズミじゃないのにネズミってついてるのか
それは
見た目がネズミっぽいから!
本当はモグラの仲間です。
分類としては、食虫目・トガリネズミ科・チビトガリネズミの亜種になります。
更に世界最小といわれるその小ささは・・・
1円玉を2枚持ってみてください。
それが、TTNの重さです。
頭から尾の先までの長さは
つまようじを見つめてみてください。
それが全長です。
と、簡単に説明するとこんな動物なのです。
そんなTTNの調査中にあった出来事や、霧多布湿原に住む動物達の紹介等もしたいと思いますので次回もお楽しみにー
今日のタロウちゃん
熟 睡