札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

『札幌市円山動物園』タグの付いた投稿

動物博士せんぱい

こんちは!

先日のスノーフェスティバル開催中

少しだけドサンコの森放飼場に雪を入れてみました。

すると普段はめっきり出てこないエゾリスのもみお君が

散策に出動してきました@@

丁度もみおが出てきた時に外国人のお客さまがいて

しきりに「キュー!キュー!」とエゾリスを呼んでいたのです。
きっとこの人の国ではエゾリスは「キュー!」って鳴くんだろうなと思っていましたが

ほら、犬とか鶏とかもその国によって鳴き声の表現が違うじゃないですか

で、小1の甥っ子にエゾリスの鳴き声を聞かれた時に「エゾリスって外国だとキュー!って言うんだよ^0^」ってとても偉そうに話した記憶があります。

でも今思うとあれきっと「Cute」って言ってたんだろーなと・・・・・・・・。

そんな甥っ子は僕の事を「動物博士せんぱい!」と呼びます。
なぜ「動物博士」でいいのに最後に「せんぱい!」をつけてしまったのかは
未だに謎のままです。






先日追記でちらっと紹介したエゾモモンガのニューフェイス

まぎらわしい書き方だったかもしれませんが、まだ彼女かどうかはわかりません@p@;

まだ子供なので性成熟しておらず、発情期でも外見で判断がまだできない状態です。
勘ですが、きっと昨年の秋生まれの個体だと思うので今年の秋頃、発情がきて睾丸が降りてくれば♂かなーという感じです。

識別の為、わかりやすいように「ハニー」と名前をつけました。
これがまたまぎらわしかったようで・・・。
名前の由来はというと、♀であることを願って「タロウ」のハニーになるようにと思いこの名前をつけたという単純なアレでございます。。。


なぜ「ハニー」が円山動物園に来たかというと、おおまかな経緯は、
昨年の10月に保護され、ふらっふら状態のところ円山動物園の獣医さん懸命な治療の末奇跡的に回復しましたが、現在も様子を見ているという状況です。

中々巣から出てこないのですが、昼間外に出て毛づくろいしている時もしばしばあるようです。

わりと遅い時間の方が見れる確率は高いと思います!

ちなみに尾が茶色がかっている方がハニーです。

まだ画像があまりないので、かわいいのが撮れたらあっぷしたいと思います!
お楽しみに><b

増築工事

今日はリスザルの代番だったので

ビーバーの森のオープンキッチンのウインドウをオープンし

ノーズソングいわゆる鼻歌(もうひとつの土曜日byはましょー)を歌いつつ

軽快にエサ切りを終え、運ぼうとしたその時に

ひっくり返してしまいました@p@

まさにクールポコ状態なしみずです。こんにちは!


そんなビーバーの森の住人のビーバーたち

依然として巣を拡張しております。



今日は特別にクロとタンポポに了解を得て

中を拝見させていただきました@@



すごくないっすかこれ

こないだまですぐそこが行き止まりだったのに、
奥にも部屋が追加されていました@@;

夜遅くまで増築工事をしているせいか、最近では16時頃まで熟睡している事が多いので、動いている生ビーバーを見たい時はできるだけ遅い時間に行くと見れるかも!






そーいえば最近、

タロウに彼女ができたという噂をよく耳にします。

もう既に知っている方も多いかと思いますが



写真の左がタロウで右にいるのが・・・


というわけで詳細はまた後日!









筋肉と個体識別

こんばんはー!

今日は結構積もりましたねーゆきが

もちろん雪が積もれば除雪するんですが
ヒヨワな僕には結構きつい作業なわけで

そんな中いつも不思議なのが雪かき最中の三浦さんとまっする(田中)
なぜか雪かきしながら終始笑顔

なんでそんなうれしそうなのか?とたずねたところ

彼ら曰く
三浦:「筋肉がな、喜ぶんだ^0^ なぁまっする」
まっする:「はい^-^」


・・・・@p@;

とりあえずそんな筋肉はおいといて!


タヌキの担当になりはや2ヶ月

個体識別が全くできずにおります。
父親はかろうじてわかっているつもりですが。
これもたぶんそうだろうなという感じでございます。

そこで、じっくり近くで観察してみようと思いカメラ片手に放飼場へ


いました、巣の中に3頭こちらを伺っている様子@@
よーく見ると手前のタヌキは目がちょっときつい感じ?
右奥のタヌキは目が丸くて眉間が少し広く見えますね。

おーこりゃなんとかなりそうだなと思いパシャパシャ撮影していると足に違和感が

ふと足元見てみると、思いっきり長靴かまれてました・・・

なんかくれよと言わんばかりの表情

更にちょっとこっちに気をとられていると

どこからともなくわらわらと出てきました・・・

いや、そんないっぺんにこられても@@;;;;;;

体制を建て直し、巣の奥にいたタヌキを撮ろうとカメラを向けると

近いし


華麗にかわしつつ


最後に1枚取って出ようと思いシャッターを押し、後でゆっくり見てみると


完全におちょくられてる気がするのは僕だけですかね・・・。


そんなタヌキ一家ですが、1日に2,3回にわけてエサをあげていますのでタイミングがあえば、エサを探してうろうろしている様子を見る事ができます!
ちなみにエサを与える時間はタヌキ次第です@-@

トガリはじめました。

いつの間にかモモンガの隣に増設されていたこの小窓


本日からここに新しいドサンコの仲間を展示しています。

コチラ

OK少し落ち着こうか。

と思うぐらい動き回るうえに高速なのでこんな画像しかありません@p@;

実はこの動物以前霧多布へ調査に行った際捕獲したトガリネズミ

トガリネズミといえば、トウキョウトガリネズミという世界で最小クラスの哺乳類で有名なのですが、今回展示をしたのはトガリネズミでも最大の「オオアシトガリネズミ」という種類です。

去年のワイルドマウス展で展示していたので見た事ある方もいるかもですが、主に地中で生活している為、ほっとんど土にもぐって見えません!

だがしかし!

常に動き回っている為、それだけ消費したエネルギーを補給しなければならず割と短いスパンで地表に出てエサを探しにきます。

なので!

我慢して出てくるのを待っていれば割りと上に出て動いている様子を見る事ができると思います。

ちなみに、オオアシトガリネズミという名前ですが、ネズミとは全く違いどちらかというとモグラに近い動物です@-@

非常に短命で、最長で18ヶ月・・・だったか記憶が怪しいですが、それぐらいなはず!なので捕獲した時点の年齢が不明な為、ぶっちゃけいつまで展示していられるかもわかりません。

興味のある方は是非大至急見に来てくださいね^-^

あけまして(遅

今年に入って初ぶろぐになります。

皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬体制になりこども動物園のスタッフも減ってしまいましたが男4人(平均年齢31歳)春まで元気にガリガリゴリゴリやっていきたいと思います。

そんなわけで1発目は


プレリーちゃん

去年の暮れから発情期に入ったため、2頭いた♂を左と右で仕切りを入れてわけています。

仕切りを挟んでドンドン(♂)とガンガン(♂)が、1日中プンプンしながらやんややんややっていますが、すぐ落ち着きますので心配しないでくださいね@p@;

新しい施設なので繁殖に成功するのかもうドキドキワクワクです@@

うまくいけば遅くても4月前には巣の中で子育てしている様子が見れるかもですね




オグロプレリードッグ

RODENTIA

Sciuridae

Black-tailed Prairie Dog

Cynomys ludovicianus

北アメリカの大草原(プレリー)に生息しています。体長約30cm、尾長約10cmで、体重は1kgほど。動作がかわいらしい臆病な動物です。体は地下生活に適した形になっていて、体全体が円筒状で手足は短く、トンネル内の移動に向いています。毛並みは短く滑らかで、トンネル内で後ずさりをしても逆立ちません。耳介は小さく、鼻の穴は閉じられています。また前肢の爪は頑丈にできています。危険を感じると「キャンキャン」とイヌのように鳴きわめくことから草原の犬「プレーリードック」という名前がついたものです。

*ビーバーの森にて、巣穴の中で生活している様子をご覧いただけます。

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