札幌100マイル

『映画』カテゴリーの投稿一覧

映画 【ペーパーバード 幸せは翼にのって】

ペーパーバード幸せは翼にのって
20111230-03.JPG
監督・脚本・音楽  エミリオ・アラゴン
出演  イマノル・アリアス ルイス・オマール 
     ロジェール・プリンセプ カルメン・マチ

1930年代 スペイン マドリード
内戦で妻子を失った喜劇役者ホルヘ(イマノル・アリアス)は
1年くらい行方不明になる。

終戦後相方のエンリケ(ルイス・オマール)と再会。
エンリケは孤児のミゲル(ロジェール・プリンセプ)を引き取り
3人で暮らすことになる。
ホルヘは亡くした最愛の息子と同じ年頃のミゲルに対し複雑な心境
なかなか距離が縮まらない。

時々笑えて時々ハラハラして
どうなっちゃうのかなぁ?って
芸の練習をしていくうちにホルヘとミゲルの距離が縮まって
本当の親子のようになるも・・・
不安定な時代・・・
ラストにそれかよ。涙。って思う
だけど続きがあって
ミゲルの語りに救われる。

ズーンと重たく奥深い。
幸せは翼にのってるかなぁ?と
サブタイトルに?です。

http://www.alcine-terran.com/paperbird/
札幌ではシアターキノにて公開中

2011年162本目

映画 【フェア・ゲーム】

フェア・ゲーム

監督  ダグ・リーマン
出演  ナオミ・ワッツ ショーン・ペン サム・シェパード

2007年10月 元CIA女性エージェント ヴァレリー・プレイムが
政府と戦った回顧録を発売した。

イラク戦争を最後まで止めようとした女
ヴァレリー・プライム(ナオミ・ワッツ)は
CIA秘密諜報員と幼い双子の母親という2つの顔をもつ。
夫は元ニジェール大使のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)

ヴァレリーは潜入捜査の末 イラクに核開発がないことを突き止める。
一方夫も国務省の依頼で同様の調査結果を得る。
しかしブッシュ政権はヴァレリー夫妻の報告を無視して
2003年3月20日イラクへ宣戦布告。
ジョーは真実を世間に公表するためにニューヨークタイムズ紙らに
自らの調査報告を寄稿するが政府からの報復にあい孤立する。

政府の報復が組織ぐるみで出ている杭を打ちまくる。
世間から孤立しながら命がけで真実を訴える。
こうなったらプライバシーも何もかもなくなってしまい
手のひらを返したような冷酷な対応に行き場を失いつつ・・・

色々な意味で強い女
優しくて正義感が強く信念を曲げず貫き通した姿はよかった。
守るべき家族を大切にしたのもよかった。


http://fairgame.jp/
札幌では上映が終了しています。

2011年161本目

試写会 【聯合艦隊司令長官 山本五十六】

聯合艦隊司令長官 山本五十六

監督  成島出
出演  役所広司 玉木宏 椎名桔平 坂東三津五郎 柄本明
     原田美枝子 田中麗奈 阿部寛 吉田栄作 香川照之

役所広司さま田中麗奈さまの舞台挨拶付試写会でした。
役所広司さんは 失礼ながらどんなおっちゃんなんだろうー?
って思ってましたが・・・
目の前に現れた役所さんはとっても素敵なヲトナ男子。
スーツでビシッとキメてて一緒に飲みに行きたーいって思えるような
こんな上司ならいいなーとか勝手に思ってしまったくらい
とにかくステキな方でした。
田中麗奈さん 拝見するのは2回目ですが
TVやスクリーンで見るより実物は綺麗な方だなー。
お肌がきめ細かいというか細くて顔が小さくて瞳が大きい女優さん。

日本人でありながら日本の歴史を知らなさすぎる自分に大反省
この映画で山本五十六とはどういう人物なのか気になった。
この映画の視点だけで見るのとはちょっとな・・・と思うけど

映画の五十六さんは男気があって頼もしい存在。
目も耳も心も大きく開いて世界を見なさい
いい言葉だなと思った。

戦争映画だが残虐の映像は少なくて
どちらかというとヒューマン仕立て
どの時代もマスコミの影響って大きいのかな?とか
日本の中央にいる先生達・・・って思ってしまう。

もっと現場の声を聞いたり
作戦を変更したりしたら日本の歴史は変わっていたのかも。


http://isoroku.jp/
札幌では ユナイテッドシネマ札幌 札幌シネマフロンティア にて公開中

2011年160本目

映画 【ショパン 愛と哀しみの旋律】

ショパン
愛と哀しみの旋律

監督  イェジ・アントチャク
出演  ピョートル・アダムチク ダヌタ・ステンカ ボジェナ・スタフラ

鑑賞したのは半年前くらいかしら
レビューを書くタイミングを失って
年末に慌てて自分用の備忘録。

音楽家ものって興味があるので
わりと鑑賞したりするのですが
美しい作曲家ほど苦悩と困難を乗り越えられず
自滅型が多いなーと。

こちらのショパンも・・・美しい旋律の裏には
病弱と祖国を離れなければならない時代背景
年上の恋多き女流作家ジョルジュ・サンドとの出会い。
サンドとの出会いでショパンの運命は大きく左右される。
そして繊細で複雑な名曲もサンドと過ごした時期に作られている。
ストーリーは微妙だなって思いましたが
曲はよかったです。


札幌では上映が終了しています。

2011年159本目

試写会 【WILD7】

WILD7
20111221-00.JPG
原作  望月三起也
監督  羽住英一郎
出演  瑛太 椎名桔平 丸山隆平 阿部力 宇梶剛士
    平山祐介 松本実 要潤 本仮屋ユイカ 中原丈雄 
    吉田鋼太郎 深田恭子 中井貴一

凶悪犯人に対して極秘裏に発動される
抹殺命令
その任務を遂行するのは選び抜かれた7人の元犯罪者
通称 ワイルド7

瑛太がアクションかー
元犯罪者が極悪人を処刑するって???
どんな映画なんだろうと思い鑑賞。
(原作は読んだことがないけど
 1970年代くらいの漫画)
冒頭のバイクのシーンはカッコ良かった。
トレーラーから出てくるシーンは最高にCOOL!
骨太映画かと思いましたが・・・
おやーん?
あれ?
あのー
冒頭のシーンは ま~ぼ~ろ~し~
かと思うくらい
中~後半は・・・。

これなら変身ベルトで変身してくれた方が
期待を裏切らないでよかったのになぁと思った。

ドンパチやっても緊迫感がなくて直視できてしまう・・・。


ラルクの主題歌だけがワイルド7。


http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/index.html
札幌では ユナイテッドシネマ札幌 札幌シネマフロンティア にて
12/21(水)よりロードショー

2011年158本目

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