札幌100マイル

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試写会 【スマグラー おまえの未来を運べ】

スマグラー おまえの未来を運べ
20111020-00.JPG
監督  石井克人
原作  真鍋昌平
出演  妻夫木聡 永瀬正敏 松雪泰子 満島ひかり 安藤政信
     我修院達也 島田洋八 高島政宏 小日向文世

かなり前から劇場にフライヤーが置いてあり
気になった作品。
一足お先に試写会で鑑賞。

ぎりちょんになって映画の内容を知る。汗
耐えられるかしら?と思いながら…

かなりの暴力シーンとか拷問シーンがあって
耐えられないと思っているのにスローなCG加工。
ゲボッ。
笑えるっていう部分と気持ち悪くて直視出来ず・・・
ってシーンが交互で。

ネタバレになるのであまり書きませんが
かなり衝撃的な映像が・・・
別な意味での衝撃影像もチラホラ。

背骨(安藤政信)が久々のスクリーン登場で
あたくしデレーっとしてしまいましたが・・・
移動のシーンで獣か?といったカットで・・・。
男は黙って運び屋の永瀬さまもカッコよくって。
我修院のウザったいキャラもありかな?!とか
ヤクザの女房満島ひかりがいつもと違った印象でカッコ良かった。
島田洋八のヤクザの組長もキャラ強烈で・・・
キャストはよかった。


砧(妻夫木聡)の拷問のあとの驚異的な回復力と
両耳難聴のはずなのに・・・聞こえるようになった?!
とツメが甘いなーとか思いながら。

それよりも高島政宏がぁ~
探偵はBARにいるの時の高島政伸といい
高島兄弟の今後の行く末の方が・・・気になりました。

悪くはない映画だと思います。
嫌いじゃないです。
しかし・・・映像に耐えられるかが勝負です。
好き嫌いがハッキリ別れそうな映画かと思います。
あたしは色々な意味で面白かったですけどね。


http://wwws.warnerbros.co.jp/smuggler/index.html
札幌では ユナイテッドシネマ札幌 札幌シネマフロンティア にて
10/22(土)よりロードショー

2011年125本目

100マイル試写会 【カウボーイ&エイリアン】

カウボーイ&エイリアン

監督  ジョン・ファブロー
出演  ダニエル・クレイグ オリヴィア・ワイルド ハリソン・フォード

はじめてこの映画のタイトルを見たとき
カウボーイ&エイリアンって・・・
なんだかミスマッチ。カウボーイの時代にエイリアンって・・・。

エイリアンもとうとう1873年のアリゾナの荒野に出現。
期待を裏切ることなく…
どの時代でも血は緑色でした。

時代的に想像つかないなぁって思っていましたが
思っていた以上に面白く拝見。

ダニエル・クレイグのスマートな渋いアクションに
大御所ハリソンフォードは何をやってもキマる親分。
オリヴィア・ワイルドもカッコよくって・・・
未知なる生き物エイリアンに一丸となって戦う。
戦っても戦っても湧いて出てくるエイリアン!!
カウボーイとエイリアンの異色な戦いの軍配はどちらに?!
劇場で確かめましょう。


http://www.cowboy-alien.jp/
札幌では ユナイテッドシネマ札幌 札幌シネマフロンティア にて
10/22(土)よりロードショー

2011年124本目

映画 【マーラー君に捧げるアダージョ】

マーラー君に捧げるアダージョ

監督  パーシー・アドロン&フェリックス・アドロン
演奏  エサ=ペッカ・サロネン指揮
      スウェーデン放送交響楽団
出演  ヨハネス・ジルバーシュナー バーバラ・ロマーナー
     カール・マルコヴィクス

バクダッド・カフェの監督が息子とともに
作り上げた映画。

バクダッド・カフェが面白かったので期待してしまった。
が・・・。


1910年 夏
作曲中のマーラーに届いた衝撃的な一通の手紙。
そこには、新進の建築家グロピウスから妻アルマへの
熱烈な愛が綴られていた…。

マーラーよりも19歳年下の妻アルマは
音楽の才能も美貌も兼ね備えた魅力的な女性。
マーラーはアルマに作曲を禁じたり
2人の間に出来た大事な娘を病気で失ってしまう。
夫婦の間に溝が深まりやがてアルマは
療養先で知り合ったグロピウスへと心をゆだねる。

アルマへのラブレターとして作曲した
交響曲第5番アダージェット
アルマの不倫に衝撃を受け不協和音を楽譜に書いた
交響曲第10番アダージョ
わかりやすいなーと思ってしまった。

マーラーはアルマの不倫で精神を病んでしまう。
精神分析医のフロイトを訪れ悩みを打ち明ける
催眠療法により精神を病んでいる原因を探り出す。
この催眠療法・・・なんだかわからないけど
あたしにもかかったらしく・・・途中から寝てしまったわ。汗


http://www.cetera.co.jp/mahler/
札幌では上映終了しています。

2011年123本目

映画 【ミケランジェロの暗号】

ミケランジェロの暗号

監督  ウォルフガング・ムルンベルガー
原作・脚本  ポール・ヘンゲ
出演  モーリッツ・ブライプトロイ ゲオルク・フリードリヒ マルト・ケラー

思っていたよりもゆるく思っていたよりも展開が読め

それでも面白かった。

ナチス・ドイツが探し求める絵
それはユダヤ人画商一族 カウフマン家が密かに所有する
250年前に盗まれたとされるミケランジェロの絵。
国宝級ともいえるミケランジェロの絵は
簡単には姿を現さない。

ユダヤ人画商カウフマン家は財産を奪われ迫害され
苦悩の日々をおくるが
それでも心の折れる人間にはならず・・・

粋なラストに胸がスーっとします。


http://code-m.jp/
札幌ではディノスシネマズ札幌劇場にて公開中

2011年122本目

映画 【黄色い星の子供たち】

黄色い星の子供たち

監督・脚本  ローズ・ボッシュ
出演  メラニー・ローラン ジャン・レノ

1942年 パリ 
史上最大のユダヤ人一斉検挙
真実の物語

ナチス占領下のパリ ユダヤ人は胸に黄色い星をつけることが
義務付けられていた。
1942年7月16日夜明け前のパリで始まったユダヤ人一斉検挙。
男も女も子供も関係なく検挙された。

この手の映画を観て毎回思うがヒトラーの非人間的行為に
イラッとします。
罪のないユダヤ人をなぜそこまで追い詰めて殺してしまうのか…

この映画 残虐のシーンはそれほどなくて
淡々としながらも心にジーンと沁みる映画で・・・涙
途中しゃくって泣きそうと思ったら他の方がしゃくって泣いてました
7~8割の方が涙。

とてもよかった。
最後まで守ろうとする赤十字から派遣された
アネット(メラニー・ローラン)とユダヤ人との関係や
家族と引き離された子供が・・・

切なくって辛くって
だけど困っている人に対して一生懸命のアネットの
人間味あふれる人柄がよくって
ハンカチなしでは鑑賞できぬ。
観てよかった。そんな1本
こんな歴史は繰り返さないことを祈ります。


http://kiiroihoshi-movie.com/pc/
札幌ではシアターキノにて公開中

2011年121本目

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