札幌100マイル

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映画 【ふがいない僕は空を見た】

ふがいない僕は空を見た
20121209-01.JPG
監督  タナダユキ
原作  窪美澄
出演  永山絢斗 田畑智子 窪田正孝 三浦貴大 原田美枝子

今回のタナダユキ監督作品どーなの?
予告を観ていて痛々しい田畑智子・・・と思っていました。
原作は未読

前半~中にかけて・・・これって。汗
実に痛い
アニメキャラのコスプレをしている主婦あんず(田畑智子)
アニメのイベント会場で知り合った高校生の卓巳(永山絢斗)と関係をもつ
卓巳のことを むらまささまー と呼びコスプレでコトを始める
これの繰り返し
コメディなのか?真面目なのか?エロいのか?切ないのか?
わからなくなる。

しかしフライヤーにも書かれている通り
性と生
中~後半 人間模様をうまく見せてくれる。
なさそうでありがちな日常を
人によって悩みや葛藤は別々だけど
それを上手に見せてくれる。
それぞれの暗い部分を切り抜いて
それぞれの逃げられない問題を抱えて
もがきながら苦しみながら
それを乗り越えて・・・

http://www.fugainaiboku.com/
札幌ではシアターキノにて公開中

2012年103本目

映画 【シルク・ドゥ・ソレイユ】

シルク・ドッゥ・ソレイユ
20121209-00.JPG
監督・脚本  アンドリュー・アダムソン

ラスベガスの7つのショーを背景に
オリジナルで作り上げた作品

ショーは気になっていたが実際には見たことがないので
映画・・・気になって観ちゃいました。
3Dです。
この映画の3Dはどんな感じ?
あたし的には今まで観た3Dの中で一番疲れたー
リズムよく人間が立体的に動くので最初ついてけなくて具合が悪くなった。
そして喋らないのでじんわーり寝れます。汗

映画を観て思いましたが
実際にショーを観たくなりました。
ものすごいリズムとバランスの良さ!!!
同じ人間なの?って思うくらい素晴らしい。

映画は色々なショーをストーリー仕立てに見せてくれる。
あたしのお気に入りは大車輪と海の中
大車輪はリズムを崩すときっと落ちちゃうだろうなー
っていうのを小気味よくそしてダイナミックに走り続ける。
ドキドキしながら見入ってしまった。
あと海の中をイメージしたショー
クラゲの動きとか・・・本当に海の中にいるみたいで
神秘的でとてもよかった。

ショーは色々とストーリーを変えて
クライマックスへと・・・

不思議なパフォーマンスエンターテイメントショーの世界
圧巻です!

http://www.cirque-3d.jp/
札幌では ユナイテッドシネマ札幌 札幌シネマフロンティア にて公開中

2012年102本目

映画 【ライク・サムワン・イン・ラブ】

ライク・サムワン・イン・ラブ
20121125-01.JPG
監督  アッバス・キアロスタミ
出演  奥野匡 高梨臨 加瀬亮

どーなんだいこの映画? と気になり鑑賞。
ざっくりと三角関係のある部分を切り抜いた感じ。
どちらかというとあたしはラストに結果が欲しいタイプなので
こんな終わり方では納得できなーい!!!と思ってしまったが
こういう映画好きな方はきっとスキだろうと思う終わり方。
単館マニア向け?!

84歳元大学教授のタカシ(奥野匡)は
淡い恋心?!を求めているのか?!
妻に先立たれて味気のない生活の中で淡いものを求めてるのか?
そこに登場するフツーそうな女子大生(高梨臨)
これがなかなかの曲者。
現代の若い女にイラっときてしまった。あたし。
普段優しいのにキレ出したら止まらない男(加瀬亮)
キレすぎだって(怒)

色々な愛のカタチ
罪だわ。

http://www.likesomeoneinlove.jp/
札幌ではシアターキノにて公開中

2012年101本目

映画 【ヴァンパイア】

ヴァンパイア
20121125-00.JPG
監督  岩井俊二
出演  ケヴィン・ゼガーズ アデレイド・クレメンス 蒼井優

久々の岩井俊二ワールドはヴァンパイア
現代版の吸血鬼と不思議な空気感が交じっていて
独特の世界へ・・・

現代に生きている吸血鬼ってこんな感じ?!
死にたい少女の血をいただきまーす!!
出てくる少女たちが透明感あって魅力的
すばらしいキャスティング。
病気の母親
バルーン
日本からの留学生ミナ(蒼井優)
輸血後はどうなったのかなぁ?と
妄想と想像が・・・

献血して貧血のヴァンパイア・・・
なるほど そーきました!と思わせるラスト

なんだろう?!
この独特の空気感。岩井ワールド健在。

http://vampire-web.com/opening.html
札幌では上映が終了しています

2012年100本目

映画 【コッホ先生と僕らの革命】

コッホ先生と僕らの革命
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監督  セバスチャン・グロブラー
出演  ダニエル・ブリュール ブルクハルト・クラウスナー

1846-1911コンラート・コッホ (ドイツ人)
ドイツにおけるサッカー創始者
実話を基に作られた作品。

公開を楽しみにまってました。

19世紀末のドイツ 帝国主義時代
イギリス帰りのコンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)は
名門校の英語の教師として採用される。
この時代のドイツ・・・反英感情が高かったり 厳しい教育方針だったり
お金持ちだけが教育を受けられられ貧乏人には教育など
いらぬと偏見を持たれてたり。

そんな中で新しい風が吹いた。

コッホ先生はイギリス=英語に偏見を持った子供達に
サッカーを教えた。
教室で受ける英語の授業には距離を置いていた子供達も
サッカーを通して学ぶ英語やチームワークで距離を縮めていった。
それに納得のできない大人たちは
あの手この手を使って邪魔をする。
そして子供たちは自立していくヒューマンドラマ。
いいお話でした。
映画を観ながらコッホ先生や子供たちを応援してました。

子供たちが個性的で
とくにぽっちゃりした男の子はなかなかのやり手。笑
親よりも商売上手。笑

クスッと笑えて 温かくって
子供たちがイキイキしてキラキラしてた。

http://kakumei.gaga.ne.jp/
札幌では ディノスシネマズ札幌劇場 にて公開中

2012年99本目

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