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映画 【神々と男たち】
Posted by ちぇき on 2011年5月22日(日) 23:51
神々と男たち
監督 グザヴィエ・ボーヴォワ
出演 ランベール・ウィルソン マイケル・ロンズデール オリヴィエ・ラブルダン
フィリップ・ローダンバック ジャック・エルラン ロイック・ピション
グザヴィエ・マリー ジャン=マリー・フラン オリヴィエ・ペリエ
サブリナ・ウアザニ ファリド・ラービ
1996年アルジェリアで実際に起きた
武装イスラム集団によるフランス人修道士誘拐事件。
7名誘拐・殺害事件を題材にした映画。
北アフリカ・アルジェリア。
フランス人修道士たちが現地のイスラム教徒と
宗教を超え交流していた平和な日々。
アルジェリア軍とイスラム原理主義者による内戦が激化し
平和だった修道院まで危険が迫ってきていた。
修道士たちにアルジェリア政府やフランス内務省から
帰国要請が出ていたが修道士たちは互いに自分の
心の内を告白し 現地に残るべきか逃げるべきか?
意見を交換し続けた。
なかなかこたえが出せないまま内戦は悪化。
狙われる修道院。
怯える周辺住民。
修道士たちは個々の胸の内を告白しながら
食卓を共にした夜
覚悟を決め神に仕えるものとして出したこたえ。
白鳥の湖。
音楽が流れワインをいただき
それぞれの想いに胸がいっぱいになる。
このシーンで何を意味しているのか
胸が詰まりました。
宗教って・・・ここまでやらなくても
根深いものを感じる。
テロをやらなくても話し合いで解決策をと思う。
無力の人々を無作為に殺害しても何も残らない。
ものすごく腹立だしい。
修道士たちの分け隔てない勇気ある決断と行動が
いつか実を結ぶことを願って・・・
http://www.ofgods-and-men.jp/
札幌では上映が終了しています。
2011年59本目