札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

2009年04月25日 の投稿一覧

子熊のレスリング

経営管理課の樋泉です。
先日、深夜に仕事をしていると、警備員さんに「もう顔がボロボロだから帰りなさい」と言われました。
どんな顔だ、と思って鏡を見ると、そこには土気色の顔のゾンビがいました。
つくづく恐ろしい職場です。


明日は雨天で、気温も低いようですね。
そんな日こそホッキョクグマ日和だと思います。
お客さまが少ないときは双子をゆっくり眺められますから、明日のご予定が決まっていなくて、お時間に余裕のある方は、ぜひ円山動物園へお越しください。


時々、ホッキョクグマ担当の河西飼育員が当ブログに記事を書いてくれるようになりました。
残業後に半死半生の状態で泣きながら更新することが多いので、とても助かります。
「泣きながら」は嘘です、申し訳ありません。
とても楽しんでやっております。

私は事務職で、動物のお世話をしているわけではありませんから、短い時間に見てきた双子の様子をお伝えしたり、私が知りうる限りのホッキョクグマネタを記すだけで精一杯ですが、今後とも当ブログを何卒宜しくお願い致します。

楽しみにしている、と言っていただけると、疲れも吹き飛びますし、自費でカメラを買った甲斐があった、と思います。

今日は4月19日の午後に撮った双子のレスリングの写真を大放出します。
一週間前の写真で申し訳ありません。
明日は写真を撮る時間があるといいのですが。


当然ですが、ツヨシやピリカの幼少期には、子熊同士のレスリングを見ることはできませんでした。

こうして激しく取っ組み合う写真がもっとも双子らしくて好きです。




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「ちょっと野蛮だわ、でも双子が羨ましいわ…」

アイスベアのために

拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
経営管理課の樋泉です。

道案内が不得手です。
車で動物園にいらっしゃる途中のお客さまから、お電話で道を尋ねられることが時折あるのですが、Googleマップなどを見ながら「今○○の△丁目ということは?東西南北どっちに向かえばいいの?次右折?あれ左折?」とパニックになってしまいます。
誰かいれば電話をかわってもらうのですが、私しか事務所にいなかったら大変なことです。
大惨事です。お客さまを襟裳岬までご案内してしまうかもしれません。
どうかお車にはロードマップを積んでください。
私も「あらゆる場所から動物園へたどり着く道」を勉強致しますが、こればっかりは脳の仕組みの問題のような気がしてなりません。
言い訳をして努力を怠るつもりなんて全くないのですが、方向感覚がおかしくて、本当に道案内が苦手なのです。

実際、外勤に出ると半分以上の確率で道に迷います。
人生の迷子でもあります。

※公共交通機関のご案内なら概ね大丈夫です。
ですから繁忙期は公共交通機関をご利用いただけると、駐車待ちでお客さまがつらい思いをされることもなく、私のしどろもどろ・意味不明な道案内を聞かされる心配もなく、万事うまくいきます。
ホッキョクグマの生息環境への悪影響も抑えられるものと思います…

長い前置きですが、要するに、連休中は駐車場がすぐに満車になりますから、公共交通機関がおすすめです、という話です。


さて、ホッキョクグマはICE BEARと呼ばれることもあります。
アイスベアであれポーラーベアであれ、ウルススマリティムスであれ、彼らが生きる環境のことがその名に含まれています。
氷、極地、海。

彼らは、北極圏の氷海とその周辺、という特殊な環境の中で生きています。
そこは、地球環境の変化が最も早く、最も顕著にあらわれる場所です。

アイスベアの双子を見ていると、頬がゆるむと同時に、彼らの置かれている状況について思いを馳せたくなりますね。

動物園の役割はまさにそこです。
さまざまな生き物の美しさ・怖さ、かkk

ってここまで書いて力尽きた…

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穴があったら入りたい。

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ホッキョクグマの赤ちゃんが雪の上で戯れる様子を見ることのできる貴重な時期が過ぎてしまいました。
写真は2009年3月22日のものです。
最近撮影する時間がないものだから、前に撮った写真で誤魔化そうとしております。

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野生下だろうと飼育下だろうと、いつか離れ離れになるのだから、たっぷり遊んでおくといい、と思いながら見ております。

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