双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
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アイスベアのために
Posted by hokkyoku on 2009年4月25日(土) 03:30
拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
経営管理課の樋泉です。
道案内が不得手です。
車で動物園にいらっしゃる途中のお客さまから、お電話で道を尋ねられることが時折あるのですが、Googleマップなどを見ながら「今○○の△丁目ということは?東西南北どっちに向かえばいいの?次右折?あれ左折?」とパニックになってしまいます。
誰かいれば電話をかわってもらうのですが、私しか事務所にいなかったら大変なことです。
大惨事です。お客さまを襟裳岬までご案内してしまうかもしれません。
どうかお車にはロードマップを積んでください。
私も「あらゆる場所から動物園へたどり着く道」を勉強致しますが、こればっかりは脳の仕組みの問題のような気がしてなりません。
言い訳をして努力を怠るつもりなんて全くないのですが、方向感覚がおかしくて、本当に道案内が苦手なのです。
実際、外勤に出ると半分以上の確率で道に迷います。
人生の迷子でもあります。
※公共交通機関のご案内なら概ね大丈夫です。
ですから繁忙期は公共交通機関をご利用いただけると、駐車待ちでお客さまがつらい思いをされることもなく、私のしどろもどろ・意味不明な道案内を聞かされる心配もなく、万事うまくいきます。
ホッキョクグマの生息環境への悪影響も抑えられるものと思います…
長い前置きですが、要するに、連休中は駐車場がすぐに満車になりますから、公共交通機関がおすすめです、という話です。
さて、ホッキョクグマはICE BEARと呼ばれることもあります。
アイスベアであれポーラーベアであれ、ウルススマリティムスであれ、彼らが生きる環境のことがその名に含まれています。
氷、極地、海。
彼らは、北極圏の氷海とその周辺、という特殊な環境の中で生きています。
そこは、地球環境の変化が最も早く、最も顕著にあらわれる場所です。
アイスベアの双子を見ていると、頬がゆるむと同時に、彼らの置かれている状況について思いを馳せたくなりますね。
動物園の役割はまさにそこです。
さまざまな生き物の美しさ・怖さ、かkk
ってここまで書いて力尽きた…
穴があったら入りたい。
ホッキョクグマの赤ちゃんが雪の上で戯れる様子を見ることのできる貴重な時期が過ぎてしまいました。
写真は2009年3月22日のものです。
最近撮影する時間がないものだから、前に撮った写真で誤魔化そうとしております。
野生下だろうと飼育下だろうと、いつか離れ離れになるのだから、たっぷり遊んでおくといい、と思いながら見ております。