札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

2009年10月21日 の投稿一覧

百万個の浮き


大好きなあの熊に 赤い浮きをあげたい
ある日プールの 浮きを持ち上げました

百万個の赤い浮きをあなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見えるプールを真っ赤な浮きでうめつくして


あっ

母のテンション

秋の深まりとともに、子熊のみならずララのテンションが上がっている気がいたします。
今日はお休みの日だったので、午前中の会議だけ出て、
午後はゆっくりホッキョクグマ達を眺めておりましたが、
ララが著しく元気で驚きました。

3頭一緒に遊んでいる姿ほど面白いものはありません。
気温の低下とともにお客さまの足は遠のくものですが、もったいないことです。
ホッキョクグマに関しては、夏よりも今のほうが活動的で、見ごたえがあります。
秋冬に被毛が美しくなる動物も多いです。


これはキロルだったか。
四肢を伸ばさない飛び込みを初めて見ました。




これはララです。大人の飛び込み、格好良い。


飛び込んだ母に子供たちが襲い掛かります。


あなたたちが楽しげだと、わたしも楽しい。

赤ちゃん誕生



中に人が入っている疑惑のある二大動物といえば、ホッキョクグマとパンダです。

パンダといえば和歌山県のアドベンチャーワールド。
イコロとキロルよりほんの数ヶ月先に生まれた双子のパンダ「梅浜」と「永浜」がいますね。
見に行きたい、見に行きたいと思っている間に、もう満1歳になったか…

そのアドベンチャーワールドで10月13日、ホッキョクグマのメスの赤ちゃんが生まれたそうです。
おめでとうございます。

恥ずかしながら、この情報は今日お客さまに教えていただきました。
それでも動物園職員か。

両親はともに17歳のアークティク(オス)とオホト(メス)。

赤ちゃんの写真が載っていましたので、下記リンク先をご覧ください。
アドベンチャーワールドホームページ
イコさんキロさんの生まれたての様子はサーモグラフィの映像でしか見たことがないので、
カラー写真が新鮮に感じられます。
彼らが生まれる前後は、厳戒態勢で産室には誰も近づきませんでしたし、
中は真っ暗でしたから。
イコキロのどっちが先に生まれたのかは永遠の謎です。

アドベンチャーワールドのこの子が順調に成育した場合、愛媛県立とべ動物園のピース嬢に次いで、
国内でのホッキョクグマの人工哺育成功の2例目ですね。
元気に育ってくれることを願ってやみません。


飼育下繁殖の難しいホッキョクグマですから、母親が育てるのであれ、人の手で育てるのであれ、
朗報に変わりありません。


以下は、ただのホッキョクグマ好きの人間のつぶやきです。
不快でしたら申し訳ありません。

今月24日から一般公開なんですね。
今月13日に生まれて24日公開との記載があり、少し驚きました。
屋外に出すわけではなく、哺育室での公開だから大丈夫なのかな。



↑2008年12月9日生、2009年3月20日一般公開、転げるイコキロ。

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