札幌100マイル

RSS 札幌彫刻美術館日記-彫美家の日々

札幌宮の森にある小さな美術館の日常を学芸員がお伝えします。

by sapporochobi

プロフィール

本郷新記念札幌彫刻美術館

宮の森の閑静な住宅街のなかにある美術館です。
彫刻家・本郷新の作品をおもに展示しています。
「ちょうび」と呼んでください。
5人家族の「彫美(ちょうび)家」、日記担当は学芸員のHです。

開館時間 10:00~17:00 月曜休館
料金 一般300円、高大生200円、65歳以上250円、中学生以下無料 ※特別展の場合は異なります。
〒064-0954 札幌市中央区宮の森4条12丁目
TEL 011-642-5709
http://www.hongoshin-smos.jp/index.html


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アーティストトークのお知らせ

こんにちは!

本日はあさって16日(土)に開催される
「となりのひと」展の関連イベント、
アーティストトークのお知らせです。

4名の出品作家に、「となりのひと」というテーマのもとで
出品いただいた今回の作品についてのお話をうかがいます。
今回お話いただく方々の作品についてちょっとご紹介。



鴻上宏子さんは、石膏を素材にした男女一対のレリーフ状の彫刻と
子どもの半身像を組み合わせ、
家族のイメージがぼんやりと浮かび上がる幻想的な世界を作りました。


小林麻美さんは、「窓」をモティーフにした新作の大きな絵画と、
電車のなかで出会った人の記憶を描いた小品を出品。
「見る」ことと「見られる」ことが画面のなかに同居する、
絵画の不思議に引き込まれる作品です。


冨田哲司さんは、YKK5号のジッパーのついた服を一般から募集して
つなげるプロジェクトを展開中。
ほんのささやかなきっかけで
他人同士がつながることのできる可能性を見せてくれます。
会期中も会場内にどんどん服は増殖中。
詳しくはこちら⇒Zip Up Us Art Project
★冨田さんのプロジェクトに参加される方は、本展の入場が無料になります。
受付でお申し出ください。




野又圭司さんは、社会的なテーマを扱うことの多い作家。
今回は「孤立死」を題材に、
展示室のなかにセメントによる重厚な集合住宅を出現させました。
壁一枚隔てた隣人に声が届かない孤独に、
背筋の冷える思いがします。


今回は以上の作家から直接お話を聞くことのできるよい機会!
ぜひお気軽にご参加ください。




アーティストトーク「となりのひとの話」

担当学芸員が聞き役をつとめながら、
「となりのひと」展出品作家4名が自作についてお話しします。

日 時:2012年6月16日(土)14:00~15:00(予約不要、要展覧会観覧券)

参加作家:鴻上宏子、小林麻美、冨田哲司、野又圭司



展覧会のFacebookページでも、
本展にまつわるいろいろを発信中。
Facebookユーザーでなくてもご覧いただけます。
ぜひのぞいてみてください。


こちらの写真は現在編集中の本展図録の校正刷り。
よい感じの本になりそうです!
7月1日発売予定。
窓口で予約も受付中です。


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