札幌100マイル

札幌彫刻美術館日記-彫美家の日々

札幌宮の森にある小さな美術館の日常を学芸員がお伝えします。

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お知らせふたつ!

おひさしぶりです!
気がつけば、師走。

彫美ではただいま「抽象・具象彫刻60人展-北の作家たち-」を開催中。
北海道を拠点に活躍する若手からベテランまで60作家による展覧会です。

今年すでに開催した「抽象彫刻30人展」と「具象彫刻30人展」の
出品作家60名の展示ですので、
前回と同じ作品が展示されるの??と誤解されがちなのですが、
前回とはすべて違う作品ですよー。






展示風景をちらり。









60作家の作品が小さな美術館に大集合で、見応えありです。
素材も技法もじつにさまざま。
ちょっと頬のゆるむようなユーモラスな作品もあれば、
鋭い風刺にはっとさせられる作品もあります。

それぞれの作家のコメントを記載したリストもお渡ししていますので、
1点1点、作家の言葉にふれながら鑑賞していただくのもよいと思います。

あさって、12月17日(土)14時からは学芸員のギャラリートークがあります。
本館で開催中の本展をご案内したあと、
お隣の記念館の本郷新作品についても解説いたしますので、
ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!
本館は行ったことあるけど記念館は入ったことないな、
という方はとくに!
ご予約は不要です。

展覧会詳細はHPからどうぞ!→http://www.hongoshin-smos.jp/




そしてそして今日は、もうすぐ冬休みの子どもたちと保護者の方にお知らせです。
明日から申し込みですので、ぜひどうぞー!

冬休み子ども造形教室「ブロンズ粘土で彫刻をつくろう!」
日時:2012年1月8日(日)10:30~12:30
対象:小学3~6年生
定員:15名
参加費:1,000円(材料費込)
講師:中尾孝典氏(造形作家)
申込:12/16(金)より電話受付(011-642-5709 受付9:30-17:00 )



西野康造彫刻展、あと3日!

こんにちは!
ご無沙汰しておりました。

彫美では9月24日から「西野康造彫刻展―風の形象、空の記憶」を
開催してまいりましたが、
早いもので今日を入れてあと3日、11月13日(日)で会期終了となります。
土日はどこへいこうかな~と考え中の方、
ぜひぜひ彫美も選択肢のひとつに加えてくださいませー。


看板が目印です。




展示風景です。
(作品については前回の記事をご参照くださいませ)






全長約10m以上の大きな作品。
壁の一点だけで支えられ、バランスを保ちながらゆーっくり動いています。
下から見上げるとかたちがきれいに見えるので、
ぜひベンチに座って眺めてください。







展示の最後を飾る作品。
風を受けて、翼がそれは優雅に羽ばたくのです。
人の手でつくられたものですが、まるで生きているようです。
これは本当に見ていて飽きないですよ。うっっとりです。
「ほしい!」というお声も多いのです。



今回の翼の作品は習作なのですが、
同シリーズの大きな作品の動く様子がこちらで見られます↓
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=LhlGeBY_fkI
http://www.youtube.com/watch?v=eeQdoPICOx0

何はともあれ、私の撮った写真などでは西野作品の魅力は
ミジンコほども伝わりませんので、ぜひ実際に見ていただきたいです。

つい今しがたも、某氏がいらして
「チラシでみてもよくわからなかったけど、すごいっすね!!!!!」
と熱く感動を伝えてくださいました。

何とぞ、何とぞ!お待ちしております。
11月13日(日)までです!


★よりみち情報★
彫美にいらしたら、ご近所のこちらもご一緒にどうぞ↓
◎宮の森の美味しいパン屋さん⇒ルルド
◎ただいまフランス人アーティストが壁画制作中⇒札幌宮の森美術館

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西野康造彫刻展、好評開催中です。

おひさしぶりです!

円山・宮の森地区のヒグマ出没ニュースにおののく彫美では、
ただいま西野康造彫刻展を好評開催中です。

展示風景をちらりと。

こちらは木の作品《蝕》。
上にいくにしたがって厚みがなくなり、
空間に溶け込んでいくようなはかなさが魅力的です。





こちらはいちばん大きな作品《空の記憶》。
なかなか写真では伝えにくいのですが、
色彩、軽やかさ、構造の美しさにひきこまれます。
長いこと飽きずに眺めていられる作品です。




ご本人も「カメラマン泣かせの作品なんです」とおっしゃってましたが、
線が細く、写真で良さを伝えるのが難しい作品たち。
とにもかくにも「実際に見てほしい!」のひとことであります。


そして本日は学芸員のギャラリー・トークでした。
前半は本館にて西野作品の見どころをご案内。




後半は記念館をご案内。
常設の本郷新作品についてお話しました。
本郷新はダイナミックでボリューム感のある人体像がメインです。
本館と記念館、まったくタイプの違う彫刻ですね。




終了後は参加されたみなさんに
展覧会の感想をうかがうこともできて楽しいひとときでした。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

次回ギャラリー・トークは10月22日(土)の14時からです。
予約は必要ありませんので、
気が向いたらぜひふらっとお越しくださいませ。
お待ちしております!


「西野康造彫刻展」は11月13日(日)までです
どうぞお見逃しなく!


それではまたー!


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展覧会いろいろのお知らせ

おひさしぶりです!
今日から9月だというのに暑いですね。
空は見事な快晴です。

開催中の「具象彫刻30人展-北の作家たち-」は
残すところあと4日となりました。
現在北海道で活躍中の30作家の多彩な仕事が一堂に見られる機会です。
9月4日(日)まで、ぜひぜひお越しくださいませ!


「具象彫刻30人展」のあとはちょっと展示替え休館をいただいて、
「甲斐野弘幸・幸子 二人展」を開催します。
札幌在住の甲斐野弘幸さんの平面、市子さんのレリーフ合わせて約40点が展示されます。

甲斐野弘幸・市子 二人展
会 期:2011年9月7日(水)~9月18日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)
休館日:月曜日
観覧料:無料
※ただし、記念館をご覧いただく場合は
一般200(150)円、65歳以上150(120)円、高大生100(50円)
の観覧料がかかります。( )内は10名以上の団体料金です。


↓展覧会DM
kainoDM



そしてその次には、
「第15回本郷新賞受賞記念 西野康造彫刻展-風の形象、空の記憶」
を開催します。
本郷新賞とは、戦後日本の野外彫刻を牽引した彫刻家・本郷新の功績を記念して、
当館が2年にいちど、国内の公共空間における優れた彫刻作品にお贈りしてきた賞です。
(詳しくはこちら→http://www.hongoshin-smos.jp/hongoshinsyo/list.html
第15回目となる今年、この本郷新賞を受賞したのが、
創成川公園のアートワークのひとつ、西野康造氏の《スノーリング》です。


テレビ塔の東側、創成川に架かった白いリングが《スノーリング》です。
彫刻作品ですが、橋として渡ることができます。
スノーリング3



上から見るとこんな感じです。
河岸に降りていく階段も作品と調和するようにデザインされています。
スノーリング1



別に対岸に行く用事がなくても、ついつい渡りたくなってしまう橋。
意外に幅がせまいので、すれ違う人同士の小さな会話が生まれたりも。
ベンチになったところにちょっと座ってひと休みするのもいいですよ。
缶ジュース(ビールでもよし)を置くのにぴったりのくぼみもあったりします。
創成川公園を歩くときの、おすすめの寄り道スポットです。
スノーリング2

(《スノーリング》撮影:前澤良彰)


そういうわけで、《スノーリング》を制作した西野康造さんの展覧会を9月24日から開催します。

はい、チラシをどうぞ!



この翼の作品は代表的な仕事のひとつですが、
西野さんはおもにこのような無数の金属線を使った繊細な彫刻を手掛けてきました。
西野さんの彫刻は、スケールは大きいけれども、空間にひっそり溶け込み、
少しの空気の流れに反応してゆっくりと優美に動きます。

今回の展覧会ではそうした西野さんの金属彫刻を中心に紹介します。
現在鋭意準備中です。ぜひご期待ください!

初日にはアーティスト・トークもあります。
国内だけでなく、海外でも活躍中の西野さん、
現在進めている仕事についてなど、興味深いお話を伺えそうです。
関心のある方はぜひお早めにご予約を!

◎アーティスト・トーク
西野康造氏をお迎えし、《スノーリング》の制作背景や近年取り組んでいる作品についてお話を伺います。
日時:9月24日(土)15:00~16:00
会場:本郷新記念札幌彫刻美術館 本館
定員:30名(電話予約制、先着順)
※9月1日(木)より予約受付(TEL 011-642-5709/受付時間 9:30~17:00)
※要展覧会観覧券。



ほかにも関連事業がありますので、お楽しみに。
ひとまずチラシ裏もどうぞ!





担当者としてもとても楽しみな展覧会です。
みなさんにもぜひぜひご覧いただきたいです。


ひさびさに記事を書いたら、ちょっと長くなってしまいました。
読んでくださってありがとうございます。


★Twitterではわりとこまめにつぶやき中です★
http://twitter.com/sapporochobi/

抽象彫刻30人展、はじまっています。

みなさまこんにちは。

ブログ開設以来、ずいぶんごぶさたしてしまいました。
彫美家一同、展覧会準備にいそしんでおりました。

5月21日より、開館30周年記念展
「抽象彫刻30人展-北の作家たち-」がはじまっています。





札幌近郊在住の作家を中心に、
現在活躍中の30人の作家による彫刻・立体作品をご紹介する展覧会です。

若手からベテランまで30作家の多彩な作品が、
小さな彫刻美術館全体にところ狭しと並びました。
ふだんは使わない1階のスペースや庭園にも作品が展開しています。
ぜひ、一点一点じっくりご鑑賞ください。

会期中は出品作家のみなさんが自作についてお話しする
ギャラリー・ツアーもあります。
ぜひお気軽にお越しください。

こんな感じで、お話を聞きます。
作品そのものと一人で向き合うのももちろん楽しいですが、
作家の言葉を通すと、また作品の見え方が変わって面白いです。






次回の更新では展示風景をご紹介したいと思います!

本郷新記念札幌彫刻美術館開館30周年記念
「抽象彫刻30人展-北の作家たち-」


会 期:2011年5月21日(土)~7月10日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般300(250)円、高校・大学生200(100)円、65歳以上250(200)円、小中学生無料
    ※()内は10名以上の団体
    ※この料金で、隣接する記念館にもご入館いただけます。ぜひ両館あわせてご覧ください。

主催:本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市芸術文化財団)
後援:北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会

 当館は今年開館30周年を迎えます。
それを記念し、北海道における彫刻・立体表現の現在を紹介する
展覧会を開催いたします。
 第一弾として、札幌近郊で活躍する作家を中心に、
具体的な対象の再現から離れた抽象的な表現傾向をもつ
30作家の作品をご紹介します。
 さまざまな素材や手法を用いて豊かなイメージを創出する
多彩な作品群にご注目ください。

[出品作家]
阿地信美智、阿部典英、泉 修次、伊藤明彦、伊藤隆弘、柿崎 熙、
加藤宏子、川上りえ、國松明日香、櫻井 亮、下沢敏也、菅原尚俊、
杉田光江、田村陽子、ダム・ダン・ライ、富原加奈子、楢原武正、
野又圭司、端 聡、伴 翼、藤田尚宏、藤本和彦、松井茂樹、松田郁美、
毛内やすはる、山本美沙、山本良鷹、艾沢詳子、渡辺行夫、渡邊 希

[関連イベント]
◎ギャラリー・ツアー
各回10名の出品作家が自作についてお話しします。
会場:札幌彫刻美術館本館
*要展覧会観覧券。当日直接会場にお集まりください。
*都合により変更になる場合があります。

(1)5月21日(土)14:00~15:00 (終了しました)
阿地信美智、伊藤隆弘、柿﨑熙、川上りえ、櫻井亮、下沢敏也、菅原尚俊、
田村陽子、艾沢詳子、渡邊希  

(2)6月4日(土) 14:00~15:00
阿部典英、泉修次、伊藤明彦、加藤宏子、楢原武正、端聡、毛内やすはる、
山本美沙、山本良鷹、渡辺行夫

(3)6月18日(土)14:00~15:00
國松明日香、杉田光江、ダム・ダン・ライ、富原加奈子、野又圭司、伴翼、
藤田尚宏、藤本和彦、松井茂樹、松田郁美

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