札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

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泣かせてくれるぜ!!

何だか変な天気が続いておりますね。
皆様今晩は、ねぇさんです。
ブログ更新率の悪さを数字で見せられ、ものごっつ反省中・・・。

実は昨日、思いもかけない出来事がありました。
それは、いつもの様に、夕方ドーム内のリスザル飲み水をキレイにしている時の事。
これまたいつもの様に、メイが私の方に乗ってきたので、まぁ条件反射みたいなモンでメイを撫でると・・・・・あれ?何か形が歪?

ふと肩口を見ると、何故かいつもとは違い、素早く逃げるメイ。
その姿を追ってみますと・・・・・。


・・・あれ?


・・・・・・・・・あれれ?


ちょ、ま、


'えぇええええええええええ?!!
'
な、何と!
今年生まれのチビーが、その背中に張り付いてるじゃあありませんかっ!!

た、確かにチビーずもそろそろ母親の背中からやんちゃを始める時期ではありますけど!母親の背中から他のおばちゃん達の背中に乗る事もありますけど!

ま さ か。

メイが背中を貸すとは思ってもいなかったですよぉおお!!

正直かな〜り感動したんですけど、ふと冷静になって考えるに・・・ちょ、あんたおっかさんは何処の誰さんよ?!


はい、すぐに見つかりました。モアちゃんです(笑)
メイに託児して、ご飯食べてました余裕だなこら!


「あらあら。何処まで行ってるのかしらね?」


「落ちるんじゃありませんよ〜。」
(一応ちゃんとメイ達を目で追ってはいましたね)

リスザルの赤ちゃんは、お母さんの背中にしがみついている間は、お母さんだけの赤ちゃんです。
でも、背中から離れる時期が来て、行動範囲が広がるにつれ、赤ちゃんは群れ全体のあかちゃんになります。
リスザルのメス達は、赤ちゃんが大好きです。なので、この時期は赤ちゃんの争奪戦(?)や、赤ちゃん達のおばちゃん背中を渡り歩く姿がとても良く見られるのです。
でも、それにメイが参加するとは、正直思っていなかったので、本当にすっごく感動しました。

人工哺育で育てられた子が、ちゃんと母親になれるのか。

なれるんだ、って、メイが教えてくれた瞬間だった気がします。

何て言うか、鼻の奥がつん、と痛くなりましたね。
本当の意味で、メイの群れ復帰が完了したなぁ、と思いました。
(いやまだ出産もしていないのに気が早いよ私(笑))


さて、最後はこの1枚で締めくくりますか。


メイとチビときぃちゃんとモア。

素敵な光景をありがとう。

( ˘ω˘ ) スヤァ…

三夜連続の夜の動物園も無事終わりました。
意外と体力勝負なこのイベント、モルモットたちもちょっとお疲れ気味です。


だいふく「( ˘ω˘ ) スヤァ...」


ヴィクトリア「( ˘ω˘ ) スヤァ...」


すがすがしいくらい熟睡しています。
わたしも寝たい。
引退したモルモットたちはあまり展示場での寝姿を披露してくれなかったので、ちょっと新鮮な姿です。


引退したおばあちゃんモルも元気です。
現在飼育数は7頭になってしまって少し寂しいですが……。


左から『ティアラ』『スチュワート』『もも』


下から時計回りに『もも』『パンダ』『イケタニ』『あゆ』
(おそらく乾草の中に『タマリン』)

こんなかんじで悠々自適な生活を送っております。
モルモットガイド以外でも担当をつかまえてもらえればお見せできますのでお気軽にどうぞ。

解禁になりましたので。

ちょっと身体に不安な点があったので病院に行ったら、これ位で来たの?みたいな事言われて少し凹んでいるねぇさんです今晩は。
いや、何事もないのは良いことなんだけどね。

ま、そんな事はさておき。
私は見ていませんが、てーう゛ぃー等で紹介もされた事らしいので、やっとこさリスザルベビーの写真など上げていきます。

7月8日に最初のベビーを確認しまして、それから現時点までに3頭の出産がありました。
途中、残念な事に母子共に亡くなってしまった仔も含めますと、4頭にはなるのですが(その日は週休日で看取ってやる事が出来なかった・・涙)
無事に産まれてくれたベビー達は、元気にすくすくと育っていますよ。


お母さんの背中にひしっ、としがみついて。


どんな夢を見ているのかな?


ママ友?なのか、結構お母さん達は一緒に居る事が多いですよ。


去年生まれのおチビ達も、何気に絡んできたり。


輝いていますね、母さん!(母:モア)

まだ数頭、出産を控えたお母さん予備軍もいますので、この先まだまだ気の抜けない日々が続きそうです。
毎年言ってると思いますが。
無事に産まれてくれれば、いいよ。どんなにおへちゃでも、お馬鹿さんでも。
生きていてくれれば、それだけで嬉しいよ。

こども動物園にお越しの際は、是非にリスザルドームへ赤ちゃんを見に来て下さいね。リスザル臭に負けずに!!

今日のラスト画像。
ややボケったーではありますが、結構お気に入りだったり。
躍動感を少しでも感じて頂ければ僥倖です。



ここからの〜、


『はいっ!!』
(写真を向けた途端に、思い切り逃げられた・・・・)

お粗末様でした(ちゃんちゃん)

どさんこ系お知らせ。

先日はラックの上から小さなコンテナ落下。今日はウマの東小屋の縁にデコをぶつけ、デコの両端が程よく青くなっているねぇさんです今晩は。
・・・・はい、阿呆ですね。

こども動物園にお越し頂いております皆様の中には、既にご承知の方々もいらっしゃると思いますが、改めてこちらにてお知らせです。

現在、観覧放飼場にて飼育展示しております、エゾリスの赤ちゃんがちらほらと姿を見せるようになりました。





姿を見せてくれるだけならばいいのですが、皆様が観覧される通路にも下りて来ては散策を始めている様子。
何分、タダでさえ小さな生き物の、更に赤ん坊。ちまちま、ちょろちょろと皆様の足下に出てくる事になりますと、非常に危険であると判断致しまして、暫くの間『どさんこの森』を閉鎖し、子供達の様子を観察させて頂く事に致しました。

本当であれば、今、このちんまくて可愛らしい姿をすぐにでも皆様にご覧頂きたいのですが・・・・私達には非常に苦い記憶があります。

2年前。
この時もめでたく赤ちゃんが複数誕生し、皆様にその愛らしい姿を見て頂いていたのですが。
子供達が活発に動き出したある時・・・悲劇が起こりました。

子供達のうち1頭が、踏まれ、躙られるという悲惨な姿で発見されたのです。

元々が小さな命。飛び出てきた所を誤って踏んでしまったのかも知れません。
驚きに、一瞬でも脚を止められたとも思います。それでも、付いてしまった勢いで踏まれたのかも知れません。

ただ、それでも。

その時に何の知らせもなく、そんな状態で放置された小さな命。
既に手の施しようが無かったにしても、何故、どうして?と、ただただ悔しくて哀しかった記憶が、私達にはあります。

そんな悲劇を二度と繰り返したくない。
それ故の決断である事、どうかご理解頂きたく思います。

再開の時期に関しましては、改めてご報告させて頂く事になると思いますので、今暫く小さな親子の動向を影ながら見守って頂けます様、お願い致します。

・・・・と、非常に堅苦しいお知らせになりましたが、最後に軽めのお話。

リスザルドーム内では、お腹の大きいお母さんが複数頭確認されています。
担当の予想を悉く覆し、未だ出産の兆候無し。
もう何時赤ちゃん出てきてもおかしくないんじゃね?ってお腹のお母さんもいるんですけどねぇ・・・・こればっかりは如何ともし難く。
今日も今日とて、のへへんとしておりますよ。


「早く産めってさ」「そうは言ってもねぇ」

なんて会話が聞こえてきそう。

この時期になると、本当に毎日朝が怖くてたまりませんよ。
頼むから早く、元気な赤ちゃんの姿を見せておくれぇえええっっ!!!

緑なのに青とは如何に?

はい。
本来であれば水曜担当なのですが、昨日は10時過ぎにはばたんきゅーと寝落ちしていましたねぇさんです今晩は。
今日は頑張って起きている予定。

さてさて。
今までは乾草が主食だった彼等でありますが、いよいよ待ちに待った青草の時期がやって参りました!
干したモノより瑞々しいモノが好ましいのは、生き物万物の共通点ではなかろうか。


うめぇ。


うメェ〜(笑)

写真のテクがありませんので、彼等がどんだけ喜んでいるかが伝わりにくいとは思うのですが(すんません)
本当に美味しそうに食べてるんですよ、えぇ、一心不乱にね。
もっしゃ、もっしゃと食べている様子を見ていると、何て〜か和みますわ、はい。

ただね、青物が出てくるって事は、お客様からの差し入れ(?)も時々あったりするんです。
こども動物園入られてすぐの看板にもありますが・・・。



動物達の事を思って下さるのであれば、是非にこのお約束を守って頂けると助かります。
と言いますか、看板見て下さいね〜。

さて、最後に。
最近撮った、マイベストショットなんぞ。


「イケてるだろ?」

お粗末様っしたぁ!!

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