札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

『ドサンコの森』タグの付いた投稿

シュミレーションタロウ

この世に生をうけて30年
1番忙しい気がする今日この頃
初めてスケジュール帳ってものを使いました
こんにちは、しみずです

こども動物園内のサインの見直しをしているのですが、その中の注意看板
~しないでね!だとか~はやめてね!みたいなの

個人的にあまり好きではないのです。
本来ならそんな注意看板が無くても人も動物も快適にすごせる動物園がいいな!
って思うのです。

でも現実難しいという状況で、絵で注意を促してはどうかと思い
会議でサンプルとして出すために書いてみました。

で、途中まで書いた絵がこれ

だれがどう見てもエゾリスですが

このまま書き続けてもよかったけど
ここはあえて誰かに書かせてあげようと思います!


とりあえず

そんな日は気分を変えてこっそり「タロウガイド」の練習です。


はやく出せと言わんばかりに動き回るので残像しか撮れず

ガイドの流れとしては、以前の滑空訓練の時の様に外へ出して
今回はスペースが無いので檻の扉の上から約1m滑空。。。
というかジャンプを3回ほどして、皮膜を広げた姿を一瞬でも見てもらった後に
タロウを手に乗せながら喋れたらいいな!

という頭の中でのシュミレーションはばっちりです。

はたしてうまくいくでしょうか@@

とりあえず外へ出してみる


予想通り興奮して散歩に出かけてしまいました・・・

そのうち戻ってくるだろうと思いしばらく放置

約30分後

いい加減戻ってこないので探しにいくと


どこから入ったのか置いてあった水槽に閉じ込められていました@p@;


なんていうか

全くシュミレーション通りにいかないわけで、本番で主役がいなくなるというすっごい喋りにくい状況になる気がしてなりません・・・。

予定では15日に1回実施してみようかなと思っていますので、是非見に来てください


復活!?

こんにちは

タロウです。

3月にエゾモモンガ「タロウ」の滑空を復活しようか!

という噂が!

あるとかないとかで

現在1年のブランクを埋めるべく裏でひっそり練習中です。


最近運動不足で少し太り気味のタロウには丁度いいな!と思いなんとか公開できるようがんがっております。

ただ、オリ越しなので以前に比べると見にくいのは否めませんが@p@;

それでも、モモンガが皮膜を広げた姿が一瞬でも見てもらえることができればいいな!

あとは僕が上手に日本語を喋れるかどうかです。



それと


「モルモットのふれあい」も先週ぐらいから再開してます!

主に水・木以外の曜日で3時半ごろから実施する事が多いと思いますのでよろしくお願いします><b

担当の「マッスル田中」がとてもさわやかな笑顔で
喋り、滑り、顔が赤くなる様子を是非ごらん下さい。



円山名物「モルブリッヂ」もお見逃しなくー


マッスル!マッスル!

動物博士せんぱい

こんちは!

先日のスノーフェスティバル開催中

少しだけドサンコの森放飼場に雪を入れてみました。

すると普段はめっきり出てこないエゾリスのもみお君が

散策に出動してきました@@

丁度もみおが出てきた時に外国人のお客さまがいて

しきりに「キュー!キュー!」とエゾリスを呼んでいたのです。
きっとこの人の国ではエゾリスは「キュー!」って鳴くんだろうなと思っていましたが

ほら、犬とか鶏とかもその国によって鳴き声の表現が違うじゃないですか

で、小1の甥っ子にエゾリスの鳴き声を聞かれた時に「エゾリスって外国だとキュー!って言うんだよ^0^」ってとても偉そうに話した記憶があります。

でも今思うとあれきっと「Cute」って言ってたんだろーなと・・・・・・・・。

そんな甥っ子は僕の事を「動物博士せんぱい!」と呼びます。
なぜ「動物博士」でいいのに最後に「せんぱい!」をつけてしまったのかは
未だに謎のままです。






先日追記でちらっと紹介したエゾモモンガのニューフェイス

まぎらわしい書き方だったかもしれませんが、まだ彼女かどうかはわかりません@p@;

まだ子供なので性成熟しておらず、発情期でも外見で判断がまだできない状態です。
勘ですが、きっと昨年の秋生まれの個体だと思うので今年の秋頃、発情がきて睾丸が降りてくれば♂かなーという感じです。

識別の為、わかりやすいように「ハニー」と名前をつけました。
これがまたまぎらわしかったようで・・・。
名前の由来はというと、♀であることを願って「タロウ」のハニーになるようにと思いこの名前をつけたという単純なアレでございます。。。


なぜ「ハニー」が円山動物園に来たかというと、おおまかな経緯は、
昨年の10月に保護され、ふらっふら状態のところ円山動物園の獣医さん懸命な治療の末奇跡的に回復しましたが、現在も様子を見ているという状況です。

中々巣から出てこないのですが、昼間外に出て毛づくろいしている時もしばしばあるようです。

わりと遅い時間の方が見れる確率は高いと思います!

ちなみに尾が茶色がかっている方がハニーです。

まだ画像があまりないので、かわいいのが撮れたらあっぷしたいと思います!
お楽しみに><b

筋肉と個体識別

こんばんはー!

今日は結構積もりましたねーゆきが

もちろん雪が積もれば除雪するんですが
ヒヨワな僕には結構きつい作業なわけで

そんな中いつも不思議なのが雪かき最中の三浦さんとまっする(田中)
なぜか雪かきしながら終始笑顔

なんでそんなうれしそうなのか?とたずねたところ

彼ら曰く
三浦:「筋肉がな、喜ぶんだ^0^ なぁまっする」
まっする:「はい^-^」


・・・・@p@;

とりあえずそんな筋肉はおいといて!


タヌキの担当になりはや2ヶ月

個体識別が全くできずにおります。
父親はかろうじてわかっているつもりですが。
これもたぶんそうだろうなという感じでございます。

そこで、じっくり近くで観察してみようと思いカメラ片手に放飼場へ


いました、巣の中に3頭こちらを伺っている様子@@
よーく見ると手前のタヌキは目がちょっときつい感じ?
右奥のタヌキは目が丸くて眉間が少し広く見えますね。

おーこりゃなんとかなりそうだなと思いパシャパシャ撮影していると足に違和感が

ふと足元見てみると、思いっきり長靴かまれてました・・・

なんかくれよと言わんばかりの表情

更にちょっとこっちに気をとられていると

どこからともなくわらわらと出てきました・・・

いや、そんないっぺんにこられても@@;;;;;;

体制を建て直し、巣の奥にいたタヌキを撮ろうとカメラを向けると

近いし


華麗にかわしつつ


最後に1枚取って出ようと思いシャッターを押し、後でゆっくり見てみると


完全におちょくられてる気がするのは僕だけですかね・・・。


そんなタヌキ一家ですが、1日に2,3回にわけてエサをあげていますのでタイミングがあえば、エサを探してうろうろしている様子を見る事ができます!
ちなみにエサを与える時間はタヌキ次第です@-@

トガリはじめました。

いつの間にかモモンガの隣に増設されていたこの小窓


本日からここに新しいドサンコの仲間を展示しています。

コチラ

OK少し落ち着こうか。

と思うぐらい動き回るうえに高速なのでこんな画像しかありません@p@;

実はこの動物以前霧多布へ調査に行った際捕獲したトガリネズミ

トガリネズミといえば、トウキョウトガリネズミという世界で最小クラスの哺乳類で有名なのですが、今回展示をしたのはトガリネズミでも最大の「オオアシトガリネズミ」という種類です。

去年のワイルドマウス展で展示していたので見た事ある方もいるかもですが、主に地中で生活している為、ほっとんど土にもぐって見えません!

だがしかし!

常に動き回っている為、それだけ消費したエネルギーを補給しなければならず割と短いスパンで地表に出てエサを探しにきます。

なので!

我慢して出てくるのを待っていれば割りと上に出て動いている様子を見る事ができると思います。

ちなみに、オオアシトガリネズミという名前ですが、ネズミとは全く違いどちらかというとモグラに近い動物です@-@

非常に短命で、最長で18ヶ月・・・だったか記憶が怪しいですが、それぐらいなはず!なので捕獲した時点の年齢が不明な為、ぶっちゃけいつまで展示していられるかもわかりません。

興味のある方は是非大至急見に来てくださいね^-^

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