札幌100マイル

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100マイル試写会 【メランコリア】

メランコリア
20120222-00.JPG
監督  ラース・フォン・トリアー
出演  シャルロット・ゲンズブール キルスティン・ダンスト
     キーファー・サザーランド シャーロット・ランプリング

フライヤーを見て気になり
予告を見て?だった作品。
一足お先に100マイル試写会にて鑑賞。

巨大な惑星メランコリア。
惑星が地球に向かって大接近中の中
ジャスティン(キルスティン・ダンスト)は
マイケル(アレクサンダー・スカースガード)と
姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)と
夫ジョン(キーファー・サザーランド)の豪邸で
結婚パーティーを行う。

冒頭幻想的なシーンで始まり
言葉をまったく喋らない不思議な映画?かと思いましたが
台詞が出てきて ホッ。
会話はあるものの不思議感は最後まで続きます。
不思議な映像は美しく異様な世界。
それは世界の終りを告げるかのように・・・

トリアー監督の独特感を感じます。


http://melancholia.jp/
札幌では2/25(土)より 札幌シネマフロンティア にてロードショー

2012年19本目

映画 【運命の子】

運命の子

監督  チェン・カイコー
出演  グォ・ヨウ ワン・シュエチー ファン・ビンビン ハイ・チン
     ホワン・シャオミン チャン・フォンイー

中国 春秋時代に実際に起こった歴史的事件をもとにした作品

ありきたりなストーリーぽいが
飽きなく鑑賞。

陰謀により一族を皆殺しにされ
唯一生き残った生まれたばかりの赤子だけが助かる。
助かった赤子の陰には
医師のもとに生まれたばかりの最愛の我が子が犠牲になった。
妻も。

大事な子供と妻を一気に失った医師は
助かった赤子を男手ひとつで育てる。
それは復讐のため。

復讐のため子供を育てても
大きく成長した子は思い通りにはコントロールできない。
医師の苦悩とは裏腹に武官を慕う運命の子
もどかしい。



http://www.unmeinoko.jp/
札幌では上映が終了しています。

2012年18本目

試写会 【唐山大地震】

唐山大地震

監督  フォン・シャオガン
出演  チャン・チンチュー リー・チェン チェン・ダミオン

昨年試写会で鑑賞
公開前に3.11東日本大震災が起こり公開延期の作品

正直 このレビューをUPするかしないか迷った作品。
映画のカウントつけているのでUPすることにした。

http://tozan-movie.jp/index.html
2011年167本目

この作品を鑑賞した時はNZ地震の後に鑑賞したので
冒頭の映像がかなり衝撃的だった。
NZ地震で被害にあい助かった女の子が
「ビルの床が抜けてった」と言っていた・・・
そんなシーンがあって吐きそうになった。
地震のシーンが続くなら退場しようかと思った。


1976年7月中国河北省唐山市で
マグニチュード7.8の直下型地震が起こった。
あっという間に建物は崩壊し
双子の幼子が瓦礫の下敷きとなった。
両方とも助けたい母親 しかし皮肉にもどちらか1人しか
助けられない状況
母親は苦渋の判断を下す。


それから月日が流れ
運命の再会を果たすも・・・

さらに月日が流れ・・・
ドラマですかね。
冒頭を外せばドラマ仕立てです。

映画 【エル・ブリの秘密】

エル・ブリの秘密
 世界一予約のとれないレストラン

監督  ゲレオン・ヴェツェル
出演  フェラン・アドリア オリオール・カストロ 
     エドゥアルド・チャトルック ジュリ・ソレール

世界一予約の取れないレストラン 「エル・ブリ」
スペイン カルターニャ地方 カラ・モンジョイにある三ツ星レストラン
残念ながら2011年7月にレストランは終了

映画はバルセロナの料理研究用のアトリエで
新しい料理の開発と研究の映像が主なドキュメンタリー映画です。

エル・ブリのオーナーシェフ フェラン・アドリア
服部先生がフライヤーで
「フェランは100年にひとりの天才。
 料理界のピカソである。」とコメントしている。
この映画を観終えた感想・・・まさに料理界のピカソであった。

ラストに新メニューが完成して写真に写しだされたお料理は
美しくて美味しそう。
カメラマンの凄腕を実感。

映画は・・・料理の実験?!
まったく美味しそうに感じない。
発想が突飛なものばかりで・・・
謎の?!笑 真空パック器とかビニールを熱で封する器具とか…

あらためてあたしは王道のお料理がいいわと思ってしまった。


http://www.elbulli-movie.jp/
札幌ではシアターキノにて公開中

2012年17本目

試写会 【ものすごくうるさくてありえないほど近い】

ものすごくうるさくてえりえないほど近い

監督  スティーブン・ダルドリー
出演  トム・ハンクス サンドラ・ブロック トーマス・ホーン
     マックス・フォン・シドー ジェフリー・ライト

この作品気になっていたんです。
ありがたいことに試写会にて鑑賞。

9.11で父親(トム・ハンクス)を亡くしてしまった少年オスカー(トーマス・ホーン)
信じられない現実
受け入れたくない現実
9.11から1年後 
事件後初めて父親の部屋に入り偶然見つけてしまった鍵と名字。
オスカーは鍵の中に何かメッセージがあるのかと思い鍵穴を探す行動に出る。
そして謎の老人と出会い一緒に鍵穴を探す。
事件後 神経質になりすぎているオスカー
現代っ子なオスカー

そんなオスカーが胸に留めておいた思いを
謎の老人に向かって一気に爆発したとき
あたしの涙も一気に溢れ出た。

鍵穴を探して人と人との繋がりを知っていくオスカー
現代っ子の子供の心理がいい具合に表現できていて
この子役の演技うますぎー
母親(サンドラ・ブロック)との関係もよかったわ。

失って 喪失した心を ひとつづつ
辛さを乗り越えて人は成長していくのです。
どうにもならない気持ちをうまく表現してた。
小さいのにいろいろなものを背負っちゃったのね。涙


http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html
札幌では 札幌シネマフロンティア ユナイテッドシネマ札幌 にて
2/18(土)よりロードショー

2012年16本目

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