双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
飛べない熊は
Posted by hokkyoku on 2009年5月21日(木) 22:17
今日は一日机に張り付いて、溜まった仕事を片付ける予定でしたが、上司が「いい天気だから写真撮ってきたら」と勧めてくれたので、午前中からいそいそと熊館へ赴きました。
いま、園内は新緑が美しく、至るところライラックの甘い匂いがしていて、そぞろ歩くには最適です。
動物園に「そぞろ歩き」という言葉はそぐわないでしょうか。
当園に関しては、漫然と歩き回るのもおすすめです。
熊館に着いてみると、双子のうち一頭は水泳中。ララともう一頭はまったり昼寝の体勢。
ところが、まったりしていたほうの子が決然と「母さん、ぼく行ってきます」てなことをララに告げました。
…別に告げてない。
あ、とんだ。
いつの間にそんなダイブができるようになったんですか。
私は知らなかったです。
「僕も入りたい」と叫ぶちびっこのお客さまがいました。
樋泉も同感ですよ。
ただし、このプールに入ったら命は無いです。
双子に続いてララさんも、
はしゃいでみた。
ひとしきり泳ぎ、堀に降りて授乳、それから午睡する気配。
その前に母親にじゃれつく子供たち。
なにがなんだか。
めいめい好きな格好で眠りにつきます。
仰向けは見たことがありましたが、うつぶせ寝は初めて見ました。
日毎に暑くなるし、子供たちも随分大きくなったので、もうこの頃↑(上2枚:3月25日撮影)のように3頭で寄り添って眠ることは少なくなっていく一方なのだろうか、と思っていると、
こうなりました。
一応寄り添っております。
連なっている?
昼寝から目覚めると、プールへ直行。
昼休み返上で、腹の虫を無視して粘った甲斐があったぜ、と思っていたら、バッテリー切れ。急遽ビデオカメラに持ち替えました。
最後の写真は動画のキャプチャです。
動画はMaruyama Zoo Channelにアップしてもらう予定です。
とにかく、今日もみんな元気でした。
そのうち、寝室での食事風景を撮ろうと思います。
気長にお待ち下さい。