双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
2009年10月 の投稿一覧
イコキロは元気です
Posted by hokkyoku on 2009年10月27日(火) 22:30
このごろ更新を怠りがちで申し訳ありません。
最近は写真をあまり撮っていなくて。
イコ。
キロ。たぶん。
みなさんの愛しいイコキロは健やかに成長しております。
この頃はプールの淵で立ち上がるという荒技をしばしば見せてくれます。
母の「それ下さい」ポーズも真似るようになりました。
残念ながら写真は撮り損ねております。
立ち上がった時のふらつきが激しいので、あれはやめていただきたいです。
堀に落ちることはないと飼育展示課の者から聞いているのですが、やはりドキドキします。
さて、来年は寅年ですね。
年賀状のご用意はお済みですか。
私個人は不幸があったので年賀状は出さないのですが、
仕事で撮り溜めた写真があったので、テキトウに作ってみました。
↓この企画のためにトラをたくさん撮っておく必要があったのです。
http://greeting-card.jp/central/nenga/main.php?goodslist&c_category=0105
最近微熱が続いており、なんだかしんどいので、今日も短めで失礼します。
早く寝なくては。
ご馳走様でした。
母なる証明
Posted by hokkyoku on 2009年10月24日(土) 13:32
映画観たい。
一昨日、匿名でお煎餅が届きました。
ありがとうございます。
運開ですって。運が開けるんですって。
さっそくバリバリ食べました。
動物園に異動してからというもの壊滅的な状況である男運が上昇することを祈って…
嘘です、仕事運が開けますように。
お礼のピリカ幼少期画像です。
これ、後足を齧っているんです。
ララにかまってもらえないストレスからやっていたらしいです。
大事に育てられたことに変わりはないのですが、ツヨシに比べると放っておかれがちでした。
イコロとキロルは母に放っておかれても二頭で遊ぶので、今回は母子ともにストレスが溜まりません。
大人気の青い容器。母だって遊びたい。
母の肩(?)に前足を置いて何を訴える?
10月も、もうすぐ終わりか。
野生のホッキョクグマが、アザラシ狩りのために海が凍るのを待つ頃ですね。
百万個の浮き
Posted by hokkyoku on 2009年10月21日(水) 20:39
大好きなあの熊に 赤い浮きをあげたい
ある日プールの 浮きを持ち上げました
百万個の赤い浮きをあなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見えるプールを真っ赤な浮きでうめつくして
あっ
母のテンション
Posted by hokkyoku on 2009年10月21日(水) 19:56
秋の深まりとともに、子熊のみならずララのテンションが上がっている気がいたします。
今日はお休みの日だったので、午前中の会議だけ出て、
午後はゆっくりホッキョクグマ達を眺めておりましたが、
ララが著しく元気で驚きました。
3頭一緒に遊んでいる姿ほど面白いものはありません。
気温の低下とともにお客さまの足は遠のくものですが、もったいないことです。
ホッキョクグマに関しては、夏よりも今のほうが活動的で、見ごたえがあります。
秋冬に被毛が美しくなる動物も多いです。
これはキロルだったか。
四肢を伸ばさない飛び込みを初めて見ました。
これはララです。大人の飛び込み、格好良い。
飛び込んだ母に子供たちが襲い掛かります。
あなたたちが楽しげだと、わたしも楽しい。
赤ちゃん誕生
Posted by hokkyoku on 2009年10月21日(水) 18:20
中に人が入っている疑惑のある二大動物といえば、ホッキョクグマとパンダです。
パンダといえば和歌山県のアドベンチャーワールド。
イコロとキロルよりほんの数ヶ月先に生まれた双子のパンダ「梅浜」と「永浜」がいますね。
見に行きたい、見に行きたいと思っている間に、もう満1歳になったか…
そのアドベンチャーワールドで10月13日、ホッキョクグマのメスの赤ちゃんが生まれたそうです。
おめでとうございます。
恥ずかしながら、この情報は今日お客さまに教えていただきました。
それでも動物園職員か。
両親はともに17歳のアークティク(オス)とオホト(メス)。
赤ちゃんの写真が載っていましたので、下記リンク先をご覧ください。
アドベンチャーワールドホームページ
イコさんキロさんの生まれたての様子はサーモグラフィの映像でしか見たことがないので、
カラー写真が新鮮に感じられます。
彼らが生まれる前後は、厳戒態勢で産室には誰も近づきませんでしたし、
中は真っ暗でしたから。
イコキロのどっちが先に生まれたのかは永遠の謎です。
アドベンチャーワールドのこの子が順調に成育した場合、愛媛県立とべ動物園のピース嬢に次いで、
国内でのホッキョクグマの人工哺育成功の2例目ですね。
元気に育ってくれることを願ってやみません。
飼育下繁殖の難しいホッキョクグマですから、母親が育てるのであれ、人の手で育てるのであれ、
朗報に変わりありません。
以下は、ただのホッキョクグマ好きの人間のつぶやきです。
不快でしたら申し訳ありません。
今月24日から一般公開なんですね。
今月13日に生まれて24日公開との記載があり、少し驚きました。
屋外に出すわけではなく、哺育室での公開だから大丈夫なのかな。
↑2008年12月9日生、2009年3月20日一般公開、転げるイコキロ。
仲良きことは美しき哉
Posted by hokkyoku on 2009年10月18日(日) 21:32
「あのねー、お母さん、僕さー、あのさー」
なんだか台詞をつけたくなる写真ですが、ただの欠伸です。
まったり過ごす午後のイコロ。
後足をボリボリ掻いています。
キロルがやってきました。
遊びに誘っているんでしょうか。
無視されたキロルは立ち去ります。
一人遊びもそれなりに楽しい。
浮きを使って誘うことを思いついたらしいです。たぶん。
・・・落としました。
浮きを拾ってきました。
落とした物を律儀に拾いにいくのはイコロだけかな、と思っていたのですが、
キロルも運びやすい物であればちゃんと持ってくるようです。
やっと遊ぶ気になったイコロ。
シンクロをたしなむキロル。眺めるイコロ。
またどうぞ!
熊も歩けば子熊にあたる
Posted by hokkyoku on 2009年10月14日(水) 21:55
ララの行く先々で進路を妨害する者がいます。
狭い所で息子と鉢合わせ。
息子たちは道を譲ってくれないので大抵ララが引き返します。
プール内から息子が足にじゃれついてきます。
玩具をくわえて進路に突き出してきます。
故意ではなさそうですが、歩みを止める羽目になります。
進行方向にタイヤなどを置かれます。
こういう場合、ララは鼻を曲げてイヤそうな顔をします。
プール内からあんまりしつこくじゃれつかれると…
引き返します。
もしくは、
頭を甘噛みしてやります。
ガウガウ。
ひどい時は飛び上がってじゃれついてきます。
マリオならここで一機減りそうです。
マリオって「一機」「二機」て数えてましたよね。
なんか変な感じです。
どうでもよいですね。
たまに息子の玩具をくわえあげて、
遠くへ投げて遊んであげます。
またタイヤ。敵は二頭いるため頻繁に進路妨害されます。ララ、なんという顔を…
絶対に道を譲ってくれません。小さい癖に生意気な。
やっぱり通してくれない。
軽い玩具であれば、
前足で避けて進みます。
時にはまとわりついてきます。
なにをされても愛しい息子たち。
はいはい、キックオフですよ。
サッカーじゃなかったのか。
イコロ。
キロル。
子熊は風の子
Posted by hokkyoku on 2009年10月14日(水) 00:22
子熊は風の子、ブリザードの子。
季節による変動、個体差がかなりあるようですが、ホッキョクグマの平均的な体脂肪ってどのくらいなんでしょうか。
具体的な数値を読んだことがありません。
海棲哺乳類より少なめとはいえ、相当高い数値なんでしょうね。
冷え込みの厳しい今日この頃ですが、イコロとキロルは元気です。
これは群れをなして飛ぶカラスを見上げているところです。
熊館前は風が強く、身を切るような寒さです。
しばらく熊を眺めていたら、体がこごえてしまいます。
そろそろ手袋が欲しい…
イコキロは夏よりも元気です。
なにせホッキョクグマですから。
夏より睡眠時間が減って、遊ぶ様子を見られる機会が増えたように思います。
容器を持ってはしゃぐキロル。
きちんと前足を揃えて飛ぶイコロ。
最近、「ずいぶん大きくなった、可愛くなくなった」というお客さまの声を耳にします。
熊館にいると、自然と小耳に挟まってくるのです。
でもそんなお客さまも、遊びに没頭する彼らを見ているうちに自然と顔が綻ぶのでした。
私もひとりニヤつく秋の午後。
このように、子供たちは追いかけっこを好みます。
追い掛けられているのはキロル、追い掛けているのはイコロです。
あぁ。
追い詰められてプールに落下するキロル。
ニヤついたような顔をするイコロ。
べつにニヤついてなんかいないでしょうし、そもそも熊は笑顔を浮かべたりしないのですが、イコロとキロルは笑っているように見える頻度が高いです。
それが愛される理由のひとつだと思っています。
なんとまあ盛大な水しぶき。
イコロもあとを追って飛び込みます。
大人は静かに遊びます。
水中ずもう
Posted by hokkyoku on 2009年10月10日(土) 21:00
「オレの口のほうがでかい」
「いーや、オレの口のほうが…」
もう舌が真っ黒ですね。
大人に近づきつつある証です。
紫外線対策で舌が黒くなるらしいのですが、詳細な理由はわかりません。
こうなると私には個体識別ができません。
すみません、至らなくて。
モンゴリアン・チョップを繰り出すキロル。
何食わぬ顔をして通り過ぎていく母さん。
今日の私のお昼ごはん。
東商業高校マーケティング部が企画した今日明日限定販売の白くまパンです。
「イコロの肉まん味」と「キロルの栗あん味」の2種類あります。
キロルは甘えん坊の傾向がみられるので甘いパンになりました。
(明治売店にて各150個販売、価格は1個200円)