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こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

by zookids

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こども動物園スタッフ

■本間(こども動物園統括・シェットランドポニー・アメリカビーバー)
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■ 佐藤(洋)(エゾリス・エゾモモンガ・エゾユキウサギ・ウサギ)
■ 気田(ヒツジ・エゾタヌキ・アライグマ)
■ 岡部(ニワトリ・アヒル・ガチョウ・モルモット)

以上の5名で、「こども動物園ふれあいチーム」として活動しています!


投稿したブログ数:625件

どさんこ系お知らせ。

先日はラックの上から小さなコンテナ落下。今日はウマの東小屋の縁にデコをぶつけ、デコの両端が程よく青くなっているねぇさんです今晩は。
・・・・はい、阿呆ですね。

こども動物園にお越し頂いております皆様の中には、既にご承知の方々もいらっしゃると思いますが、改めてこちらにてお知らせです。

現在、観覧放飼場にて飼育展示しております、エゾリスの赤ちゃんがちらほらと姿を見せるようになりました。





姿を見せてくれるだけならばいいのですが、皆様が観覧される通路にも下りて来ては散策を始めている様子。
何分、タダでさえ小さな生き物の、更に赤ん坊。ちまちま、ちょろちょろと皆様の足下に出てくる事になりますと、非常に危険であると判断致しまして、暫くの間『どさんこの森』を閉鎖し、子供達の様子を観察させて頂く事に致しました。

本当であれば、今、このちんまくて可愛らしい姿をすぐにでも皆様にご覧頂きたいのですが・・・・私達には非常に苦い記憶があります。

2年前。
この時もめでたく赤ちゃんが複数誕生し、皆様にその愛らしい姿を見て頂いていたのですが。
子供達が活発に動き出したある時・・・悲劇が起こりました。

子供達のうち1頭が、踏まれ、躙られるという悲惨な姿で発見されたのです。

元々が小さな命。飛び出てきた所を誤って踏んでしまったのかも知れません。
驚きに、一瞬でも脚を止められたとも思います。それでも、付いてしまった勢いで踏まれたのかも知れません。

ただ、それでも。

その時に何の知らせもなく、そんな状態で放置された小さな命。
既に手の施しようが無かったにしても、何故、どうして?と、ただただ悔しくて哀しかった記憶が、私達にはあります。

そんな悲劇を二度と繰り返したくない。
それ故の決断である事、どうかご理解頂きたく思います。

再開の時期に関しましては、改めてご報告させて頂く事になると思いますので、今暫く小さな親子の動向を影ながら見守って頂けます様、お願い致します。

・・・・と、非常に堅苦しいお知らせになりましたが、最後に軽めのお話。

リスザルドーム内では、お腹の大きいお母さんが複数頭確認されています。
担当の予想を悉く覆し、未だ出産の兆候無し。
もう何時赤ちゃん出てきてもおかしくないんじゃね?ってお腹のお母さんもいるんですけどねぇ・・・・こればっかりは如何ともし難く。
今日も今日とて、のへへんとしておりますよ。


「早く産めってさ」「そうは言ってもねぇ」

なんて会話が聞こえてきそう。

この時期になると、本当に毎日朝が怖くてたまりませんよ。
頼むから早く、元気な赤ちゃんの姿を見せておくれぇえええっっ!!!

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