2009年11月 の投稿一覧
タマ
Posted by zoowood on 2009年11月28日(土) 00:00
結構雪が降りました。
昨日から大通公園では、イルミネーションが始まったようです。
雪が降るとより一層輝くことでしょう。
昨日から円山界隈もイルミネーションで賑やかに。
園内の管理作業全般を担当する職人
「イサオ ミカミ」が丹精こめて手作りしたのです。
「ナナコとユウマのHOTな冬。熱いぜマルヤマシークイン。」
熱いのはミカミさんです・・。
そしてなにより器用です。
命名式などの横断幕や除幕なども実は、全部彼の作品です。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-240.html
~ナナコ歓迎式より~
僕は、彼のような器用さは持ち合わせていないため、
図工の時間の工作や絵を描くと、途中でどうにでも良くなり、投げ出します。
そんな僕も今回は、「玉」を作ってみました。
酒造会社の軒下によくぶら下がっているあれです。
「杉玉(スギタマ)」もしくは「酒林(サカバヤシ)」と呼ばれ、
今年も新酒ができましたという印です。
ハチの巣じゃないよ。
杉の葉は初めは、ミドリ色ですが、枯れていくので、色は茶色に変わります。
この具合が、お酒の熟成具合を物語るわけです。
調べたところによると
作り方は、
①作りたい杉玉の1/3位の大きさで針金でボールを作るらしい。
上下に吊り下げ紐もつけておく。
②吊り下げて、杉の葉を、ボール中心部まで、
本当は丁寧に満遍なく差し込んでいく。
③球状に刈り込んでいく。床屋さん気分で。
かつて造園屋さんは、鋏の使い方を習得するための訓練の一環でやったとか。
今回もほぼ、途中で投げ出しましたが、何とか形はそれっぽい・・。でも粗。
この大きさは直径15cmくらい。
もっと真面目で、器用なら密に杉を差し込めるので、
酒蔵のやつのように綺麗な玉になります。
動かしてみても良し○
作品名 「動き UGOKI」
現代美術的な作品名。
季節的に
サンタクロースのオジサンを乗せても○
作品名「オジサン」
季節的に
雪の中に置くともっと◎
作品名「みんなトモダチ」
今回使ったのは、アズキナシの実、アカナラの葉、スギ。
世の中には、クリスマスイルミネーショングッズがたくさん売っていますが
是非、自然のものを使ってやってみてください。
自然は神秘です。お金もかかりません。エコ。
最後は、アカナラの葉で。
ゴリラ≧カカオ
Posted by zoowood on 2009年11月3日(火) 19:03
京都市動物園に貸出していたゴリラのゴンが亡くなりました。
僕は、小さい頃札幌に住んでいなかったので、ゴンを円山動物園で
見た記憶はありません。
でも、中学校の修学旅行で札幌へ来た時に、
班自由行動で選んだ行き先は、ここ円山動物園でした。
その時に会っていたのかな・・。
少し前に大好きなテレビ局NHKで、爆問学問を見ました。
山極壽一先生(霊長類社会生態学)が番組を収録したのは京都市動物園でした。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080513.html
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080520.html
じつは、昨年、友人の結婚式で京都を訪れた際には、ゴンに会いに行きました。
少し茶髪?のイケメンでした。舌を出して日向ぼっこしてました。
写真があれば良いのに、こういうときに写真が無いのが僕です・・・。
日本一の入園者数を誇る植物園「京都府立植物園」で、
http://www.pref.kyoto.jp/plant/
幹から直接、実がぶら下がるカカオを撮っている場合じゃなかった・・。
これはこれで感動したけれど。
今でもよくお客さんにゴリラはいつ帰ってくるの?と聞かれます。
ゴンが帰って来た時には、植物をたくさん植えてあげると良いななんて
少し心の中で考えていたので、
ゴリラについては、あまり詳しくない僕も、何だかとても悲しいです。
晩年、一人ぼっちだったゴンが、
京都に行って、植物に囲まれ、相棒ゴリラと過ごせたので幸せだったことでしょう。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-244.html
何と言ってもゴンを知っている飼育員さん達、特に吉田さんが一番悲しいのかもしれません。
円山で会いたかったぜい。ご冥福をお祈りします。
ゴリラは力強いのに優しそうで、素敵です。個人的にそう思います。