森化論
Posted by zoowood on 2014年11月9日(日) 20:18
今年度の森の散策タイムも10月で区切りをつけ、ホッとしたのもつかの間、
今日、「インタープリターのための進化論の基本;生物の解説に不可欠なとらえ方」と題した
森のボランティア講習会が行われた。1時間半、みっちりレクチャーいただき、先生ありがとうございました。森のガイドをする上で、特に自然選択についてちゃんとした理解が必要とのこと。高校の教科書に・・というお話が随所にでてきましたが、恥ずかしながらまったく記憶にない。これも一種のトレードオフ?と理解し、逃れることのできない自然選択に身をゆだね、老化という進化を素直に受け入れつつ、これからも楽しく生きていこうと思います・・・。
さて、今、森の木々たちは、いらなくなった?葉を落とし、冬芽を美しく飾ります。
冬芽もさまざまな形や機能を持っており、その機能も環境に適応すべく、身を守り、春を待ち続けるのですね。
これらは園内から拝借した18種の枝。持ち帰って比較すると、その違いは歴然です。
これらの仕掛けもそれぞれが生き残りをかけ、時間をかけて身に着けた選択の結果なのでしょう。