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爽やか
Posted by zoowood on 2009年8月17日(月) 07:38
全国54名の植物的時間ファンのみなさま、おはようございます。
「植物的時間」も勢いが落ちてきたと囁かれる今日この頃、いかがお過ごしですか。
夏はこのまま終わってしまうのか。
By the way, 絶賛好評開催中(?)の「森の散策タイム」では、mosquitoな蚊 がたくさんいる訳で。
A mosquito is humming around my ear.
市販の虫除けスプレーを6月から使ってきました。
しかし、何となく、森の入り口でスプレーをシューシューしてるのに違和感、
結構量を使うため、使用後の空き缶が「もったいないオバケ」に怒られそうで。
8月から散策タイムにはボランティアさんがガイドの練習とお手伝いで
参加してくれていますが、ある方から提案がありました。
「市販のスプレーをやめたらどうですか。」
せっかくの森散策タイム、もっと植物的なサステイナブルな時間を過ごしたい。
僕だけが使っていた手作りハッカスプレーを、みんなも使えるようにしてみよう。
そこで早速、虫除けスプレーを作りました。
善は急ぐ。
(爽やかなハッカ油 in ボクの古い新居のトイレにて)
「北見のハッカ油」10滴+アルコール10mlくらい+水90ml。
外国産のオイルもありますが、日本産北海道産にこだわりますよ。
ハッカを体に霧吹きして、mosquitoにもアタックされまい。
昨日使用された紳士によると懐かしい香りがするようです。
ハッカのかほり。
オオウバユリは、夏の開花を終えてタネの準備。
と思えば、おめでたいミズヒキが開花中。
名前の由来は、熨斗(のし)袋の水引です。
動物だけじゃなく、植物も見て楽しめる、というよりも、楽しむ円山動物園。
みなさん自身で新しい楽しみ方を見つけてみてください。
ボタニカルなロハス。
植物的時間は、原点に帰ります。
朝ですので無理やり終わりっと。
ハル
Posted by zoowood on 2009年3月5日(木) 00:39
春の日差し。
春の兆し。
いかがおすごしですか。
春は名のみの風の寒さや。
2月はアレコレと悩ましいことが続いて、ストップしてました。すみませんね↓
春は何しますか。
鼻歌で目を細め、
浮かれて自転車に乗って出掛けると、
春の交通安全活動で、
盗難自転車の調査している私服警官に、
声を掛けられるので気をつけよう。
1日に3回も。
そんな時は、
引っ越ししますか。
ずーっと良い物件を探していたら、いいのがありました。
◎昭和42年築◎
動物園にも古い建物がたくさんありますが、負けていない古さ。
何だか素敵ですよ。
引越しについては、またご報告します。
東京にでも行きますか。
僕には、江戸っ子の血が流れているとか
流れていないとかで、江戸と聞いただけで、何だか心が騒ぎ出す。
デパートの江戸下町展の広告チラシにワクワクです。
「伝統工芸の職人実演」なんて書いてあれば、買いもしないのにワクワクさん。
今週末は、
学生時代のトモダチ結婚式で
本当に、沸騰都市TOKYOへ行ってきます。
上野動物園へ行きますか。
JR東日本駅発車メロディーを聞きに行きますか。
下町へ行ってきますか。
春は、それだけで、テンションが上がる。
植物も活動し始める。
雪で反射して強烈な紫外線対策を忘れずに。
アルベド。
4月後半には、動物園の森も活動が始まるわよ。
こんな感じのクサソテツ↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/forest/walking.html
みんな、円山動物園へ行こう。
男らしい顔つきになったテイジロウに会いに来て。
本当は新聞で読んだ
「家庭でのエコ活動」について書こうと思ってたの・・・。
今度は、真面目に書きます。
春よ来い。早く来い。
カンセイ
Posted by zoowood on 2008年10月10日(金) 23:17
秋です。
うちのお祖母ちゃんの名前は、「アキノ」です。カタカナ。
アキノ大統領って人物もフィリピンあたりにいましたね。L。
こないだトモダチとそのトモダチから、
ブログが面白くないと厳しいお言葉を頂きました。有難い限りです。
叱られて育つタイプですから。
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、「アキノ」のアキ、睡眠の秋、芸術の秋。
円山動物園は芸術祭。
今年の目玉は、ボク的には、熱帯植物館の植物を使った「リーフアート展」。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/2008october.html#leaf
明日から13日まで。動物科学館ホールで開催中。
今日のHBCのニュースで放送されたようで、適度な発言をさせていただきました。
惜しまれつつ閉館した熱帯植物館の植物を自由に使った
札幌の若手のアーティスト達の素敵な作品が並びます。
みんなノーギャラで参加してくれました。有難うございます。
札幌にも素敵な感性を持ったアーティストたちがいることに感動。
円山動物園の歴史上最初で最後。
何も考えず、見てくださいな。
それが自然に形作られた植物とアーティスト達の感性が融合したことを思いながら。
一見の価値アリです。アリです。蝶のように舞う。アディオス。
ハンエイ
Posted by zoowood on 2008年9月26日(金) 22:28
願う子孫繁栄。
10月には解体が決まっている熱帯植物館。
19日までに、お隣の熱帯鳥類館へ移植しました。
23日祝日には、職員が作った苗を配布。
昨日今日と来園者の皆様に掘って持って行っていただきました。
ホッテモッテイッテモライマシタ。このくだりがどうも気になります。
総勢400名の家庭に植物達が旅立ちました。
中には観光でいらしていたTokyo,Osakaのご婦人もいました。
少しでも多くの家庭で、潤いと癒しを提供できればと願うばかりでした。
家庭だけではありません。
北大植物園へも旅立ちました。
今よりももっと良い環境で過ごせるのかもしれません。
おかげさまで巨木以外は、おおよそ、無駄に廃棄することなく最後を迎えられそうです。
ハナキリン越しに。
みなさまありがとうございました。
しかし、この手のイベントをすると面白いものです。
十人十色。
人間観察。
「決戦は金曜日」と、両手いっぱいにお持ち帰りのご婦人、
植物が大好きで見極めて持ち帰る紳士、
小さな息子を連れて居間のサイズと相談しながら小さい植物狙いの若いお母さん。
昔から使わなかったプラスチック製の植木鉢なども一緒にプレゼント。
このレトロな青い植木鉢。
おばあちゃんの家にあった記憶。今では売っていない気がします。
工業的ながら、秀逸な一品です。
残った巨大な植物達は、芸術祭でお会いできると思います。
またご報告します。
残された植物たちがどうなるか心配だった鉄骨のガラス張りの主、
何だかホッとしたような、金曜日の夕焼けでした。
シソン
Posted by zoowood on 2008年9月21日(日) 22:56
更新。
日々変わり続ける円山動物園。
「変わる」と言うことは、新しくなるものと同時に無くなってしまうものもあります。
今年の8月31日で閉鎖した熱帯植物館。
34年間の歴史に終止符を打ちました。
施設の老朽化、エネルギー効率の悪さ、大きくなりすぎた植物達、
札幌市内での温室と言う施設を取り巻く環境など様々な理由があります。
でも熱帯植物館の中にはたくさん植物が植えられています。
バナナ、モンステラ、ヤシ類、ゴムの木、オーガスタ、シュロチク、スパティフィラム、カラテア、コウモリラン、サンセべりア、ネフロピレス、タニワタリ、パパイヤ・・・。
10年ほど前に調査した記録によると、250種ほどが植えられていたようです。
レンズの曇りと日差しのコラボにより「秘密の楽園」のようになってしまいましたわ。
これらをどうするか。
①お隣の熱帯鳥類館へ移動する。
②お隣の爬虫類館へ移動する。
③動物達への非日常なプレゼントとしてあげてみる。
④園内の施設に観葉植物として飾る。
⑤道内の温室を持つ施設に譲る。(北大植物園など)
極力、動物園で有効に利用するつもりです。
これでも、まだまだ消化しきれません。
どういたしましょう。
来園していただいた皆さんにプレゼントしちまいます。
↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-133.html
少しでも多くの子孫を残したいということで、9月23日苗木プレゼントイベント。
合計200株を皆さんに無料でプレゼント。
ボクが作った育て方カードも一緒に持って行ってくださいな。
25日26日には、みなさんに
植物を掘って持って行ってもらいます。ホッテモッテイッテモライマス。
ただし、対象は特定の小型の草系植物です。
ひとつご理解していただきたいコトがあります。
花屋さんで売っている観葉植物のように完璧な状態ではないということです。
いい状態の観葉植物になるには時間がかかるモノもあります。
今では熱帯原産の植物も安く手軽に、手に入る時代ですが、
また一味違った
「動物園で育った植物達」を思い出とともに大切に育ててみてください。
さよなら植物館3大イベントのうち2つのご紹介でした。
残す1つのイベントも近々お知らせします。
では、
情熱大陸を見て一杯ひっかけて、消灯します。