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ゴリラ≧カカオ
Posted by zoowood on 2009年11月3日(火) 19:03
京都市動物園に貸出していたゴリラのゴンが亡くなりました。
僕は、小さい頃札幌に住んでいなかったので、ゴンを円山動物園で
見た記憶はありません。
でも、中学校の修学旅行で札幌へ来た時に、
班自由行動で選んだ行き先は、ここ円山動物園でした。
その時に会っていたのかな・・。
少し前に大好きなテレビ局NHKで、爆問学問を見ました。
山極壽一先生(霊長類社会生態学)が番組を収録したのは京都市動物園でした。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080513.html
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080520.html
じつは、昨年、友人の結婚式で京都を訪れた際には、ゴンに会いに行きました。
少し茶髪?のイケメンでした。舌を出して日向ぼっこしてました。
写真があれば良いのに、こういうときに写真が無いのが僕です・・・。
日本一の入園者数を誇る植物園「京都府立植物園」で、
http://www.pref.kyoto.jp/plant/
幹から直接、実がぶら下がるカカオを撮っている場合じゃなかった・・。
これはこれで感動したけれど。
今でもよくお客さんにゴリラはいつ帰ってくるの?と聞かれます。
ゴンが帰って来た時には、植物をたくさん植えてあげると良いななんて
少し心の中で考えていたので、
ゴリラについては、あまり詳しくない僕も、何だかとても悲しいです。
晩年、一人ぼっちだったゴンが、
京都に行って、植物に囲まれ、相棒ゴリラと過ごせたので幸せだったことでしょう。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-244.html
何と言ってもゴンを知っている飼育員さん達、特に吉田さんが一番悲しいのかもしれません。
円山で会いたかったぜい。ご冥福をお祈りします。
ゴリラは力強いのに優しそうで、素敵です。個人的にそう思います。
ホッキョクグマ
Posted by zoowood on 2009年3月25日(水) 23:55
皆さんはもうご覧頂きましたか。
ホッキョクグマの親子。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/polarbear_15.html
完全にズルイパターンです。
申し分なく可愛い。
双子(ツインズ)で良かった。頑張ったララ。涙。デナリ、アナタのおかげ。
人には少なからず好き嫌いがあります。
ダルビッシュがカッコいいと思う確率よりも、イチローがやっぱり凄いと思う確率よりも、高い確率で間違いなく、「かわいい」と同感することでしょう。
ボクが見つけたのは、ヤナギツインズ・・・。
ふわふわ感はホッキョクグマツインズと同じ。か?
ところで、このネコっぽいふわふわは、ヤナギの花芽なのです。
ネコヤナギというのは樹木の種類の名前で、このふわふわのことではありません。
正確には、この写真はネコヤナギではないと、現時点では思います。
勉強不足ですみません・・・。
でもこの春の便りに、何だか心が躍るのはボクだけではないようですね。
「ようこそ札幌」という観光HPに詳しく載っていました。
↓
http://www.welcome.city.sapporo.jp/feature/ohashi/march.html
ネコヤナギの花言葉は、「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」。
ポジティブじゃないですか。
花言葉を決めた古人も、やはりウキウキだったんですね。
何か、ネコヤナギっぽいというか、Spring has come.
小林克也でスゥプリングハズカァムゥ。
ボクも浮かれてないで仕事頑張ります。
この春新たに、始まります。「円山動物園の森」。
一緒に活動するボランティアさん募集します。
植物や自然が好きな方、この春何か始めたい方、札幌が好きな方、動物園が好きな方、都会の喧騒に疲れた方などなど、
4月中旬に説明会を行いますので、是非参加してみてください。
ホッキョクグマ親子を見るついででも構いません。
ボランティアに登録するかどうかは、説明会後でも大丈夫。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/forest/volun.html
初年度は、植物中心かもしれませんが、専門家の指導の下、自然に関する知識が身に付くこと間違いなし。
心が、気持ちが、少し穏やかになるはず。
「植物っていいね。」
はいっ、
完全に気持ち悪くなってきたところで、今日はお開きです。
シバ
Posted by zoowood on 2008年11月18日(火) 22:18
明日は最高気温3度。
いかがお過ごしですか。
ボクは、この時期いつも気分が晴れません。
雪が降るでもなく、晴れるわけでもなく、マッタク・・・。
植物も紅葉も終わり、ナカナカ寂しい季節。
このままララのように冬ごもりしたい。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/polarbear_8.html
そうも言ってられず、来年の準備も少しずつ始めてます。
いろいろあるの。
第一弾は、張芝。(初芝6)
サル山付近から上のエリアがずっ-と裸地になっていました。
草は生えないし、雨が降れば土は流れ、子供達は足をズリズリして土煙をあげてしまうし。
良質芝を張りました。800㎡。
餅は餅屋、芝は芝屋。
やっぱり上手なもんです。
ロールケーキみたいな芝生ロールをコロコロ転がして、隙間なく敷く。
スキマナク。
最後は転圧と言って、上からコロコロする機械で押さえつけます。
これで来年の雪解け後は、綺麗な芝の上で、ランチをお楽しみいただける。
芝を張る時、悩むのは、その後のお客さんの歩くルート。
考えて柵や生垣などを配置しないと、あっという間に獣道ができてしまうわ。
ボク的にはもっと、植物をうまく利用して、お客さんを誘導できるようにしたい。
ちらかったバックヤードの目隠しや、動物舎にも、もっと植物を提案していくよ。
くるよ。
飼育員、吉田さんの考え方には、同感。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_yoshida/article/273
2008年、オランウータンの「弟路郎」は活発で、楽しそうにボクの目には映りました。
おそらくこれは、見ている側のお客さんも同じだと思います。
植物があるとそれだけで、和み、癒されるはず。
アナタが観葉植物や盆栽を育てるように。
先日、円山動物園は昨年の入園者数を突破しました。
ありがとうございます。
目指すは年間70万人。
旭山動物園の入園者数からするとまだまだヒヨコな人数ですが、
負けていられません。
まだまだ冬は始まったばかり。どんどんいろんな話題、イベントを提供していきます。
ドウダンツツジ。
漢字で灯台躑躅。満天星躑躅。白い花が満天の星のように咲くとか。
円山動物園の冬をお楽しみに。
ハンエイ
Posted by zoowood on 2008年9月26日(金) 22:28
願う子孫繁栄。
10月には解体が決まっている熱帯植物館。
19日までに、お隣の熱帯鳥類館へ移植しました。
23日祝日には、職員が作った苗を配布。
昨日今日と来園者の皆様に掘って持って行っていただきました。
ホッテモッテイッテモライマシタ。このくだりがどうも気になります。
総勢400名の家庭に植物達が旅立ちました。
中には観光でいらしていたTokyo,Osakaのご婦人もいました。
少しでも多くの家庭で、潤いと癒しを提供できればと願うばかりでした。
家庭だけではありません。
北大植物園へも旅立ちました。
今よりももっと良い環境で過ごせるのかもしれません。
おかげさまで巨木以外は、おおよそ、無駄に廃棄することなく最後を迎えられそうです。
ハナキリン越しに。
みなさまありがとうございました。
しかし、この手のイベントをすると面白いものです。
十人十色。
人間観察。
「決戦は金曜日」と、両手いっぱいにお持ち帰りのご婦人、
植物が大好きで見極めて持ち帰る紳士、
小さな息子を連れて居間のサイズと相談しながら小さい植物狙いの若いお母さん。
昔から使わなかったプラスチック製の植木鉢なども一緒にプレゼント。
このレトロな青い植木鉢。
おばあちゃんの家にあった記憶。今では売っていない気がします。
工業的ながら、秀逸な一品です。
残った巨大な植物達は、芸術祭でお会いできると思います。
またご報告します。
残された植物たちがどうなるか心配だった鉄骨のガラス張りの主、
何だかホッとしたような、金曜日の夕焼けでした。
シソン
Posted by zoowood on 2008年9月21日(日) 22:56
更新。
日々変わり続ける円山動物園。
「変わる」と言うことは、新しくなるものと同時に無くなってしまうものもあります。
今年の8月31日で閉鎖した熱帯植物館。
34年間の歴史に終止符を打ちました。
施設の老朽化、エネルギー効率の悪さ、大きくなりすぎた植物達、
札幌市内での温室と言う施設を取り巻く環境など様々な理由があります。
でも熱帯植物館の中にはたくさん植物が植えられています。
バナナ、モンステラ、ヤシ類、ゴムの木、オーガスタ、シュロチク、スパティフィラム、カラテア、コウモリラン、サンセべりア、ネフロピレス、タニワタリ、パパイヤ・・・。
10年ほど前に調査した記録によると、250種ほどが植えられていたようです。
レンズの曇りと日差しのコラボにより「秘密の楽園」のようになってしまいましたわ。
これらをどうするか。
①お隣の熱帯鳥類館へ移動する。
②お隣の爬虫類館へ移動する。
③動物達への非日常なプレゼントとしてあげてみる。
④園内の施設に観葉植物として飾る。
⑤道内の温室を持つ施設に譲る。(北大植物園など)
極力、動物園で有効に利用するつもりです。
これでも、まだまだ消化しきれません。
どういたしましょう。
来園していただいた皆さんにプレゼントしちまいます。
↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-133.html
少しでも多くの子孫を残したいということで、9月23日苗木プレゼントイベント。
合計200株を皆さんに無料でプレゼント。
ボクが作った育て方カードも一緒に持って行ってくださいな。
25日26日には、みなさんに
植物を掘って持って行ってもらいます。ホッテモッテイッテモライマス。
ただし、対象は特定の小型の草系植物です。
ひとつご理解していただきたいコトがあります。
花屋さんで売っている観葉植物のように完璧な状態ではないということです。
いい状態の観葉植物になるには時間がかかるモノもあります。
今では熱帯原産の植物も安く手軽に、手に入る時代ですが、
また一味違った
「動物園で育った植物達」を思い出とともに大切に育ててみてください。
さよなら植物館3大イベントのうち2つのご紹介でした。
残す1つのイベントも近々お知らせします。
では、
情熱大陸を見て一杯ひっかけて、消灯します。