札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

2009年04月 の投稿一覧

黄金週間

経営管理課の樋泉です。
寝不足による肌荒れが著しいです。
なんか顔がいろんな意味で月面ぽくなってきた。
しかし私の肌が荒れたところでなんの支障もございません!!
構うものか。
合コンとか恋とか結婚なんか私にとっては都市伝説。


今日撮った双子の男の子たちの写真をどうぞご覧ください。
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ホッキョクグマの母乳の脂肪分は約30%だそうです。
この母乳に含まれる脂肪分が、野生下では餌不足により減少していると聞きます。
もともと飼育下での赤ちゃんの生存率が低く、野生個体の生息数も減少傾向にあるホッキョクグマが、こうして元気に育っているのをみると、なんとも言えない思いで胸が詰まります。

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お前らなんか、すくすく育ってさ、早くデナリみたいな立派な大人になって、可愛い娘さんと恋をして、子孫を残してさ、35歳くらいで大往生したらいいよ。

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以前から、混雑時にはホッキョクグマが見えにくい、特に小さいお子様が大人たちに阻まれてしまって双子を見られない、というご意見を頂いておりました。
連休にはいっそうの混雑が予想されることから、観覧を入れ替え制とすることとなりました。
観覧ルートは下図の通りです。
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何卒ご理解・ご了承ください。

円山動物園春まつりについて
春まつりのスケジュールは上のリンク先の通りです。
少々くどいくらいに書いておりますが、毎年GWには、すぐに駐車場が満車になってしまい、長蛇の列ができますので、公共交通機関をご利用されたほうがスムーズにご来園できると思います。

2日から6日は「らくらく動物園バス」がオススメです。

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ゼニガタアザラシの赤ちゃんもお待ちしております。
動物園で楽しいGWをお過ごしください。

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あ!
3日から5日は東商業高校マーケティング部の生徒さんたちが開発した「白白まんじゅう」が園内の明治売店グリーンスポットにて販売されます。(1日限定100個)
慶事に配る紅白まんじゅうにちなんで、双子の成長を祝う意味で「白白まんじゅう」なのです。双子だからもちろんニコイチ。
可愛くて美味しいです。ぜひお土産にどうぞ!

漢!

経営管理課の樋泉です。
本日の札幌はとてもいいお天気ですね。
ちなみに私の心は概ね曇天でございます。

さて、今日はお休みでしたが、大事な発表があるので、ホームページ更新のため動物園に来てしまいました。
明日からはGWで、いつもより早めの出勤となりますので、双子の顔を見たら帰ります。

僕たち男の子

円山動物園公式ホームページにも掲載いたしましたが、身体測定時の複数の職員による視診と体毛を用いた2度にわたるDNA雌雄判定により、2頭ともに雄と判明しました。

今回のDNA雌雄判定は、2003年生まれのツヨシ、2005年生まれのピリカの性別を、外観のみの確認により誤って判定してしまい、多方面にご迷惑をお掛けしてしまった経験を踏まえ、慎重にかつ科学的に検証を重ねるために導入したものです。

実施に当たっては、北海道大学獣医学研究科からの多大な協力を得ています。

今後は、体格や顔立ち等にはっきりとした個体差が出てくると思われる夏以降に2頭の愛称を決定する予定です。
(今の時点でも、顔立ちや行動から個体識別ができているお客様もおられますね。ですが、2頭は体格もほぼ同じですので、名前がつけやすいよう、初めて見る方でももう少し簡単に識別できるようになるまでしばし待つ予定です)

※体格(平成21年4月21日測定時)
 A個体:体長約100cm、体重約23kg
 B個体:体長約100cm、体重約24kg

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これからも円山のやんちゃ坊主たちをよろしくお願い致します。

オカン遊戯

安心してください、樋泉はどこにも行きませんよ。



すみません、どっか行けって言わないで下さい。

餡子にはつぶあんとこしあんがございますが、どちらがお好きですか。
樋泉はこしあんも好きですが、どちらかというとつぶあん派です。
(実のところ、食べられるものは大抵好きです)

ペリカンはコシベニペリカン派です。
当園にはモモイロペリカンとコシベニペリカンの2種がおりますが、断然コシベニ派です。

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右がコシベニペリカンです。どうですか、この佇まい。

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4月26日(日)、雨に濡れたコシベニペリカンです。
魅力的です。


日曜の雪には驚きました。
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夕方の園内の風景です。
これはこれで素敵なのですが、悪天候ですと、お客さまの足は動物園から遠のいてしまいます。

いつもは人垣のできるホッキョクグマの屋外展示場の前も、一昨日ばかりはお客さまの姿がまばらでした。

そのため、幸か不幸か屋上へ行かずとも写真を撮ることができました。

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ララと遊ぶことにした子供。

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もう一頭も駆けつけました。

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たまらなく微笑ましくて、写真を撮りながらニヤニヤしてしまいました。
ひとしきり撮り終えてディスプレイを見て再びニヤニヤ。
お客さまはララと双子を見ていたので、誰も私の笑みには気付いていなかったと思いますが、目撃された方は気味の悪い思いをされたことと思います。
大変申し訳ございませんでした。

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子熊といえどもかなり力があるので、顔をもみくちゃにされたら痛いと思うのですが、ララはされるがままになっていました。

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母の首に腕(前足)を回しております。

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なんという優しげな眼差し。私なんか、ララからは鋭い睨みつけるような眼差しや、冷たい一瞥しかもらえません。

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壁に這う枝を引き剥がすララ。

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どうするのかと思って見ておりますと、

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子供たちに与えていました。
遊び道具を取ってあげたように見えなくもないです。

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再びララが枝を取りに来ました。(枝?蔦?蔓?)

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子供たちに均等に遊び道具が行き渡るようにした、と見えなくもないのですが、そう解釈していいのかな。
動物の行動を人間が解釈しようとすると、時折ひどい誤解が生じます。
「ララは子供に均等に枝を与えたかった」と私が思いたいからそう見えるだけなのかもしれません。

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何その踊りは。

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またどうぞー!


札幌テレビ放送の「what's new? cute」の4月30日(木曜深夜0時38分~)放送分で円山動物園を取り上げていただけることになりました。
「キュートショットワーカー」というコーナーに、異動で新しく配属された飼育員さんが登場します。
私はそれが楽しみなのです。
双子のスイミングもありますよ。

さっぽろ白クマ赤ちゃん応援キャンペーンお申し込み状況

拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
経営管理課の樋泉です。

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さっぽろ白クマ赤ちゃん応援キャンペーンのお申し込み状況をお知らせ致します。


■ 4月24日までの参加状況 ■

●キャンペーン応募
カード応募 :3902名様、6099件 → 共通ポイント60,990マイル
かざスタ応募: 122名様、 319件 → 共通ポイント51,090マイル

[共通ポイントによるエサ代寄付]
参加者全体で貯まった共通ポイント総額
112,080マイル(112,080円相当)

●個人協賛
Aコース 65件(個人協賛グッズ1セット)
Bコース 64件(個人協賛グッズ2セット+ありがとうメール)
任意寄付 1万円(善意の方より、協賛金に加算してのご入金)

[個人協賛によるエサ代寄付]
個人協賛金からの寄付予定額
約100,000円

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<補足>
・カード応募1件につき、共通ポイント10マイルが貯まります。
・かざスタ応募1件につき、共通ポイント10マイル+初回来店ボーナス100マイルが貯まります。
・共通ポイントによるエサ代寄付は、参加者の皆様に「ネットマイルの特典交換ページ」から個別に寄付手続きしていただくことによって、動物園にまとめて寄付されます。キャンペーン終了後、寄付手続きのご説明メールが参加者の皆様に送信されますので、そちらより手続きして下さい。
・諸経費の変動により寄付額が変わることがあります。

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個人協賛にお申し込みいただくと、こうしたキャンペーン特製白クマグッズがお手元に届きます。
ミニハンカチ、ボールペン、缶バッジ、ステッカー、シール、キーホルダーと盛りだくさんです。

詳しくはキャンペーンページをご覧ください。

雨の日曜日

今朝の札幌は雪でした。
雪は雨に変わったけれど、気温も低く、春から冬へ逆戻りです。
ちなみに私の心はいつも冬です。
ブリザード樋泉です。


母と遊ぶ双子。(母で遊ぶ双子)

今日は絶好の動物園日和です。
日曜なのにホッキョクグマを見やすいのです。

子熊のレスリング

経営管理課の樋泉です。
先日、深夜に仕事をしていると、警備員さんに「もう顔がボロボロだから帰りなさい」と言われました。
どんな顔だ、と思って鏡を見ると、そこには土気色の顔のゾンビがいました。
つくづく恐ろしい職場です。


明日は雨天で、気温も低いようですね。
そんな日こそホッキョクグマ日和だと思います。
お客さまが少ないときは双子をゆっくり眺められますから、明日のご予定が決まっていなくて、お時間に余裕のある方は、ぜひ円山動物園へお越しください。


時々、ホッキョクグマ担当の河西飼育員が当ブログに記事を書いてくれるようになりました。
残業後に半死半生の状態で泣きながら更新することが多いので、とても助かります。
「泣きながら」は嘘です、申し訳ありません。
とても楽しんでやっております。

私は事務職で、動物のお世話をしているわけではありませんから、短い時間に見てきた双子の様子をお伝えしたり、私が知りうる限りのホッキョクグマネタを記すだけで精一杯ですが、今後とも当ブログを何卒宜しくお願い致します。

楽しみにしている、と言っていただけると、疲れも吹き飛びますし、自費でカメラを買った甲斐があった、と思います。

今日は4月19日の午後に撮った双子のレスリングの写真を大放出します。
一週間前の写真で申し訳ありません。
明日は写真を撮る時間があるといいのですが。


当然ですが、ツヨシやピリカの幼少期には、子熊同士のレスリングを見ることはできませんでした。

こうして激しく取っ組み合う写真がもっとも双子らしくて好きです。




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「ちょっと野蛮だわ、でも双子が羨ましいわ…」

アイスベアのために

拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
経営管理課の樋泉です。

道案内が不得手です。
車で動物園にいらっしゃる途中のお客さまから、お電話で道を尋ねられることが時折あるのですが、Googleマップなどを見ながら「今○○の△丁目ということは?東西南北どっちに向かえばいいの?次右折?あれ左折?」とパニックになってしまいます。
誰かいれば電話をかわってもらうのですが、私しか事務所にいなかったら大変なことです。
大惨事です。お客さまを襟裳岬までご案内してしまうかもしれません。
どうかお車にはロードマップを積んでください。
私も「あらゆる場所から動物園へたどり着く道」を勉強致しますが、こればっかりは脳の仕組みの問題のような気がしてなりません。
言い訳をして努力を怠るつもりなんて全くないのですが、方向感覚がおかしくて、本当に道案内が苦手なのです。

実際、外勤に出ると半分以上の確率で道に迷います。
人生の迷子でもあります。

※公共交通機関のご案内なら概ね大丈夫です。
ですから繁忙期は公共交通機関をご利用いただけると、駐車待ちでお客さまがつらい思いをされることもなく、私のしどろもどろ・意味不明な道案内を聞かされる心配もなく、万事うまくいきます。
ホッキョクグマの生息環境への悪影響も抑えられるものと思います…

長い前置きですが、要するに、連休中は駐車場がすぐに満車になりますから、公共交通機関がおすすめです、という話です。


さて、ホッキョクグマはICE BEARと呼ばれることもあります。
アイスベアであれポーラーベアであれ、ウルススマリティムスであれ、彼らが生きる環境のことがその名に含まれています。
氷、極地、海。

彼らは、北極圏の氷海とその周辺、という特殊な環境の中で生きています。
そこは、地球環境の変化が最も早く、最も顕著にあらわれる場所です。

アイスベアの双子を見ていると、頬がゆるむと同時に、彼らの置かれている状況について思いを馳せたくなりますね。

動物園の役割はまさにそこです。
さまざまな生き物の美しさ・怖さ、かkk

ってここまで書いて力尽きた…

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穴があったら入りたい。

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ホッキョクグマの赤ちゃんが雪の上で戯れる様子を見ることのできる貴重な時期が過ぎてしまいました。
写真は2009年3月22日のものです。
最近撮影する時間がないものだから、前に撮った写真で誤魔化そうとしております。

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野生下だろうと飼育下だろうと、いつか離れ離れになるのだから、たっぷり遊んでおくといい、と思いながら見ております。

つまづいたっていいじゃないか くまだもの

男性の皆さん、安心してください。樋泉の休日、空いてますよ。




はぁ・・・
申し訳ありません・・・

生まれ変わったら、クシクラゲになりたい。
できれば深海で暮らしたい。


まぁ、イエネコになろうと、クシクラゲ類になろうと、生きるってとんでもなく大変なことですよね。
与えられた生を全うしますよ。
「明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きるつもりで学びなさい」という格言があって、わりと好きで折に触れて思い出します。
でも、今日なんて仕事が休みで、死んだように寝て過ごしました。明日死んだら悔い残りまくりですよ。
ついでに、まだ20代なのに、体の節々が痛いですよ。なんなんですか!


昨日と今日はホッキョクグマたちを見ていません。
昨日は仕事で人をご案内して熊館まで行ったけれども、お客さまがたくさんおり、その上子グマたちは堀に降りていて、姿を見ることがかないませんでした。
うちの獣舎、死角が多くて本当に申し訳ないです・・・
ゆずりあってご覧いただくようお願い致します。できれば小さいお子様を前に入れてあげてください。


それでは、4月19日(日)のプールデビューの日の写真をごゆるりとご覧ください。
今日は午前の部を途中までアップします。



10時少し前に事務所から熊館へ行くと、もうプールに子供たちが入っていてびっくり。
お客さまも多くてびっくり。



どうだ、一回入ってしまえば楽しいだろう。


ララはことさら楽しそうにふるまって、子供たちをプールの深いところに誘おうとしていました。
野生のホッキョクグマは、移動手段として泳ぎを覚えなければ生きられませんが、動物園で暮らすなら、カナヅチだったとしても大きな支障はないのです。(衛生面と暑さの緩和という意味ではプールに入るべきですが)
それにもかかわらずしっかり子供たちに水泳を伝授しようとするララの行動が不思議で、健気です。




子供をチラ見。

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ララは潜水も覚えさせたいようで。
子供は恐怖の形相です。
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プールは気持ちいいし、子供たちも水遊びを楽しんでくれているし、満足満足。
動物の表情から勝手に何かを汲み取ろうとするのは人間の悪い癖ですが、そういう顔に見えます。

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おはよう。楽しかったか?

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立ち上がってホースを水面に投げつける、という行動を繰り返すララ。
これは面白い。

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ホース取りたい。

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ララが鼻先で体を押しやると、子供は怖がってギャーギャー抗議します。

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何度もホースを使った水遊びの手本を示します。
ララ自身が楽しいだけなのかもしれませんが、単独生活時や、デナリとの同居時にはここまでユニークな仕草はあまり見られません。
私が見逃していただけなのかもしれませんが(その可能性が高いけれど)、同じ大人のメスであるさつきと比べると、ララはさほどプールでの遊びが好きではないものと思っていました。

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結局ホースを水から引き上げてくる厳しくも優しいララ。

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河西飼育員が遊び道具として木の棒を上から投下。
プールに入れるつもりだったらしいのですが、目測を誤り、棒は堀に落下してしまいました。
ララが上に持ってきて、子供たちと楽しく遊んでいました。

19日午前の部は、とりあえず今日はここまでにします。

こういう写真が、疲れたどこかの誰かにとって、一服の清涼剤になったらいいな、と思っています。
ヘタクソ写真としょーもない駄文ですが、しばらくおつきあいください。

あ、GWにホッキョクグマを見にいらっしゃるご予定の方にお願いです。
お車はやめて公共交通機関でお越しください。
例年、GWには駐車場がすぐに満車になり、数時間お待ちいただくことが多いのです。
今年は双子がいて、すぐそばに「maruyama class」もオープンしましたので、例年以上の混雑が予想されます。

野生のホッキョクグマをまもるため、お車は控えてください、などととかっこいいことを言ってみたいですが、それはともかくとして、GWに車で動物園にいらっしゃると、長いこと車列に並ばなくてはいけないので、ひじょーーーーーーーにストレスが溜まります。
いっそ公共交通機関を使った方がラクなのです。
双子デザインの年間パスと、ララの写真を使ったウィズユーカード1100円分(地下鉄とバスでご利用いただけます)がセットになったウィZOOユーパスポートもありますし。

連休中はバスも充実しています。
公共交通機関についてのご案内を公式HPに載せ、ここからもリンクしたいと思っています。少々お待ちください。


小さいお子様がいたり、疾病等のため車の方が楽、という方も多いとは思うのですが、待ち時間のことを考えると、お車でのご来園は逆につらいものになってしまいます。
何卒宜しくお願いいたします。

もう二度と見られないかもしれない

今年の目標は「猫背を治すこと」(猫背って直すもの?治すもの?)と決められてしまった樋泉です。
当園のカリスマ飼育員がそう決めたので、そうなのです。

姿勢を正さなくては、といつも思ってはいるのですが、いかんせん疲れると背中が丸くなりがちです。
背筋を伸ばすとき、脳裏をよぎるのはいつも「春日」です。
概ねああいった感じで胸を張ればいいはずだ。ウィ。

プールデビューの詳細な記事を期待してくださっている方がいるかもしれないのに、こうして関係の無いことを書くのは、私がいささか疲弊しているからかもしれません。たいしたことしてないんだけどねぇ…

大好きな読書や映画鑑賞及びエア彼氏との脳内デートに割く時間、そして自分の老後について考え込んで苦悩するための時間がありません。


そんな時間は、なくていい。


大変失礼致しました。ホッキョクグマの話をします。

いまを逃すと、ホッキョクグマの複数頭の子供が戯れる様子を見られるのが何年先になるかわかりません。

日本の動物園でホッキョクグマが飼育されるようになったのは1902年。(血統登録によるとそうなっています)
しかしながら繁殖実績はたったの6施設21頭。
双子の順調な成育は、ララ・ルル姉妹が1994年に生まれて以来の久々の出来事です。
世界的にみても飼育下の繁殖成功率は高くありません。


事務の私がいうことではないのですが、ホッキョクグマの繁殖は、そのつど真剣勝負です。
ペアリングもそうそううまくいくものではないですし、うまくいったとてメスが子供を育ててくれるかどうかもわかりません。


ペアリングの手順、妊娠個体への給餌量とその方法、産室の環境整備の仕方等が概ね確立できていても、この先もうまくいく保障なんてどこにもないのです。
飼育担当じゃないのに勝手なことを書いて申し訳ありません。
飼育担当者の苦労はけっこうなものなのです。
ホッキョクグマの環境と整備について
私たち経営係にできる仕事は概ね、生まれた子をプロデュースすることと、支援してくださる個人・法人を募ることです。



こういった幸福な光景が見られることは嬉しいけれども、飼育下で簡単にホッキョクグマが繁殖する状況にはないこと、野生下でも餌不足により子熊の生存率が落ちていることを考えると、いたたまれないような思いがするのです。



それにしても、今日のララと双子たちの行動は本当に面白かったです。

きちんとその様子を綴りたいのですが、最初に子供が水に入るところを見逃したうえ、屋上からだとプールの半分が死角になってしまうので、あまりいい写真が撮れませんでした。(さりとて下に降りると場所がない)
これについては(これ以外でも)常連のお客さまのブログのほうが楽しいだろうと思います。

いずれ書きたいとは思っておりますよ。

プールデビュー


本日午前10時前、双子がプールデビューを果たしました。
私はプールに入る瞬間を見逃してしまいました。


こどもを沈めようとするララ。

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プールから上がって休憩中。

以上、速報でした。

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