双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
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ポーラー家族
Posted by hokkyoku on 2010年2月7日(日) 23:01
3~4月は、野生のホッキョクグマにとっての恋の季節です。
ララも概ね自然界と同じ時期に発情を迎えます。
もうすぐですね。
来年の春にはまた子熊に会えることを期待しています。
イコとララ
種の保存のためにホッキョクグマの個体数を増やさねばならないこと、
当園の集客のこと、単純に可愛い子熊を見たいこと…出産に期待する理由は多々あります。
私個人は、単独で過ごしている時よりも、デナリと同居している時よりも、
子育て中のララが最も満ち足りてみえるからこそ、
また赤ちゃんを産んで欲しい、と強く願っています。
子熊がいないと常同行動(同じ場所を往復する、いわゆる熊歩き)が増える気がするのです。
手前キロル、奥イコロです。
のんびり過ごす冬の午後。
顔の毛は薄いですから、地肌の黒さがわかりやすいですね。
白く輝く被毛の下は、熱を吸収する黒色です。
ちなみに私は黒いタートルネックのニットを6枚持っており、冬季はほぼ毎日着用しておりますが、
これは保温のためというより、服を選ぶのが面倒だからです。
黒いタートルの上に適当に重ね着すれば冬は越せます。
あと収縮色なので若干痩せて見えます。
熱を吸収し、着まわしに便利で、着やせ効果もあり、黒って素晴らしい!
はいはい。
以上4枚は似たような写真に見えますが、それぞれ微妙に顔の角度や表情が違います。
こちらも手前キロル、奥イコロです。
キロルは若干マズル(口吻)が短い?気のせいでしょうか。
イコ吉から離れて仰向けに横たわるキロ助さん。
仰向けに寝る脊椎動物って、ヒト以外はあまりいないですよね。
家庭で大事にされているイエネコやイヌたちは別として。
自分は浅学のうえ寡聞にして、こんな格好でリラックスできる野生動物は
ホッキョクグマくらいしか知りません。
命の危険のない飼育下のみならず、自然界でもこのポーズで寝ている映像や写真を見たことがあります。
恐れるものがないから?
この場合は、単に中の人が疲れたからです。
嘘です、申し訳ございません。
口元に雪をつけたイコロ。まるで食後のような。
私の大福を食べたのは君だろう、とかワケのわからんイチャモンをつけたくなるほど愛くるしいです。
なにその前足。
縮んでみせたり、伸びてみせたり。
愛くるしいじゃないか、このガトーショコラ野郎!
幸福な子熊時代が過ぎていきます。
どうか、いつか二頭が可愛い女の子とペアリングできますように。
ララの孫を見るまでは死ねないです。
初孫はツヨシの子でしょうか。
先日ツヨシを愛する方に言われて初めて気がつきましたが、
ツヨシはもうララが初産した歳(6歳)を迎えているんですね。
ララとさつきを見ていると、ペアリングは極力若いうちに試みるべきなのかな、と思ってしまいます。
私見ですからね、間違っているかもしれません。
母のそばに行くイコロ。
寄り添って寝そべってみるものの、
滑ってずり落ちていきます。
なんだか支離滅裂な感じになってしまいました。
一部写真とコメントが全く合っていないです。
ごめんなさい。