双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
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イキル。
Posted by hokkyoku on 2010年2月8日(月) 19:21
乳を与え、体を舐め、ともに眠り、泳ぎを教え、見守り、ときに遊んでやり、
こども達を立派に育て上げたララ。
少し早いけど、お疲れ様です。
産室を出たばかりの頃はずいぶん痩せていて、少し疲れて見えたけど、
基本的に楽しそうでしたね。
子育ても3度目ともなると、あまりピリピリすることも無かったみたいですね。
ララのそばで過ごした幸福な子供時代は、これからおよそ30年続くであろう
イコロとキロルの熊生(?)の宝物です。
どのような乳幼児期を送ったのかは、のちのち他のクマと同居し、繁殖を試みるときに、
(メスならば、子を産み、育てるときまでも)大きく影響します。
せっかく健やかに育ったのだから、イコロとキロルが可愛いお嬢さん達と巡りあえますように。
彼らがこれから生きる道が、明るいものでありますように。
なんだかセンチメンタルな文章ではございますが、イコロとキロルは
私の子でもないし、友達でもないし、ましてペットでもないので、存外寂しくありません。
帯広を経て、どんなに遠くへ行くとしても、健康で幸福ならそれでいいです。
このまま日本にいても先の見通しは暗いですし。
新しい血統の子が必要ですし。
笑って送り出しましょう。
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