札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

『大通10丁目会場』カテゴリーの投稿一覧

おまんじゅう?【10丁目会場】

10丁目では粗削り作業が続いています。
4班に分かれて、各パーツの削り中。

そのひとつがコチラ。
何だかわかりますか?
ちなみに大きさは直径5メートル。
ドーム状で巨大な「おまんじゅう」のよう。
20090118-25.JPG

正解は・・・
母フクロウの頭を上から見たところ!
直径5メートルもの大きさを感覚だけできれいなドーム型にするのは難しいため、
事前にコンパネ(板)で作った枠をあてながら調整していきます。
20090118-26.JPG


ここでおさらい。
雪像模型を見てみましょう。
20090118-27.JPG

おまんじゅうは右側のフクロウの頭になります!

それでは、もう1問。
これは何でしょうか?
20090118-28.JPG

正解は・・・
左側の大きく羽を広げているオオワシの頭になります!


本日の雪像全体像は・・・
20090118-29.JPG

おおまかな削りが進んで、いよいよ雪像!という見た目になってきました♪

さっぽろ雪まつりまであと18日!

意思の疎通、これが極意!【10丁目会場】

雪像制作11日目の今日も、“世界一の雪像”をと、隊員一丸となって制作に汗を流しています。
この規模の雪像を作ることは、言うなれば大事業です。
しっかりとした制作技術が必要なことは当然ですが、
それと同じくらいに重要なのが、「意思の疎通」です。
期間中毎日、始業時、昼及び終了時の3回、
森岡隊長と各班の班長、副班長が制作隊本部に集まってミーティングを行っています。




主な内容は、
朝のミーティングでは、当日の作業指示、昼は午前中の作業の不備是正、
そして、夕方には進ちょく状況や翌日の予定の確認です。
繰り返し常に取り上げられるテーマは、安全管理と作業の効率化。
「基本的なことですが、徹底が肝心なんです」と、森岡隊長は真剣な表情で語ります。




このほか、よく協議事項となるのは、日々の班の枠を越えた人員配置の適正化、
雪の圧縮による高さのアンバランスの是正など。
隊長からの指示事項については、班長や副班長は自身が確実に理解することはもとより、
それぞれの各班員に的確に、かつ、分かりやすく伝える役割があるため、真剣そのものです。



さぞかしミーティングはかたーい雰囲気だと思いますよね。
実は、決してそうではありません。
これがなんとも不思議なんです。
なぞを解く鍵は、森岡隊長。
大雪像制作に関しては、設計図から始まり制作隊運営までの中核を担う主力隊員としての実績は21基。
制作に関わった大雪像の総数は、なんと通算31基を数えます。
雪像作りについては、厳しさも辛さも楽しさも快感も、そして、なによりも携わる“人の気持ち”を熟知しているんです。
間違いない!
「1カ月もの長期間の作業。きついのは当然。だからこそ、“明るく楽しく”やっていきたいと思っています。これが私のモットーです」
と顔をほころばす森岡隊長。
時として、ダジャレも雰囲気づくりに絶大な効果を発揮します。




本物のオヤジによるオヤジギャグには正に本物の“重み”が。
高所作業の前は“身軽”な方がいいと思いきや、みんな常に一発を望んでおり、リアクションに備えております。

粗削り開始【10丁目会場】

今朝は冷え込みましたが、午前中のうちに曇りから快晴に。
青空と雪のコントラストが美しい日でした。
足場から西方向を見るとこんな感じ。
20090116-11.jpg


振り返るとフクロウの頭の部分を粗削りしていました。
ボランティアさんの姿も見えます。高所での作業、気をつけてくださいね。
20090116-12.jpg


削った雪はどんどん下へ落とされます。落とす、落とす、落とす。
20090116-13.jpg20090116-14.jpg20090116-15.jpg


雪積み後の雪は硬く、落ちてくる雪は足場に当たると土石のような音がしていました。
特に、ちょっと気温が緩んだときに積んだ雪は、冷え込むとガッチガチになるようです。
こんな硬い雪、生まれて初めて触ったかも(*.*)

削りの前に【10丁目会場】

さて、雪積みの工程を終えた10丁目会場。
明日から本格的に始まる「粗削り」を前に、本日も着々と準備が行われました。
20090115-14.jpg


まず、行ったのは雪像を覆うコンパネ(板)の取り外し。
先日までの「雪積み」を、おおざっぱに言ってしまうと、コンパネで枠を作った中に雪を運びいれ、雪像の基礎となる大きな雪の塊をつくる工程です。
これを雪像の形に削り出すために、まず外枠のコンパネをはずす必要があります。
20090115-15.jpg

20090115-16.jpg

高さ15メートルもの大雪像になると、使ったコンパネも大量。
このコンパネを運びだす作業は、とびの方、制作隊員、ボランティアさんが一丸となって進めていきます。

20090116-00.jpg

コンパネがなくなるととスッキリ。
雪像らしい見た目になってきましたね。

今日はこのほかにも、削った雪を排雪するための装置の準備なども行いました。

そして、地上でも削りの準備・・・
20090116-01.jpg

20090116-02.jpg


20090116-03.jpg

もしや、これは・・・
20090116-04.jpg

20090116-05.jpg

そう。ギザエンピ
(ギザエンピってなに?という方はコチラ
市販されていない道具を作るのも雪像づくりには欠かせない作業です。

雪像製作というと、「雪」というイメージが強いですが、
実は雪に触らない作業もたくさんあるんです!

そんなことを思い出しつつ雪像を見ていただくと、今までと違った見方になるかも。。。!?
ぜひ雪まつり会場で、直接大雪像をご覧ください!
写真とは迫力が違いますよ!!!

さっぽろ雪まつりまであと21日!

今日からボランティアさんが参加【10丁目会場】

大通10丁目会場STV広場の制作8日目。

 いよいよ本日から、ボランティアさんの活動が始まりました。10丁目には2月1日までの間、午前の部、午後の部に合計103人の方々がいらっしゃいます。期間中の活動回数は、1回から35回までと、人それぞれです。
 札幌市が誇る国際的イベントである雪まつりの雪像制作に関わることになるとあって、皆さん意気揚々としており、初日からモチベーションが高まっております。

 午前の部には15人、午後の部には5人が参加。冒頭、10丁目制作隊の森岡隊長から、今回の雪像制作の趣旨や雪像の説明、今後の活動の概要についての説明がありました。


 続いて、安全管理全般についてや安全帯など各要具の使用方法についての解説を詳しく行いました。楽しく活動することは言うまでもなくとても大切ですが、そのためには、常に{「安全第一」}を心がけることが基本となります。
20090114-18.JPG


 実際に高所作業場の確認を行い、雪像のスケールの大きさと安全管理を徹底することの大切さを身を持って体感していました。


20090114-22.JPG

pageTop