札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

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ところで雪像模型はどうなった??

そういえば、あの雪像模型たちはどうなったんでしょう。
雪像同様壊されてしまったのでしょうか・・・?

いいえ、こんなところにいました!

懐かしの!?大通4丁目ナルニア国物語の模型です。

ここは、以前に一度ご紹介した、クラーク像でおなじみの羊ヶ丘展望台にある「さっぽろ雪まつり資料館」



歴代の雪像模型のほか、懐かしいポスターや記念グッズも展示されています。あなたの思い出の雪まつりがあるかもしれませんよ。




そこまで足をのばす時間がないな~、という方は、JR札幌駅西コンコースにある、北海道さっぽろ「食と観光」情報館へどうぞ。


観光コーナーの一角にある常設の雪まつりコーナーでは、過去の雪像模型の展示や雪まつり映像が流れており、今年の記念グッズもまだまだ買えちゃいます。


雪まつりの季節は終わっても、札幌に来ればいつでも雪まつりに会えますね!


あれから1週間

雪まつりが終わって、1週間。先週後半は大荒れの札幌でしたが、雪まつり開催期間でなくてよかったですね。

さて、雪像は取り壊されたとお伝えしましたが、その後はどうなっているのでしょう???

大通公園はこんな感じです。
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ただの雪山です(笑)
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雪のない地域からいらっしゃる方には、街なかにこうした雪原があるのも驚きかもしれませんね。

取壊し作業:ありがとうございました!

第59回さっぽろ雪まつりは、大盛況のうちに、昨日11日で幕を閉じました。
ご来場いただいたのは、全会場で2,159,000人!
ありがとうございました!

会期が近づくと、よく「雪まつり期間が終った後、雪像は何日くらい残っているんですか?」というお問い合わせがあります。
答えは...残念ながら、何日どころか何時間単位で、翌日のお昼にはすべて元の雪山に戻ってしまうのです。


こちらは7丁目西側「エジプトの遺跡」
朝9時に作業開始。高さがあるので大変そうです。


こちらは8丁目のスノーボードジャンプ台
重機の種類が少し違います。

次の日には壊してしまうと言うと「もったいない!」「1日でも市民開放しては?」とのお声もよくいただくのですが、現場で終日管理する人がいなければ、雪像に登りたくなる人もいるでしょうし、落ちてケガをするかもしれません。
また、雪は条件がそろえばすぐに溶けて崩れてしまうもの。崩落すれば大事故につながりかねません。
大通公園は街の中心部にあるので、市民の皆様の安全のために、即日壊してしまうのです。


 こちらは4丁目西側「守りたい地球、子供たちの未来」の取壊し作業。
かなり作業が進んだ朝7時半くらいの様子です。
4丁目は駅前通に面しているので、通りかかった車が、作業を見ようと停車してしまうと交通の妨げになるので、早朝6時から作業を開始しました。
多くの会場では、ロープを張って一般の方が近づけないようにしていますが、それももちろん安全のため。さらに5丁目の氷像は、雪以上に危険が伴うので、見物する人のいない深夜から作業を開始します。

そんな中、今年は8丁目の「国宝 犬山城」が、公園内に見物用のスペースを設けて8時半から作業を行いました。
もちろん近くまでは行けませんが、歩道の脇から見るのと違って、正面で見ることができました(※来年も同様に行われるとは限りません)

すごい人です!観光バスも次々とやってきます。

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制作に関わった自衛隊員の方がステージに上り、無事に終ったことを感謝し、お神酒をかけてから作業にかかります。

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重機がステージの端を壊し、斜めの上がり口を作って上って行きます。


隊員の方が見守る中、ショベルの一撃が。
狙ったところに自由自在にショベルが届く、その滑らかなアームの動きは、まるで自分の腕のよう。
見物の方からも「器用ねぇ」「すごいなぁ」と、オペレーターさんの技術に感嘆の声が。


重機が向きを変え、作業する部分が変わると、報道の方も機材を担いで移動。


どんどん崩していきます。真っ白の雪がしっかり固められていて、ガリガリと硬そうな音がします。
崩した雪をショベルの背の側でならし、その上に移動して高さをあげていきます。


作業開始からおよそ2時間、犬山城の天守にショベルの刃がかかりました。
取壊し作業といっても、ただ叩き壊せばいいわけではなく、雪片が落ちる方向も考慮しながらの慎重な作業になるので、時間がかかります。それでも作るのにかかる時間とは比べ物になりませんが...。

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4丁目西側も、およそ4時間半で雪山に。

札幌の冬はまだ1ヶ月以上続きますが、この雪山のずっと下では、春の準備が静かに始まっています。
日差しにさらされた雪解け水が土を潤し、緑が芽吹き春が訪れる日まで、大通公園はしばしの休息のときを迎えます。

今年と同じ雪像は二度と見られませんが、来年もまた、皆様に純白の夢をお届けいたします。
たくさんのご来場、ありがとうございました!

スノーオブジェコンテスト結果は?【さとらんど会場】

あっという間に最終日を迎えてしまいましたが、今日もさとらんど会場は、大盛況です。

そんな中、「スノーオブジェコンテスト」の表彰式が行われました。
受賞したのは、以下の高校のみなさんでした!

優勝(札幌市長賞)は、札幌南高等学校の「瞑想中の大仏」
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美しい大仏が物思いにふけっている様子を表現しました。ポイントはくちびるです。

準優勝(さっぽろ雪まつり実行委員会賞)は、札幌東豊高等学校の「省エネねずみ」
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今年は鼠年ですが、灯油高でネズミも厚着をしています。冬は寒くても心は温かくしたいね!

高文連奨励賞は、札幌篠路高等学校の「Piece of Peace」
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小さな欠片でも、たくさん集まれば1つの大きなものになる。集めよう“平和の欠片”。

ほくでんグループ奨励賞は、北嶺高等学校の『「しかと」できない自然環境』
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今年開催される洞爺湖サミット。中島の鹿も参加するしかとできない自然環境を考えよう。

審査員奨励賞は、有朋高等学校の「羊ピラミッド」
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北海道といえばジンギスカン。つまり「羊」です。という事で可愛く表現してみました

来場者奨励賞は、札幌東陵高等学校の「サミット2008-白くまの願いー」
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今年のサミットにちなみ、世界各国の人達を白くまが「見捨てないで」と包み込んでいます。

受賞校のみなさん、おめでとうございます!
来年は、どのような夢をもった雪像が作られるのか、楽しみですね。

世界へ向けて発信!

今日も良い天気でしたね!


いまやさっぽろ雪まつりは、冬の日本を代表するイベント。会場内の外国人のお客様の多さにも驚きますが、海外のメディアからも注目され、今年もいくつもの取材を受けています。

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こちらは韓国KBS。大韓航空の行ったアンケート調査では、最も行ってみたい世界のイベント第一位に輝いたのが、さっぽろ雪まつり。お隣の国だけに関心も高いようです。カムサハムニダ。

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続いてフランスのDVDマガジンSKI VIBES。ここ数年、フランスから日本を訪れるお客様は増加中。北海道でスキーと雪まつりを楽しんでいただけたらトレ・ビアン!ですね。

さて、本日取材に同行し、逆取材を試みたのはイギリスBBC。まずはテレビ塔に登り、全体の様子を把握してからひとつずつ会場を見て歩く、お約束のコースです。
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2丁目道新氷の広場では、ステージのお姉さんから「ええっ、BBCですか?!」と驚かれました。

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やはりイギリス人、ビッグ・ベンに反応。それを眺めるお客様の反応を撮っています。

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どうやって作ったのか、雪はどのくらい使ったのか...4丁目制作団の井手隊長へのインタビュー。こちらで何度かご紹介した粘土の模型にも興味津々でした。ブログを読んでいただけたら詳しくお伝えできるのですが、ブログは日本語のみなのが残念。
最後の質問は「もし僕が来年雪像作りに参加したいと思ったら、どうすれば良いですか?」でした。
もちろんボランティアとして、好きなだけ参加していただけますよ!

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雪まつりの経済効果は?お客さんはどのくらいくるの?今年の特徴は?
今度は雪まつり実行委員会へのインタビュー。中には「今年来た人は来年来ないから、作った大雪像を壊さないで冷蔵庫に入れておいて、次の年にまた使うって噂は本当?」なんて質問も。
誰ですか、そんな噂を流しているのは!(-_-メ)
もちろんイギリス流のジョークですが...そんな大きな冷蔵庫があったら、環境によくありませんね。
 
さて、続いて会場を訪れた人へのインタビュー...の前に 
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 なんと、お化粧!男性でもカメラの前に立つときはメイクするんですね!

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まずはオーストラリアからのお客様にインタビュー。ニセコにスキーをしに来ていて、今日は雪まつり見物だとのこと。
「何もかもが、オーストラリアにはないもの。素晴らしいです」とのコメントをいただきました。サンキュー・ベリマッチ!

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次は、地元の若者の声も聞きたい!とのことで、またまた歩いていたカップルにアタック。
「雪まつりは10年ぶりくらいかな?来なかった理由?う~ん、特にないですけど...今年はテレビとかでよく見るんで、なんとなく。いや、久しぶりに来たら、やっぱり楽しいですよ!」ありがとうございます!

さっぽろ雪まつりは明日まで!
まだご来場されていない方、お見逃しなく!

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