札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

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削っています【大通4丁目会場】

今日はこの冬一番の寒さで...って、すでに何度か書いた気がしますが「一番の寒さ」の記録はどんどん更新されています。今日の予想最高気温(最低じゃないですよ)はマイナス6度。南国在住で寒さを体験したい方、この連休ウェルカムです!

さて、今日の雪山はどうなったかな?

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おや?山が低くなっていますね。
 ハイ、ついに、高く積み上げた雪を削り下ろす作業に入りました!
 雪像を作るときって、雪をできあがりの形に積み上げていくのかな?と思いがちですが、そうではなくて、基本になる部分は、大きな雪山を彫り下ろすようにして作ります(大げさに言えば、石窟寺院のような感じ)。なぜかというと、雪の圧縮のされ方が均等でないと、気温が上がったときに弱い部分ができてしまうので、重機の重さや人の力で踏んで圧縮しながら高く積み上げていき、しっかりとした巨大な塊にしてから彫り下ろすわけです。細かなパーツはまた別の工法(?)になりますが、それについてはまたの機会に。




次の作業に備えて、コンパネをはずす作業も行いました。
なんとなく形が見えてきましたね。

さて今日は、14日から作業に入ってくださる、ボランティアさん向けの技術講習会が行われました。
作業に入ると毎日そうなのですが、作業中に着用したゴム手袋は雪と汗でぐっしょりと湿ってしまいます。そこで作業後に手袋を干しておくのですが、裏返しておかないと、中がうまく乾かないので、1枚ずつ地道に裏返していきます。




台所用の薄いゴム手袋なら裏返すのは簡単ですが、厚いので指先がなかなか裏返ってくれません。忍耐力が鍛えられます...(-_-;)。
作業をするときは、これだけでは手がかじかんでしまって危険なので、手袋インナーも着用します。こちらは毎回洗濯して、作業が快適かつ安全に行えるよう、備えています。

井手隊長を紹介します!【大通4丁目会場】

井手隊長は自衛隊在職中の昭和44年「第19回さっぽろ雪まつり」から30数年雪像制作に携わっている雪像制作のスペシャリストです。
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また、第53回からは札幌市大雪像制作団の隊長として4丁目東側の現場に入り今年で7年目です。


 昨日「ケレン棒って北海道の方言じゃないの?」と言っていた隊長は、佐賀県出身でした。
「まさか、何十年も雪像を作ることになるとはね。」と隊長。
モットーは「雪像制作は楽しくやること」だそうです。
楽しい現場が一番ですね!

今年のテーマは「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」ですが、制作のポイントはなんといっても「王子」です。美しい王子に注目してくださいね。


雪まつり開幕まであと25日!

現在状況報告レポ!!【さとらんど会場】

さとらんど会場では、連日雪輸送と雪積みの作業が続いています。

そして雪の迷路(高部)では、いよいよ壁の削りだしを開始しました!!


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このように、上から徐々に壁の面を削っていきます。



また、同時進行で迷路頂上の展望台にできる高台を制作しています!!


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高台からどのような風景が眺められるか、ワクワクしてきませんか??



一方、チューブすべり台氷のすべり台は、というと・・・



↑チューブすべり台。


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↑氷のすべり台。


今も雪積みが続いています!!

どんどん高くなっていますよ。

今後も、さとらんど会場の動向に注目していて下さいね☆★

制作5日目!【大通10丁目会場】

7日から始まった雪輸送。
今日で累計200台のダンプが雪を運んできました。

かなりの量だと思われるかもしれませんが、
これでやっと半分にきたぐらいなんですよ。

最終的には、約360台のダンプが雪を運んでくる予定です。
なので、まだまだ雪をスコップで砕いて、ひたすら雪踏みしています・・・
  



大雪像のてっぺんの高さが15mにもなる雪積みも、高いところでは10mほどになってきていて、周りのビルの4階程度の高さになってます。

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先日設置した探検隊「オトオ」の芯材([[知らない人は、まずは最初に1月9日のブログをチェックして下さいね)の周辺もだいぶ雪積みされてきました。あともう少しで、すっぽりと隠れてしまいますね。




さて、お昼休みを終わり、元気に午後から作業開始!!

寒い環境の中での作業、体もかたくなっています。
それで無理な動きをするのはケガのもと!!
なので、作業の前には柔軟体操して、体をほぐし、ケガのないように気をつけてます。




皆さんも滑って転んでケガなどしないようにして下さいね!





ケレン棒って・・・なに?【4丁目会場】

今日はこの冬一番の寒さだそうで、気温は昼間でもマイナス5度程度ですが、もちろん雪像制作に休みはありません!
運び込まれた雪も見上げるような高さに...

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雪山の影では、コンパネ(ベニヤ板)をリレーで運び上げる作業を行っていました。

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今は重機の独壇場ですが、これから細かな作業に入ると、いろいろユニークな道具が活躍します。
 まずはこれ。右側のスコップをよく見てください。

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先がギザギザになっているのが判りますか?現場では「ギザエンピ」と呼ばれています。
 エンピというのは、刃先があり先が直線のシャベル(写真左)のことです。ギザエンピの方は、こういうものが市販されているわけではないので、グラインダーで普通のエンピの先を切り、断面を研いで刃先を作っています。

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他にもノミやケレン棒などもあります。
 「ケレン棒って何ですか?」と隊長さんにうかがったところ「北海道の方言じゃないの?」とのことでしたが、調べてみると「ケレン」というのは塗装工事の用語で、塗装前に下地をきれいにする作業のことで、なんと英語のクリーンがなまったものだそうです。
ケレン棒は、その作業の際に、下地のサビや汚れ等を削ぎ落とすのに使う道具とのこと...勉強になりました!

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