札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

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削り練習とシミュレーション!【大通10丁目会場】

今日は、晴れたり雪が降ったりとはっきりしない天気。気温は相変わらず1日を通してマイナスで推移しています。寒っ(・_・)
10丁目大雪像は、コンパネに囲まれています。
雪をしっかりと固めるために一日寝かせるんです。


さて、昨日まで続いていた雪踏みが終了し、今日からは削り練習、シミュレーションに入りました。

体力勝負の雪踏みから一転、、、

繊細な作業に突入していきます。

頭の切替えが重要ですね(^_^)v


以前のブログでご紹介した「オオイズミ」の削り練習ですが、、、

削り、検証を重ねた結果、
20080118-09.JPG
だんだん「オオイズミ」の髪の質感が出てきてました(^_^)v

そして、会場南側では、
20080118-10.JPG
北極クマの削り練習がスタート(^_^)

20080118-11.JPG
スコップで荒く、大胆に削り、、、

20080118-12.JPG
細かな部分は繊細に。。。

会場のいたるところで、削り、図面と確認、検証が繰り返されております。
弛まぬ努力が実を結ぶ第59回さっぽろ雪まつり開催まであと18日!







見えてきました【大通4丁目会場】

またまた厳寒の日。朝8時の温度計にはこんな数字が!



体がこわばっていると事故につながりやすいので、まずは準備体操



さて、このくらい気温が下がると雪がサラサラになり、スキーには最高のコンディションですが、雪像作りにはあまり好ましくありません。

サラサラの雪は、とてもまとまりにくく
(タイ米でおにぎりが握れないのと似ているかも?)
シャーベを作るにも水加減が難しいのです。
水が少ないとくっつかないし、
かといって多すぎるとバケツの中で水分が下がってきて、作業中に凍りついてしまいます。
ここはベテランの腕の見せどころ...なのですが、その前に水を噴射するホースが凍っていました(-_-;)

やむを得ず、お湯で温めて溶かします。



やっと溶けたところで、シャーベ作り。



ところで、この雪の入った大きな容器は何だか判りますか?

もちろん「シャーベ容器」なんて売っていません。これは灯油のホームタンク(一軒家用)をばらしたものです。
温暖な土地にお住まいの方は判らないかもしれませんが、
北海道では屋外にタンクを備え、ホースから自動的に灯油がストーブに供給されるようになっています。
一軒家用のホームタンクだと、だいたい500~1000リットルくらいの容量があります。
金属製で、スコップなどで雪をかきまわしても平気な頑丈さが見込まれ、ホームタンク引退後、雪像制作現場に再就職(?)することに。

さて、今日の雪像(もはや雪山ではない)は...20080117-10.JPG

何やら不思議な作業を行っています。

 これは、細かい部分を掘り出すために、アウトラインを雪に描いているところです。
まず薄いプラスチックの板に線を描き、そこをくりぬいたものを雪の壁に貼り、くりぬいた線に沿ってスプレー塗料を吹き付けて、雪に線を描いていきます。

 描いた線に沿って、不要な部分をチェーンソー(!)で削り落としたのが、この状態。



これから線に沿ってさらに削ったりシャーベをつけたりして、立体的になっていきます。

すでに立体になっている部分をお見せすると...


さあ、何に見えますか?

雪積み完了!【大通10丁目会場】

昨日で雪の搬入が終わり、今日はユンボで届かない12m以上の部分の雪積み作業をクレーン2台でやっています。
 





さすがにこの高さまで雪を積み上げてくると、ユンボでは無理なのでクレーンの力を借りています。
クレーンだと余裕ですね。
 
作業をスムーズに進めるために、クレーンの運転手、とび職の方、大雪像制作団が心をひとつにして、汗をかきながら頑張ってます。
午後1時の時点で、気温はマイナス5.4℃なのに・・・




ひたすら修行のようにしていた、大雪像制作隊の雪踏み任務も今日で終了!!
残念ながら(本当かなぁ・・・?)来年の制作まで雪踏み作業はありません。寂しいです。




でも、そんな感傷にひたっているヒマはありません!

明日からも大雪像制作は続くのです!


頑張れ!大雪像制作隊!!

負けるな!大雪像制作隊!!

きっと未来に、みんなの笑顔が待っている!!!


雪まつり開幕まであと19日!

素敵な贈りもの!!【さとらんど会場】

『第59回 さっぽろ雪まつり』が近づいてきていますが、さとらんど会場内には、雪の工作物だけではなく歓迎ムードも出てきました♪

雪の迷路の展望台へ続く階段に、素敵なパネルが付けられましたよ!!





札幌東区にある、東苗穂児童会館と伏古児童会館の子供たちが、一生懸命作っていただいたパネルです!!

雪まつり関係者だけではなく、さまざまな方々のおもてなしの気持ちが詰まった、さとらんど会場へ、ぜひ足を運んでくださいっ☆★

ベース雪輸送最終日!【大通10丁目会場】

今日の気温は-6度。
午前中はとても天気が良かったのですが、午後は雪が降ってきてしまいました(‘_’)

今日でベースとなる雪の輸送も終了となります。
さて、ここで問題(^_^)v
今日までに10トントラック何台分の雪が運ばれてきたのでしょうか。。。

20080116-12.JPG

答えは、320台!!
石狩太美、石狩湾新港、里塚、札幌芸術の森から運ばれてきた雪たちは、世界中の皆さまに感動を与える雪像に変わるんですね!
出来上がりが楽しみです(^・^)

さてさて、もう一つ問題です。
この写真は何をしているところかわかりますか?

20080116-13.JPG

この3m×3mの雪の塊で何をしようとしているかと言いますと、「オオイズミ」の頭の部分の削りを練習するんです。
20080116-14.JPG
模型を撮影した写真を見ながら、シミュレーションします。

20080116-15.JPG

削ります。ここで、試行錯誤を重ね、本番に臨むんです。

18日からは、測量、荒削りが始まります。
だんだん、雪像らしくなっていくので、お楽しみに!

雪まつり開幕まであと20日!

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