とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-
さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。
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雪って暖かいな♪【大通4丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年1月19日(土) 18:49
いや~、降りましたね!
今日は気温こそマイナス2度まで上がりましたが、夜間にかなり雪が降ったので、雪像は真っ白な雪に覆われ、削り出した馬のシャープな顔が、いのししに見えるほど。
足場にもたっぷり雪が積もってしまったので、午前の作業はまず除雪からスタート!
除雪が終ったところで、ようやく作業再開です。
今日はボランティアさんが制作に加わってから最初の土曜日。人数も平日より多く、頼もしい戦力です。
まずは壁面のネタ貼りといわれる作業の様子を見てみましょう。
これは、手で貼り付けた化粧雪(仕上げ用に、特に綺麗な雪に水を混ぜたもの)を、地面と垂直に埋めた2本のアルミ棒に沿って、平らにそぎ落としているところです。
この後アルミ棒を抜いて、またそこを平らに化粧雪で埋めます。
壁は、積み上げた雪山を削り下ろしたままだと表面がギザギザなうえ、雪の色もまだらなので、そこをきれいに化粧していくわけです。
大雪のおかげで、今日は化粧雪も豊富。作業がはかどります。
こちらは、雪像の裏側にあたる壁の化粧をしています。
そうです、前面だけでなく、裏側や側面もきれいに仕上げるのです!
4丁目東側の雪像は、駅前通(札幌一の目抜き通り)を背にして立っているので、後姿も非常に人目につきます。恥ずかしい姿はさらせません。
このように、表の顔以外にも気を配るのが日本人の心意気ともいえますが、今日この作業をしてくれたボランティアさんは、なんと5人中4人が外国人!
これまでにも、すでに何人も外国人の方が参加されていますが、こんなに一度に揃うのは初めてです。国籍もバラバラで、思わぬ国際交流となりました。
「一心不乱」という言葉が似合うほど、皆さん熱心に作業してくださり、予定より早く壁面が仕上がったので、この後外国人部隊は大雪像の上へ。
うわ~、すごい景色です!
もちろん眺望を楽しみに来たのではありません。ここで何をするかというと...
ブロック作りでした!
ガムテープを張った木枠に水を多めにしたシャーベを詰め、型を抜いていきます。これがどこに使われるかは、また別の日に!
ところで今日、午前に来てくださったシンガポールからのボランティアさんが、とても印象的なことをおっしゃっていました。
日本には1年の予定で来ていて、8月には帰国されるそうですが、それは、作業がとても楽しいとおっしゃった後の一言でした。
「帰ってからの私、何が一番大変かというと...雪が恋しいことだと思うんです」
汗と涙の雪踏みの結晶!!【大通10丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年1月19日(土) 13:52
昨日からの雪で、いつも大雪像制作隊を見守ってくれているお二人にもこんなに雪が(^_^;
なので、朝から体操がわりにみんなで雪かき。
昨日一日寝かせて、しっかり固めた大雪像。午前の作業で、コンパネ(雪積みの際に使用している板)を上から順番にはずします。
バケツリレーの要領で、コンパネを受け渡していきます。
ボランティアさん、大雪像制作隊一丸となって、実にスムーズに進んでいます。
そして、昨日まではコンパネ(板)で隠れていた大雪像制作隊、汗と涙の雪踏みの結晶!!大雪像が姿を現しました!!!画像では感じられないかもしれませんが、実際に見るとインパクトありますよ。
みなさん、想像してみて下さい。
正面向かって左側。ここに探検隊(リーダーモリサキ、シゲ、オトオ)の雪像が
右側には、原始人(オオイズミ、ヤスダ)とホッキョクグマの雪像が
そして、真ん中にはマンモス親子、氷山の雪像が出来上がっている様子を。
皆さんの想像以上に素晴らしい大雪像がきっと出来上がりますよ。
楽しみにしていて下さいね。
雪まつり開幕まであと17日!
差し入れがありました【大通4丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年1月18日(金) 17:39
本日の状況。
雪像の中央前方の騎馬の輪郭が形づくられました。
また、右側の「顔」も着実につくられています。
今日は午後に(株)グランビスタ ホテル&リゾートの方々が制作団の激励にいらっしゃいました。
そして、ハンバーガーとコーンスープを差し入れをとしていただきました。
差し入れ品をいただき、制作団の皆さんも疲れが癒されたようです。
また明日も頑張りましょう。
削り練習とシミュレーション!【大通10丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年1月18日(金) 16:44
今日は、晴れたり雪が降ったりとはっきりしない天気。気温は相変わらず1日を通してマイナスで推移しています。寒っ(・_・)
10丁目大雪像は、コンパネに囲まれています。
雪をしっかりと固めるために一日寝かせるんです。
さて、昨日まで続いていた雪踏みが終了し、今日からは削り練習、シミュレーションに入りました。
体力勝負の雪踏みから一転、、、
繊細な作業に突入していきます。
頭の切替えが重要ですね(^_^)v
以前のブログでご紹介した「オオイズミ」の削り練習ですが、、、
削り、検証を重ねた結果、
だんだん「オオイズミ」の髪の質感が出てきてました(^_^)v
そして、会場南側では、
北極クマの削り練習がスタート(^_^)
スコップで荒く、大胆に削り、、、
細かな部分は繊細に。。。
会場のいたるところで、削り、図面と確認、検証が繰り返されております。
弛まぬ努力が実を結ぶ第59回さっぽろ雪まつり開催まであと18日!
見えてきました【大通4丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年1月17日(木) 19:51
またまた厳寒の日。朝8時の温度計にはこんな数字が!
体がこわばっていると事故につながりやすいので、まずは準備体操。
さて、このくらい気温が下がると雪がサラサラになり、スキーには最高のコンディションですが、雪像作りにはあまり好ましくありません。
サラサラの雪は、とてもまとまりにくく
(タイ米でおにぎりが握れないのと似ているかも?)
シャーベを作るにも水加減が難しいのです。
水が少ないとくっつかないし、
かといって多すぎるとバケツの中で水分が下がってきて、作業中に凍りついてしまいます。
ここはベテランの腕の見せどころ...なのですが、その前に水を噴射するホースが凍っていました(-_-;)
やむを得ず、お湯で温めて溶かします。
やっと溶けたところで、シャーベ作り。
ところで、この雪の入った大きな容器は何だか判りますか?
もちろん「シャーベ容器」なんて売っていません。これは灯油のホームタンク(一軒家用)をばらしたものです。
温暖な土地にお住まいの方は判らないかもしれませんが、
北海道では屋外にタンクを備え、ホースから自動的に灯油がストーブに供給されるようになっています。
一軒家用のホームタンクだと、だいたい500~1000リットルくらいの容量があります。
金属製で、スコップなどで雪をかきまわしても平気な頑丈さが見込まれ、ホームタンク引退後、雪像制作現場に再就職(?)することに。
さて、今日の雪像(もはや雪山ではない)は...
何やら不思議な作業を行っています。
これは、細かい部分を掘り出すために、アウトラインを雪に描いているところです。
まず薄いプラスチックの板に線を描き、そこをくりぬいたものを雪の壁に貼り、くりぬいた線に沿ってスプレー塗料を吹き付けて、雪に線を描いていきます。
描いた線に沿って、不要な部分をチェーンソー(!)で削り落としたのが、この状態。
これから線に沿ってさらに削ったりシャーベをつけたりして、立体的になっていきます。
すでに立体になっている部分をお見せすると...
さあ、何に見えますか?