札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

『世界の百合広場』カテゴリーの投稿一覧

冬来る

こんにちは!

すっかり冬ですね
百合が原公園は、今ある雪が根雪になりそうな気配です

久しぶりで世界の百合広場を歩いてきました
池も半分凍っています


最後まで葉を残しているのは、ヤナギでした

半分凍った池に、カモが一羽泳いでいました


毎度わかりにくい写真ですが・・・
シラカバが水に映っている横のあたりです

園路も雪が溶けずに残っています



雪に落ちた実や葉も、ちょっと絵になってますよ
シナノキの実、ヤナギの葉、緑色の丸い葉は何でしょうか?

コルチカムです

こんにちは!

今急に雨が降ってきた百合が原公園です。
でも、青空が見えるので軽い通り雨のようです

8月に入ってからはめっきり花が少なくなった世界の百合広場ですが
今は、ちょっと目立つ花がさいてます



コルチカム Colchicum です



葉が出ずに、花だけが固まって咲いているので
目立つんですね



百合が原公園のコルチカムは、園芸品種なのですが
品種名が判らないので Colchicum cv. と表示しています


百合が原公園のものではないですが、
コルチカム・アウツムナレ Colchicum autumnale は、
和名が、イヌサフラン。
イヌというのは「犬」ではなくて「否」で、「サフランじゃないよ」という意味。
実際、アヤメ科のサフランとよく似た花ですが
コルチカムは、ユリ科です。
英語名は、autumn crocus 秋咲きクロッカスです。

コルチカムは、買ってきた球根をそのまま放っておいても
花が咲くんですよ!
ただ、そのままほったらかしだと、1回で終わるので
花が終わってからでも土に植えてくださいね
秋か春に葉が出て、夏に葉が枯れ、休眠します
それで、来年の今頃また花だけが咲く、というサイクルです

出始めの葉が、ギョウジャニンニクに似ているらしく、
誤って食べることがあるそうですが、
コルチカムは神経毒のコルヒチンを含んでいるので注意が必要です
毒性が強くて、死にいたることもあるとか。
最も、コルヒチンは薬に使われている成分なのですけどね

お役にたちます

こんにちは!
いきなり秋ですね
今日は本当に寒かったです
昨日まではあんなに暑かったのに・・・

体調管理に気をつけなければ・・・
みなさんも気をつけてくださいね


今日は、この花、マリーゴールドです。


背の高い種類ですが、花つきもまあまあで、
明るい黄色やオレンジ色がなごみますね
ユリがほとんど終わってしまった百合広場を
少しでも明るくしてくれます

でも、それだけじゃないんですよ
実は、この花はこの後、枯れる前に土に戻してしまいます。
「緑肥」と言います。

マリーゴールドの根から出る分泌液で
土中のセンチュウ類を遠ざけることができると言われています。
また、葉の独特の臭い(臭気)には防虫効果があると言われ、
緑肥として、土にすきこんでおくと害虫予防に効果があるらしいのです。
さらに、セイヨウヒルガオなどの雑草を殺す物質を分泌する種類もあるとか・・・

ということで、害虫予防効果を期待して植えているわけです。
こういうことは植物では、よく知られた効果で
「コンパニオンプランツ」と言われています。

相性の良い植物同士を一緒に植えると生育が良くなったり、
ある種の害虫が寄ってくるのを防いだりしてくれるそうですよ
反対に、相性が悪くてお互いに生育を阻害する組み合わせもあるとか

みなさんの庭でも、一度検討してみてはいかがでしょうか?

夏の実り

こんにちは!
いつまでも夏の日差しですねー
ですが、風は秋を感じます

ユリもあとわずかを残すだけとなり、
園内は少し淋しくなってきました

そんな中で、目立つようになってきたのが、木の実です
春に花が咲いた樹に、赤い実が色づいてきてます

今一番見頃なのが、カンボクです
漢字で書くと、「肝木」
木は、爪楊枝に使うそうです


写真だとイマイチですが・・・
明るい日差しをうけると、本当にキラキラ輝いています


アップだと少しは伝わるでしょうか

花は初夏に咲きます
この写真は6月11日のもの
こんな風に満開でした


アップだとこんな花です


実のアップと比べるとわかると思いますが、
周りの花びらのように見えるところは
実にならないんですね
お飾りなので、「装飾花」といいます

花は上向きに咲いていたけど、
実は重いので下に垂れています

他にも、いろんな実が見られるので
樹にも注目して散歩してみてくださいね


ユリとカモ

こんにちは!
毎日同じですが・・・
今日も暑いですねーー
でも今日は、風が少しあるので、昨日よりマシかな?

世間はお盆休み中ということで、通勤の電車もガラガラだけど
百合が原公園もスキスキです(笑)

それでも今朝の新聞にカサブランカが咲いてる記事が
載っていたので、そこだけは人がいます・・・


『世界の百合広場』でカサブランカ、満開です

天候しだいですが、今週末までは十分にお楽しみいただけると
予想してます

近くには、オウゴンオニユリとか


オニユリも咲いてます


他に、カノコユリなど、現在約10種類のユリが咲いてます。
あとわずかでユリの季節も終わりです

世界の百合広場は、なるべく自然風に管理しているので
野鳥もたくさん住んでいるんですよ
もちろん、野鳥なのでえさをあげたりは厳禁。
自力で生きる姿を見守るだけにしてくださいね

が、野鳥はすっかり人にも慣れていて
今日も親子で散歩してました
私の目の前を横切って、池へと向かう親子


しばらくするとまたまた遭遇。
池で泳いでいいのは、鳥さんだけです


さらに目の前を横切っていく親子
この時は、私との距離は30cmもなかったかも
写真を撮っても、気にもしない感じです


カルガモ親子の他、マガモ親子も住んでます

水の上の一家と陸の一家は別の家族のようです
奥に1羽いるのはカルガモ父さんか?

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