札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

2007年08月 の投稿一覧

大きな栗の木のしたで

こんにちは!
今日は、わりと涼しい一日でしたね
と言っても、25℃超えの夏日なんですけど
30℃が続いた後では、涼しいと感じることもできるのですねー

涼しいといえば、秋ですが
地面にころころ転がる マリモ?


いえいえ、クリです

未熟なままで落ちているので、食べられないですが

クリの樹は、かなり大きな樹です

歌の通りですね
♪大きなクリの木の下で♪
みんなで仲良く遊びましょう

葉も大きいです


クリの実は上の方に見えますが
この先、どうなるかなぁ
このまま落ちる可能性が大きいかもしれません

どちらにしても、落ちてくる実には気をつけてくださいね
イガイガもあるので、当たるとかなり痛いですよ

水に咲く

こんにちは!
段々秋が近づいている気配は感じるのですが
まだまだ暑いですね

今朝の新聞に、札幌は乾燥しているという記事があって
その説明に百合が原公園で芝生に散水している写真が載ってました
早く9月の気候になって欲しいですね

緑のセンター温室は、今は展示会もなく
ヒマワリや熱帯花木などをお楽しみいただいてますが
その一角には、水生植物のコーナーもあります
コーナーといっても数はすごく少ないのですが・・・

今朝見に行ったら、ハスが咲いていました
まさに仏様が座れそうなきれいな花だったのです
で、午後に写真を撮りに行ったときには・・・


こんなんでした~ 残念・・・
ちなみに、西光寺白蓮[さいこうじびゃくれん]という品種です

ハスは、ハチス=蜂巣から来ていて、
真ん中の実のついている部分が蜂の巣に似てることに由来するそうです


今は2鉢展示しています。
それぞれにひとつずつつぼみがあって、どちらも咲きそうです
いつ咲くかは、ハスのみぞ知る・・・


他にも、スイレンや


ホテイアオイがあります


葉の根元がふくれて、浮き袋のようになり
水の表面に浮いています
このふくれた部分が、布袋様のお腹に似てるから
「布袋葵」だそうですよ
ご利益あるかなぁ・・・



温室は、高校生以上130円の入館料がかかります
65歳以上の方は、年齢の判る身分証明書をお忘れなく!

うれしいお手紙

こんにちは!
今日からは涼しくなるという予報だったのに・・・
相変わらず紫外線ビシバシのキビシイ一日でしたね

今日は私も、現地測量やら調査やら・・・
来月からは、来年に向けての準備作業が目白押しになります
その準備なんですよ
今日の作業の結果は、来年の春に出てくるのです

百合が原公園にも、毎日たくさんの郵便物が届きます
たいていは、茶封筒とか緑色の封筒とかで
中身も事務関係のことだったり、イベントの告知依頼だったり
今の時期は、秋植えの植物の目録もたくさん届きます

そんななか、今日はとてもかわいいお手紙が1通届きました
お手紙

北白石小学校の生徒さんから、お手紙と写真が同封されていました



写真は、「さくら新聞」を写したものです
この新聞が、北海道新聞社の小学生新聞グランプリに
入選したそうで、その報告とお礼のお手紙でした。

この新聞は桜がテーマですが、
「桜の葉で桜もちを作ろう!!」という記事があり、
サクラの葉の塩漬けから作っています。
この葉っぱが百合が原公園の「ソメイヨシノ」の葉っぱなんです。
今年の春にサクラの葉っぱを分けて欲しいと電話があって、
特別に分けてあげたのでした。


本当は、桜餅の葉っぱは「オオシマザクラ」という品種を使います。
ところがこのオオシマザクラは、耐寒性があまりないため、
北海道ではほとんど植えられていません。

残念ながら、百合が原公園にもオオシマザクラはないのですが
ソメイヨシノがオオシマザクラから改良された品種だということもちゃんと知っていて、
普通の塩漬けとどのくらい違うかということも調べられるから、
ソメイヨシノでも良いので欲しいですとのことでした。

電話の話し方もとてもしっかりしていて、
サクラについてもよく調べているので、
私はずっと中学生だと思っていたんですよ
今日、手紙で小学校5年生と知って、びっくりでした。

このお手紙もきちんと挨拶から始まって、最後には
「これからもお仕事がんばってください」と結ばれていて
とても小学校5年生の手紙とは思えないほど。

新聞の内容も、函館の松前公園のサクラマスターや
日本気象協会、余市の観光農園など各分野の桜の専門家にインタビューをして
調べたことが中心。

桜の基礎知識、桜の開花予報の仕方、サクランボと桜の関係など
読み応えたっぷりの内容です。
文章もわかりやすくて、本当に良くできた新聞だと思いましたよ


素敵なお手紙に、気分もさわやか、スタッフ一同とてもうれしかったです
こちらこそ、ありがとうございました!

ヒマワリいろいろ

こんにちは!
今日も暑い一日でした
朝夕は涼しくなってきたけど、
昼間は、まだまだ夏!という感じですね

夏といえば、ヒマワリ!
今年も緑のセンター大温室で展示しています
去年開催した「ヒマワリ展」に比べるとほんのわずかですが・・・
それでもなかなかバラエティーに富んでますよ



サンスポット
これぞ、ヒマワリ!いいですねー


タイヨー
同じく、典型的なヒマワリ
この品種は1960年代に作り出された定番です


ハーディアニュアル
外側の花びらが、ストローのように筒状になってます


ルビーエクリプス
シックな2色使いが、おしゃれ


ココア
一瞬黒に見えるくらい濃い色の花


ジェイド
白いヒマワリもあります


ルシアンジャイアント
たくさんの花がいっせいに咲く、枝分かれの品種


テディベアー
中心部分がどんどん盛り上がってくる不思議な咲き方
横からみると、熊に見えなくもないかな?


等など・・・全部で30種ほどあります
ぜひ見に来てくださいね
9月の上旬頃まで展示予定です


温室は、高校生以上入場料130円が必要です
65歳以上の方は、年齢の判る身分証明書をお忘れなく!

花のダリア

こんにちは!
なんだかすっかり秋の気配ですねー
気温は相変わらず28℃くらいあって
日差しも強い(紫外線ビシバシ)なんだけど
風があると半そででは肌寒い感じになってきました

今年は残暑がきついと言われても
9月にはすっかり秋なんですよね

今、百合が原公園で一番のオススメはダリア
リリートレインの沿線に、ダリア園があります
今朝の生中継、見てくださいましたか?
ハマナシに囲まれて、ちょっと目立ちにくいんですが
約130種のダリアが集められています

その中から、植物の名前がついた品種をご紹介


音江桜<サクラ>


乙女椿<ツバキ>


桃ぼたん<モモ・ボタン>


紅梅園<ウメ>


ゼラニウム<ゼラニウム>


リラ通り<リラ=ライラック>

という具合です
それぞれになんとなく、それらしい感じですよね

でも、ダリアの品種に「ゼラニウム」は、
ちょっとややこしい…


ダリアは霜が降りるまで、ずっと咲き続けます
今日来ていたお客様も
「ダリアってあんまり好きじゃないけど
さすがにこれだけあると、綺麗だよねー」とお話されてました

大きさ・色・形が本当にバラエティに富んでいるので
一輪ずつじっくり楽しんでくださいね
あ、帽子はお忘れなく!

夏の実り

こんにちは!
いつまでも夏の日差しですねー
ですが、風は秋を感じます

ユリもあとわずかを残すだけとなり、
園内は少し淋しくなってきました

そんな中で、目立つようになってきたのが、木の実です
春に花が咲いた樹に、赤い実が色づいてきてます

今一番見頃なのが、カンボクです
漢字で書くと、「肝木」
木は、爪楊枝に使うそうです


写真だとイマイチですが・・・
明るい日差しをうけると、本当にキラキラ輝いています


アップだと少しは伝わるでしょうか

花は初夏に咲きます
この写真は6月11日のもの
こんな風に満開でした


アップだとこんな花です


実のアップと比べるとわかると思いますが、
周りの花びらのように見えるところは
実にならないんですね
お飾りなので、「装飾花」といいます

花は上向きに咲いていたけど、
実は重いので下に垂れています

他にも、いろんな実が見られるので
樹にも注目して散歩してみてくださいね


Vespa☆バスターズ

こんにちは!
今日は、午前中は曇ってましたが、
午後からは、快晴!!
芝生広場も緑が戻ってきて、すがすがしいです


こっち半分は、秋の空


反対側は、夏の空

今の季節を表しているようです

さて、今日は、公園の管理業務のひとつをご紹介しましょう
百合が原公園は、大きな木があって、花もたくさん咲いています
当然、昆虫たちにも住みやすい場所なのですねー
もちろん、こんな巣もあるわけで・・・


生垣の中にできたコガタスズメバチの巣
結構大きいです

ハチも生きているので、そっとしておいてあげたい気持ちも
あるんですが・・・
なんせ命の危険が伴うので、そうも言ってられません
小さなお子さんや体質的に合わない方も公園には
いらっしゃいますからね

そこに、べスパ・バスター登場!
Vespaは、ラテン語でスズメバチのことです
ベスパ・バスターズ
すっかりおなじみのヤマダ氏です
あるときは堆肥マスター、あるときはべスパ・バスター
一人何役もこなします

まず、ハチ退治スプレーを思い切り噴射


頃合を見て、巣に近づきます
ベスパバスターズ
飛んでくるハチを払う網と、枝切りはさみがバスター道具

狙いを定めて、巣がついている枝をバシッと


飛び出してくるハチは、サッとよける!

実はこの時、数匹のハチが周りをブンブン飛んでるんですよー
でもものともせずに巣から目を話さないバスター!

さらにスプレーしつつ、枝をバシッと切ること数回
ハチの隙をついて・・・


とったどーーーー!!

べスパ・バスターの任務完了!

今回の巣は、なかなかアートでした


この中にいわゆる「蜂の巣」があるんですが
周りに「囲い」を作るんですね
囲い用の巣材は、働きバチが集めてくるんですが、
ハチごとに、集めてくる場所の担当が決まっているそうです。
たくさんの働きバチが持ち帰った何種類もの材料を用いて、
順番に魚の鱗が成長するように塗ってゆくため、
こんな感じの鱗模様ができるそうです。
このきれいな緑色を集める担当のハチは、どこから取っていたんでしょうね~


公園の管理っていろんな仕事があるんですよー、というお話でした
ただこれは、慣れてるヤマダ氏だからできるんで、
一般の方は保健所に連絡して、専門の方にお願いしてくださいね

バンクシア

こんにちは!
今日も日差しが強くて参りました・・・
風があったのが救いです
風だけは、もう秋の気配を感じます

今日も昨日に続いて、温室の展示から紹介します

大温室の中央に、どどーーんといるのが、この木

バンクシア インテグリフォリア
Banksia integrifolia です


この種類はオーストラリアだけに自生しているんですよ
オーストラリアの東海岸の原産。
いわゆるゴールドコーストですねー。
現地ではコーストバンクシアと呼ぶようです

現地では、雑草のように生えているとか・・・
といっても、25mの大木になるそうですが

薄緑の花なので目立ちませんが、満開です(笑)

つぼみの固まり


少しずつ伸びて


これでつぼみです


一本が1輪。これから咲きます


咲き終わるとこんな感じになって


最後は芯だけになります


「ふりだしに戻る」って感じですね(笑)

実は、この後、さらに面白いことが起こるんです
この木でも少しだけなってるんですが・・・

それはぜひ、実物を見てください♪


温室は高校生以上130円です
65歳以上の方は、年齢が判る身分証明書をお持ちください

夏の庭

こんにちは!
今日は、少し過ごしやすいですね
百合が原公園では、さぁっと一雨あったので
よけいに涼しく感じます

緑のセンター温室は、今は特に展示会もなく
通常展示でお楽しみいただいてます


昨日、温室がお休みの間に展示を入れ替えました
オーストラリアや熱帯地方の花木を中心に飾ってます
先日紹介したハイビスカスも、まだまだ咲いてます

新しく展示に加わったのは、モミジアオイ


私の背よりうんと高いところで咲いてます
赤い花だけど、涼しげですよね
北アメリカ原産です


こちらも赤い花で、
手前がヒシバデイゴ、奥がアメリカデイゴです


ヒシバデイゴ Erythrina ×bidwillii の花


葉がヒシ形で「ヒシバデイゴ」ですね
サンゴシトウという別名もあります
またまた出ました、×印は交配種です
オーストラリアでイギリス人のビィドウィルさんが作ったそうです


アメリカデイゴ Erythrina crista-galli の花


同じデイゴの仲間でも、ずいぶん違う花ですよね
実は、上のヒシバデイゴの親になった種類です
これはブラジル原産です


今日からはヒマワリを展示していますよ
去年の「ヒマワリ展」ほどではないですが、
約30種のヒマワリを展示しています



近いうちに細かく紹介するつもりですが・・・



こんな小さいヒマワリもあるんですよ
品種名は‘小夏’です


巨大輪かと思いきや・・・

こんにちは!
今日はまた暑いですね~
風はあるのですが、日差しが強いです


今の百合が原公園で一番の見所といえば
「ダリア園」です
約130種類のダリアが咲きそろってきて
見ごたえたっぷりです

その中でも一番大きいかなと思うのが
これ‘海洋’です


横に添えたのは、おなじみの私の手ですが(笑)
おおきいでしょう?
私の手が大体18cmくらい
巨大輪だと思っていたのですが

なんとダリアの分類では
「中輪」か「中大輪」になります・・・
「中輪」が17cm以上、「中大輪」は21cm以上なのです

大きさの分類は7区分で、「中輪」は下から3番目。
その上に「中大輪」「大輪」「巨大輪」「超巨大輪」となります
「超巨大輪」は直径が平均30cm以上なんですよー
この花の更に倍近くあるってことですよね
びっくりですが、一度見てみたいです

百合が原公園のダリアは、秋までずっと咲き続けます
また、いろいろご紹介しますね

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