『建仁寺垣』タグの付いた投稿
ビフォーアフター
Posted by yuri87 on 2007年10月10日(水) 17:19
こんにちは!
10月10日は、晴れの特異日なんですよ
統計をとると晴れの確立が異常に高い日なんです
今日も午前中は、さすが!と思ういい天気でしたけど
午後からはかなり降りましたね
先日お知らせした、建仁寺垣の改修が無事に終わりました
7日の朝、来て見ると、垣根が外されて
待合腰掛が丸見え
世界の庭園を入ったところから、こんなに近いんだと
びっくりしました
近くに行くと、柱だけがポツンと・・・
8日の朝に行くと、いよいよ竹を並べる作業中です
1本ずつ並べながら柱に渡した横木に縄で固定していきます
平行して、上から押さえに使う竹の調整中
竹のそりや目を見ながら、割る角度を決めるようです
主柱と横木のつなぎ目は、ぴったりと合ってます
9日の朝に行ってみると、きれいに完成してました
ベージュ色の竹+黒いシュロ縄がとてもきれいです
焼いた柱のこげ茶もアクセントになってますね
前の記事でこの結び方は「銀閣寺垣のもの」と紹介しましたが
違うんだそうで、これは飾り結びとして、どこでも使う方法のようです。
少し垂らした縄が格好いいんですよ
世界の庭園の入口付近からは、建仁寺垣しか見えなくなりました
目隠しの垣根、という意味がわかります
後ろから見ても、きれいです
札幌造園技能士会のみなさん、ありがとうございました。
今度の日曜・祝日は
Posted by yuri87 on 2007年10月4日(木) 17:36
こんにちは!
昼間の雷雨はすごかったですね
先日新聞に落雷が増えていると載ってましたが
確かにカミナリがよく発生している気がします。
百合が原公園の世界の庭園には、4つの庭園がありますが
そのうちのひとつが日本庭園。
真ん中に池があります。
その池を眺める場所にある腰掛待合。
その後ろ側にある目隠し垣根が、「建仁寺垣」です
こんな風に、割竹をびっしりと並べて、更に横に渡した竹で留める
竹垣の代表格のひとつです。
京都の建仁寺は、あの風神雷神図屏風があるお寺。
そのお寺にあることから名前がついたそうです。
竹垣は年月とともに、いたんできます。
できるだけ釘などを使わずに作るので、縛ってある縄が切れると
押さえてある竹が外れてしまい・・・
そろそろ修繕が必要な状況でした。
7日(日)と8日(祝)に、札幌造園技能士会のみなさんが
ボランティアで改修してくださることになりまた。
庭造りのプロ中のプロのみなさんでも、
これだけの規模の建仁寺垣は手がけたことはほとんどないらしく
技能士のみなさんの技術研修として作ってくださるとのこと。
朝9時~16時頃(日没まで)の間、作業されています。
(作業の状況で、8日は早く終わることもあります)
もちろん、一般の方も見てもらって良いとのことなので
興味のある方は、ぜひどうぞ。
一般の方向けの講習会ではありませんので
詳しい説明などは特にありませんが、
竹垣づくりの技術を見られる良い機会だと思います。
有料エリアの世界の庭園の中なので、入場料の高校生以上130円は必要です。
65歳以上の方は年齢の判る身分証明書を提示で無料になりますので、
お忘れなくお持ちください。
日本庭園を入ってすぐの園路沿いの垣根は、銀閣寺垣です。
本家の銀閣寺と同じく、石垣+竹垣+生垣のとても美しい垣根です。
一番上の飾り結びが特徴です・・・が、この写真じゃ良く見えないですね・・・