札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

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ビフォーアフター

こんにちは!

10月10日は、晴れの特異日なんですよ
統計をとると晴れの確立が異常に高い日なんです
今日も午前中は、さすが!と思ういい天気でしたけど
午後からはかなり降りましたね

先日お知らせした、建仁寺垣の改修が無事に終わりました

7日の朝、来て見ると、垣根が外されて
待合腰掛が丸見え


世界の庭園を入ったところから、こんなに近いんだと
びっくりしました
近くに行くと、柱だけがポツンと・・・


8日の朝に行くと、いよいよ竹を並べる作業中です
1本ずつ並べながら柱に渡した横木に縄で固定していきます


平行して、上から押さえに使う竹の調整中
竹のそりや目を見ながら、割る角度を決めるようです


主柱と横木のつなぎ目は、ぴったりと合ってます


9日の朝に行ってみると、きれいに完成してました


ベージュ色の竹+黒いシュロ縄がとてもきれいです
焼いた柱のこげ茶もアクセントになってますね

前の記事でこの結び方は「銀閣寺垣のもの」と紹介しましたが
違うんだそうで、これは飾り結びとして、どこでも使う方法のようです。


少し垂らした縄が格好いいんですよ

世界の庭園の入口付近からは、建仁寺垣しか見えなくなりました


目隠しの垣根、という意味がわかります
後ろから見ても、きれいです

札幌造園技能士会のみなさん、ありがとうございました。

今度の日曜・祝日は

こんにちは!

昼間の雷雨はすごかったですね
先日新聞に落雷が増えていると載ってましたが
確かにカミナリがよく発生している気がします。

百合が原公園の世界の庭園には、4つの庭園がありますが
そのうちのひとつが日本庭園。

真ん中に池があります。
その池を眺める場所にある腰掛待合。


その後ろ側にある目隠し垣根が、「建仁寺垣」です


こんな風に、割竹をびっしりと並べて、更に横に渡した竹で留める
竹垣の代表格のひとつです。
京都の建仁寺は、あの風神雷神図屏風があるお寺。
そのお寺にあることから名前がついたそうです。

竹垣は年月とともに、いたんできます。
できるだけ釘などを使わずに作るので、縛ってある縄が切れると
押さえてある竹が外れてしまい・・・


そろそろ修繕が必要な状況でした。

7日(日)と8日(祝)に、札幌造園技能士会のみなさんが
ボランティアで改修してくださることになりまた。
庭造りのプロ中のプロのみなさんでも、
これだけの規模の建仁寺垣は手がけたことはほとんどないらしく
技能士のみなさんの技術研修として作ってくださるとのこと。

朝9時~16時頃(日没まで)の間、作業されています。
(作業の状況で、8日は早く終わることもあります)
もちろん、一般の方も見てもらって良いとのことなので
興味のある方は、ぜひどうぞ。
一般の方向けの講習会ではありませんので
詳しい説明などは特にありませんが、
竹垣づくりの技術を見られる良い機会だと思います。

有料エリアの世界の庭園の中なので、入場料の高校生以上130円は必要です。
65歳以上の方は年齢の判る身分証明書を提示で無料になりますので、
お忘れなくお持ちください。


日本庭園を入ってすぐの園路沿いの垣根は、銀閣寺垣です。



本家の銀閣寺と同じく、石垣+竹垣+生垣のとても美しい垣根です。
一番上の飾り結びが特徴です・・・が、この写真じゃ良く見えないですね・・・


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