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ダリアの王
Posted by yuri87 on 2008年1月8日(火) 16:46
こんにちは!
今朝は晴れていたのに、午後2時頃から急に大雪でした
一瞬で真っ白になった百合が原公園です。
さてさて、今日の花は・・・
これなんですけど、なんだか判りますか?
ちょっとコスモスのようですが、実はダリアです。
今頃ダリア?と思った方は、花好きな方でしょう
百合が原公園では、毎年ダリアコレクションも充実していて
毎年園内で100種以上の花を見ることができます
でも屋外で育てているダリアは霜が降りると一発でアウト。
大体は、10月いっぱいで花も終わりです。
では、このダリアは?というと・・・
11月下旬から12月頃に咲く、遅咲きのダリアなのです。
が、実はこんなに大きいのですよ。
一番上で咲いている花は、高さが4mくらいの所。
ダリア インペリアリス Dahlia imperialis
和名は、コダチダリアです
学名の「imperialis=皇帝の」から、皇帝ダリアの別名があります。
大きさが判りにくいと思いますが、人と比べるとこんな感じ
モデルは、取材にきた毎日新聞の記者さんです(笑)
コダチは、漢字で書くと「木立」で、茎が木質化して樹のようになることから
つけられたそうです。
去年の茎は、こんな太さ。
今年の茎も3~5cmはあります。
2003年4月に、京都府立植物園から挿し芽でもらったもので、
2003年~2005年は毎年咲いていたのですが、
去年は温度が足りなくて花が咲かなかったそうです。
今年はなんとか咲いてくれました。
メキシコ原産なので、元々寒さには弱いのですが
東北地方くらいなら外で越冬した記録があるそうです。
北海道では越冬は無理なので、屋内ということなるのですが、
なんせ高さが4~5mになるので、個人のお宅では中々難しい。
ということで、札幌では珍しい花なのです。
まだ、つぼみもたくさんあって、しばらくは咲いている予定です
ぜひ見に来てくださいね
緑のセンター温室は、高校生以上130円の入場料がかかります。
65歳以上の方は、年齢の判る身分証明書をお忘れなく!