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樹齢350年
Posted by yuri87 on 2007年10月15日(月) 16:38
こんにちは!
毎日寒くなりましたね
百合が原公園も、だいぶ紅葉が進んできています
もう少し冷え込みが続くと、ぐっと赤くなると思うんですが・・・
寒いのはつらいです
ローズウォークの入口に、でーーんと置かれている輪切りの樹
ご存知ですか?
大きさがわかりにくいですが
この木より背の高い人は、そうそういないと思います
断面に、由来がつけらてます
20年前の花博の展示品だったんですね
シトカ・スプールス Sitka spruce は英語名で
和名は シトカトウヒ
学名だと Picea sitchensis ピケア シトケンシス です
エゾマツに近い マツ科の木で、高さは80mくらいにもなるとか。
これは「樹齢 約350年」となってますが
生きてる時は、どのくらいの高さがあったんでしょうね
スプールスというのは、木材の名前として通用していて
エゾマツも木材になると「スプールス」として流通するんだそう。
中でも シトカ・スプールスは、木肌が白くて、くるいが少ないけども
耐朽性が少ないという特徴があり
家具や木工品に良く利用されているそうです
特に楽器、中でもアコースティックギターによく使われるみたいで
試しに「シトカ スプールス」で検索してみると、
ギターの話題がたくさん出てきます
きれいなギターが多いですよ
他に、高級将棋盤や高級まな板の材料でもあるようです。
どれも希少価値があるようなので、
百合が原公園の「輪切り」も実はお値打ち品だったのかも?
もっとも、20年のうちにかなり朽ちてきてるので
もう木材としての値打ちはなさそうですけどね
この写真だとわからないですが、
今日みたいな雨上がりの晴天の日には、
樹の表面からは、水蒸気がもうもうとでてます。
本当にね、「山火事の後、まだくすぶってる」と言うくらいに
もうもうと出てるんですよ
自然現象なので、いつも見られるわけじゃないですが、
見るとなんだか感動しますよ