メイの物語①
Posted by zookids on 2011年1月25日(火) 22:55
今日は自宅のパソから今晩は、ねぇさんです。
さて、先日大風呂敷を広げて予告していた、メイのお話をそろそろ始めようかと思います。
タイトルが上手く付けられなくて、単純に「メイの物語」としました(苦笑)
誰か良いタイトルぷりーず。
そんでは、始まり始まり〜。
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アタシがうまれてはじめてかんじたのは。
ママのやさしいてと、ふわふわなせなかのあたたかさ。
ふわふわなせなかにだきついていると、きこえてくるママのおと。
とくん とくん
とってもきもちのいいおと。
アタシはあんしんして、すやすやねむってた。
どのくらいねむってたのかな。
ふっとめがさめて、ママのせなかにすりすりしたら。
きのせいかな?
ママからきこえていたおとが、きこえなくなってた。
ママ、どうしたの?
ママもおねむなの?
どうして、ママってよんでもおへんじしてくれないの?
ずっとみみをすましていたけど。
やっぱりママからはなんのおともきこえなかった。
それでもアタシは、ママのせなかにぎゅ、ってしてた。
だって、ママといればだいじょうぶだっておもってたから。
なのに。
きゅうにおおきなおとがきこえてきて。
あれ?どうしたのかな、っておもってたら。
ママとちがってふわふわしてない、おおきくてするするしてるなにかが。
ママからアタシをはなしちゃった。
ママ、ママ。
どうしてママからはなれちゃったの?
こわいよ、こわいよ。
ママ、たすけて。
ずっとずっと、ママってよんだのに。
ママはなにもいってくれない。
さむいよ、こわいよ。
ふわふわしてなくて、きもちわるいよ。
アタシがずっとママをよんでいたら。
ママのかわりに、するするしたなにかが。
そのするするしたところに、アタシをぎゅ、ってして。
「ごめんね、ごめんね。大丈夫だよ、泣かないで」
ずっとないているアタシを、ずっとぎゅ、ってしてたママとはちがうかんしょく。
ママとはぜんぜんちがうのに。
とくん とくん
ママとおなじおとが、きこえる。
「泣かないで。ごめんね、大丈夫だよ・・・ごめんね」
どうしてかな?
そのおとをずっときいていたら。
ほんのちょっとだけ、あんしんできたけど。
もう。
ママにあえないかも、っておもった。
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※ 人間の肌をどう表現したらいいか悩んだ末、「するするした」と表現しました。(実際は「が
さがさ」か?(笑))
※ メイの言葉が全部ひらがななのは、わざとです(読みづらかったらすんまそん)
※ こんな調子でこの先も続きます。ツッコミどころ満載とは思いますが、そこは感性で読みま
しょう(ってか、そうして下さい頼みます!)
※ 敢えて解説つけて台無し。