札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

『エゾモモンガ』タグの付いた投稿

おしえてタロウちゃん

何かわかりますか?

答えは最後に@@

昨日とはうってかわって気持ちの良い天気でしたーこんにちはしみずです。

今日はエゾモモンガ「タロウ」の体重測定を公開

動物の体重を量る方法はいくつかあるのですが

抱っこして一緒に体重計に乗って自分の体重を引く

とか

ケージ等に入れて計る

とか

ある程度大きいkg単位の動物ならよいのですが、g単位のちっこい動物となると
どーしてもわずかな誤差が出ると思うんです。

円山動物園で飼育しているエゾモモンガもしかり

平均体重が100gということは、人間の体重と比べると1g辺りが

1g辺りが・・・

えーと・・・・・・・




まぁ



そんな感じなわけなんですよね



で、何かいい方法ないかなぁと考えていた時に、ふと思ったね
そのまま乗せればええんちゃう?って

ということで早速

エサでつってみよう作戦

計りの上にかぼちゃのタネをセッティングゥー


まさかうちのタロウちゃんに限ってそんな種につられてひょいひょい乗るほど単純なわけな・・・・










乗ったし

ひょいひょい乗ったよ普通に



結果は104gでした。

うーん



ちょっと太ったな@p@




最初の画像の答えは

アメリカビーバーの「クロ」でした。

わかったかな?_?

刈るよ!

刈ります!刈ります!

5月18日(日) 13時30分~14時(予定)
こども動物園内でとびます! いや、刈ります!}



あのモコモコ達がスッキリしていく様子を是非見に来てください~


それはそうと、

先日ネズミのバックヤードにこもって実験をしていました@@

実はオープン前ギリギリだった為に展示というか、ただ水槽にネズミを入れただけの
状態になっていました。。。

で、どうしようか考えていた時にとある雑誌で、上野動物園だったと思うのですが、そこの野ネズミの展示法を見ておもしろそー!

と思いさっそくパクっ いや真似をしてみようとあれやこれや準備してました。


黒土と腐葉土に石膏を少し混ぜると乾燥した時に少し固まっていい感じになると
あったのですが、石膏が無い!

というわけで、試しに赤土と腐葉土を混ぜてみました。

これで日曜日にうまくいっている様子だったら展示してみたいと思います。


それと今展示しているヤチネズミとヒメネズミの水槽の中もいじってみました。


草がボォーボォー

全くどこにいるかわかりません@p@


が!

あえてのボーボーです。

なぜかというと

ドサンコの森のコンセプトの一つとして、「身近な動物達」というのがあります。

エゾリスはよく見かけますが、野ネズミやモモンガ、野ウサギなんて普通に生活していたらまず見かけませんよね。

意識していないから見えないのです。
野生の動物達からすれば人間も天敵ですからとても巧妙にひっそりと隠れています。

普段はわからないけど、実はとても近くのこんな場所にも小さな動物達が
生きていると言う事を実感してくれたら作戦成功です。

じっくり観察していると必ず姿を見せてくれると思います!








そーいえば、ネズミを観察していたら後ろの方で、

ジージージージージージー

と、タロウが呼ぶので近寄ってみると僕の顔を見たとたん巣穴に入って寝てしまいました。


呼んだだけかよ・・・・。

人にもよくやられますが、まさかモモンガにまでとは

20080516-03.JPG

クヤシイデス!!

ニボシクウタロウ

動物を飼育していると

毎日壁にぶちあたるのですが

また頭を悩ませる出来事がありました。


煮干し。子供の頃よくおやつがわりに食べていたあの煮干し。

なんの疑問もなく煮干しだと思っていた煮干し。

で、これってなんていう種類の魚なんだろうと・・・

最近よく日本人の常識TVみたいなのやってるじゃないですか
これって知らないとやばいのかと思い、ついさっきネットで調べてみたところ

「ほえー」って感じでした。

とりあえずスッキリしたので、次

みなさん一般的に普通のウサギというとどんなウサギをイメージしますか?
普通、ペットショップで売っている飼いウサギを想像すると思うのですが

今日はペットじゃないウサギ、野生の野ウサギについてちょっと


これはエゾユキウサギ

この時期になると毛換りもだいぶ終わり茶色になりますが、
冬になるとまっしろけっけになります。
生息地は名前の通り、北海道に住んでいます。

今日注目してほしいのが

このでかい足!

動物の体って、パーツごとに見てもそれぞれ形が違いますが
全部ちゃんと理由があるんですよ

このエゾユキウサギの足がでかいのにも理由があるのですが

その前に

新雪の上を走ることをイメージしてみて下さい。


・・・・



しましたか?

雪にはまって身動きとれず倒れましたか?

そんな時には「かんじき」ですよ。
きっとウサギも考えたんでしょうね。「足でかくすりゃいーじゃん!」って

というわけで、このでっかい後ろ足のおかげで
雪面でも沈まずに俊敏に動く事ができるということでした@@

ちなみに、英名で「snowshoe-here(かんじきうさぎ)」とも言うんです。





煮干し食うタロウ

口から何かが出てる歌

明日からまた気温があがるようで
お花見する方もいるかと思いますが

酔っ払って怪我だけはしないように注意してくださいね。

昨日、イスに座っていたのに足を捻挫してしまいました。
油断は禁物!こんにちは、しみずです。

今日はですね

エゾリスの巣についてちょっと

野生のエゾリスって、樹洞や枝の上に巣材を集めて球状の巣を作るんですよ

ドサンコの森ができて巣箱をどーするんだと言われ
どーすっかなと考えたのですが、自分たちで作らないんだろうかと思い
そのまま放置していたのですが、結局倒して置いてあった木の穴の中に落ち着いた様子。

ただ、全くチラ見もできないという・・・

そこで

今まで円山動物園のエゾリスに使用していたのは、ちっこい緑の家?みたいな巣箱

これこれ↓


これを今のドサンコの森に設置すると、なんだか不自然だと思ったので
作ったんですよ。

球状にはなってませんがそれっぽいのを

横からだとわかりにくいのですが、お尻にやさしい設計になってます。

これを設置してから1週間

全く使用した形跡はないようです・・・orz

そうそう、放飼場にちょこんとある「ドサンコ池」(勝手に今命名)

ここにエゾアカガエルのタマゴがあったのですが、孵化したようです。
なんていうかひじきみたいのがピチピチ動いていましたよ。
葉の裏に隠れているらしいので、よーく観察してみてね@@



最後に、一曲歌います。


口から~口から~何かがでてーるぅ~

それを~ぼくは~みなかったことにした~





1マイルの散歩

大変大変

大変遅くなりましたが!
明けましておめでとうございまーーーす。

半端じゃない寒さですが、風邪ひかないように気つけてくださいね。
寝るときはちゃんと服を着て寝ましょう・・・。

今日はお昼過ぎからミニホースの散歩に行って参りました。

もちろんも一緒に!

馬の顔につけるひもの様なものを「もくし」というのですが、楓はちっこいために
まだサイズが合わず、今日は大型犬用の首輪をつけて行きました。
寒いので幸せの黄色いセーター(リサイクルショップで200円!)を着せいざ出発!

熱帯動物館の前を通り目指すは西門前

出だしは好調で、馬というよりちょっとした大型犬を散歩している気分です。
ですが、まだ人と一緒に歩く事になれていない為、ほとんど引きずられているか、抱っこしての移動です・・・30kg近くあるので手がもうアレですよ。

なんだかんだで西門到着!

妙な距離感ありますが、草を与えてブラッシングタイムです。
ちなみに楓が背負っているカバンの中には乾草がつまっているのですが
自分の食料は自分で持てということで背負わせてみました@@

15分ほどブラッシングした後、ちょっと遠回りして無事帰ってきました。
この散歩、不定期で行っているので確実に会えるかどうかはわかりませんが、
もし、出会ったらやさしく撫でてあげてくださいね。

続きましてエゾモモンガ「タロウ」の近況を少し
11月頃から様子が変わりやんちゃ状態が続いております。
12月にはまた滑空訓練再開できると思っていたのですが、

あまかった・・・

予想を裏切るはしゃぎっぷりです。
今はふれあい教室に移動後、環境になれさせる為、少しずつ外に出して遊ばしているのですが、落ち着くようすはみじんもありません@@;

毎日試行錯誤中でございますのでもうしらばらくお待ちください。


久々に手から滑空した瞬間

残像しか見えませんが。。。

金・土以外は3時頃からふれあい教室内で外に出していますので、ヤギ・メンヨウの室内観覧通路から窓越しではありますが、ご覧になれますので是非動くタロウも見に来て下さいね!

動画↓
エゾモモンガ「タロウ」の飛翔
エゾモモンガと清水飼育員

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