アラマホシキコトナリ
Posted by zoowood on 2008年12月10日(水) 22:46
お久しぶりです。
危なく植物とともに冬眠するところでした・・・。
少し前の話ですが、円山動物園生まれの「ツヨシ」が「オス」でなく「メス」だったと全国的なニュースになっていました。
「おいおい円山何しているんだ」と思われたことでしょう。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/polarbear_9.html
確かに判断ミスでしたが、これは、捉え方によっては起こりうるミスだったと、動物園暦の浅いボクは考えます。何せ前例が少ない上、もともとホッキョクグマは幼い頃は性別の判断が難しいのです。
動物の専門家である大学教授なども、その判断の難しさは、ある部分で認めています。
性別は分かりやすいものであるという先入観が、ボクにもありましたが、そうではないのですね。
今後はDNAデオキシリボ核酸による性別判断を取り入れることで、この過ちを活かして参ります。
魚魚魚ーのDHAドコサヘキサエン酸ではないわよ。
「少しの事にも先達は、あらまほしきことなり」という高校古文で習った徒然草の一文が頭の中を巡りました。
どんなことでも、指導者や案内人がいて欲しいものですね。
ナナカマドの実と雪。バラ科。
Sorbus commixta
七竈。七回竈に入れても燃えにくいというのが名前の由来であるという説も。
By the way,
円山動物園の森の造成工事が順調に進んでいます。
その中にチョロチョロした沢の流れをイメージした部分があるのですが、水が地面に漏れていかないように、江別産の粘土を使うことになりそうです。
江別産粘土?
調べてみたら、どうやら江別はレンガの歴史がありました。良い土が取れるので、レンガ造りが盛んであるようです。
そこで
休日に行ってみました江別市セラミックアートセンター。http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/ceramic/index.html
陶器やレンガについての展示施設。入館料300円。
道庁の赤レンガやサッポロファクトリーのレンガなど、北海道の歴史とレンガは深い関係にあります。
昔のレンガの作り方や作業場の展示が面白かった。
魅惑のレンガ色。
北海道には、厳しい冬がやってきます。今年は景気の悪化がアチコチで叫ばれています。
12/6の動物園の園路と雪。素敵な柄でした。
これはレンガではなくインターロッキングブロック。コンクリート製ブロックよ。
ガソリンの値段は下がりましたが、海外旅行に出掛ける人もかなり減るようです。
遠出しなくても結構楽しめる施設がまだまだありそうなので、今後もお出掛けしてみます。
みなさんには、
円山動物園もそのひとつに入れていただけると、これ幸い。
北海道をもっと知ってみたいと思った休日でした。